白鷺神社(しらさぎじんじゃ)は、栃木県河内郡上三川町しらさぎ一丁目にある神社[1][2]。上三川町を代表する神社であり[8]、近代社格制度に基づく旧社格は郷社であった[4][5]。祭神の日本武尊にゆかりの深い白鷺にちなんだ像や彫刻を境内に配置し[3]、日本一と称する平和の剣や干支絵馬が奉納されている[3][9]。また、イヌやネコの健康を願う御朱印の頒布を行っている[10][11]。 歴史[編集] 延暦2年(783年)に、下野国司の平松下野守(文室高島)が建てた祠を起源とする[1][4]。当時、下野国では疫病が流行しており、平松下野守は神託を受けて日本武尊を祀ったという[1][3][4]。別の説では、平松下野守の夢に日本武尊が現れたため、尊が一時滞在した地に祠を建てて祀ったとする[4]。更に、嘉祥2年(849年)夏に大旱魃が発生し、神のお告げを受け苦心して大石を取り除くと、水が湧き出し、その