同拘置所は1997年から開始された改修工事が今年3月に完了。大幅な改修工事を経て、現在は地上12階、地下2階の国内最大の収容数となる拘置所に。また、今回の改修工事で最大約6メートルあった塀が取り払われ、いわゆる「娑婆との境目」がなくなった形となる。 同イベントは、地域にも親しみやすい拘置所として開放されたもの。同所では初となるイベントは、地域自治会の模擬店やブラスバンドコンサート、各刑務所で作業された作品などが即売展示された。 9時30分になると、周辺の葛飾・足立両区長、自治会会長や、同所所長のほか、シンガーソングライターの松山千春さんがテープカットのセレモニーを行った。 松山さんはテープカットセレモニーの挨拶で自身の代表曲である「空と大地の中で」を披露。来場者からは大きな歓声が湧き上がった。神奈川県から来た松山さんファンの男性は「朝5時から松山さん目当てで来たが、施設を見てびっくりした。