5月15日、旧日本軍の従軍慰安婦だった韓国人女性ら60人以上が、ソウル市内の日本大使館前で橋下徹大阪市長の発言に抗議するデモを行った。写真はロイターテレビの映像から(2013年 ロイター) [ソウル 15日 ロイター] 旧日本軍の従軍慰安婦だった韓国人女性ら60人以上が15日、ソウル市内の日本大使館前で橋下徹大阪市長の発言に抗議するデモを行った。
![韓国の元従軍慰安婦、橋下大阪市長の発言めぐり抗議デモ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a6c25c5347c56e0e3be9fede408320e68caf550/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D172)
大阪市の橋下徹市長が歴史的経緯をきちんと踏まえた、とてもいい発言をした。慰安婦問題について自身の考えを語ったのである。(松本浩史)「証拠あるなら出せ」 「慰安婦が軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられた証拠はない。あるなら韓国にも出してもらいたい」 21日に市役所で記者団の質問に応じた。韓国の李明博大統領が日本固有の領土である島根県・竹島に上陸したことなどに絡むやり取りの中で発せられたもので、竹島問題の背景に慰安婦問題があると指摘し、「証拠はない」発言となった。 案の定、韓国メディアは過敏に反応した。中央日報(日本語版)では、「妄言」との見出しを付けて、橋下氏の発言の事実を報じたうえで、平成5年当時の官房長官、河野洋平氏が慰安婦問題に関して「旧日本軍の直接、間接の関与」との文言で、慰安婦への強制性を認めた談話を引き合いに出し、「正面から否定する日本右翼の主張を繰り返したものだ」と指摘した。 橋
東京都の石原慎太郎知事は24日の記者会見で、日本の官憲による慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官(当時)による「河野談話」に関し、「訳が分からず認めた河野洋平っていうバカが、日韓関係をダメにした」と批判。また、「ああいう貧しい時代には売春は非常に利益のある商売だった。貧しい人たちは仕方なしに、しかし決して嫌々でなしにあの商売を選んだ」と述べ、強制性を否定した。 一方、「大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪市長も同日、河野談話を「証拠に基づかない内容で最悪だ。日韓関係をこじらせる最大の元凶だ」と批判。19年の安倍晋三内閣による「強制連行を示す資料はない」との閣議決定が法的に優先されると指摘し、「閣議決定と談話では天と地の差がある。韓国側が談話を根拠として主張するのは間違っている」と述べた。市役所内で記者団の質問に答えた。関連記事“石原新党”って出来るの?動き停滞に…親書返送「韓国
大阪市の橋下徹市長は24日、いわゆる従軍慰安婦問題に関する1993年の河野洋平官房長官談話について、「無理やり強制連行されたと韓国側が受け取るあいまいな表現になっているのが一番の問題で、日本政府の大失態だ」と批判。 「日韓の紛争の一番の元凶となっており、政府は直ちに是正すべきだ」と訴えた。市役所で報道陣の取材に答えた。 河野談話では、慰安婦の募集について「本人たちの意思に反して集められた事例が数多くある」としているが、橋下市長は「慰安婦として働くのは本人には不本意だったかもしれないが、強制されていたかどうかは別問題。(強制連行の)証拠もないのに、日本政府が悪い印象を与える必要はない」と述べた。
地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は24日、緊張する日韓関係について言及。韓国の李明博大統領が島根県・竹島へ上陸した問題を「不法上陸だ」と批判するとともに、いわゆる慰安婦について「強制連行を示す資料はない」とした平成19年の安倍晋三内閣当時の閣議決定を維新として重視する姿勢を明らかにした。その上で橋下氏は、慰安婦問題が日韓摩擦の根底にあるとして「日韓両政府が公開の場で証拠に基づいて議論し、解決すべきだ」と述べた。 橋下氏は、李大統領の竹島上陸について「領土に関する現状維持の原則を韓国サイドから崩している。日本の立場からすれば大統領の不法上陸で、一政治家としてしっかり発言しなければいけない」と述べた。 また、慰安婦問題に関し、日本の官憲による慰安婦募集の強制性を認めた平成5年当時の河野洋平官房長官による「河野談話」について、「証拠に基づかない内容で最悪。談話はあくまで談話にすぎない
2012年08月22日07:16 日本 大阪市長 "慰安婦強制連行の証拠はない" カテゴリ国際 原文入力:2012/08/21 20:44(1114字) ←橋下大阪市長 ‘強制性認定’政府の立場 否定 外交部 "被害者の苦痛 省察を" 日本、国際裁判所に独島(ドクト)提訴 日本の次期有力走者の一人に選ばれる橋下徹大阪市長が 「(旧日本軍)慰安婦が(日本)軍に暴行・脅迫を受けて連れてこられたという証拠はない」と日本政府の公式立場を否定する発言をした。 李明博大統領の独島訪問を契機に韓・日両国が独島問題を巡り葛藤を生じさせているなかで、日本右派が旧日本軍慰安婦問題に問題を拡げようとしている。 橋下市長は21日記者会見で李明博大統領の独島訪問に対する質問に‘相手の主張を確実に知ってこそ解決方法を探すことができる’と強調しながら、「慰安婦が(日本)軍に暴行・脅迫を受けて連れてこられたという証拠はな
関連トピックス橋下徹 橋下徹大阪市長は21日、従軍慰安婦問題での旧日本軍の関与をめぐり、「強制連行があったかどうかの確たる証拠はなかったというのが日本の考え方」と述べた。韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島(韓国名・独島〈トクト〉)訪問などを受け、記者団に語った。 橋下氏は、竹島問題の背景に「従軍慰安婦という大きな課題が根っこにある」と指摘。「(強制を示す証拠があるなら)韓国の皆さんに出してもらいたいと思っている」と語った。 一方、日本政府は1993年、軍の関与を認めたうえで、朝鮮半島出身を含む慰安婦の募集や移送などに関し「甘言や強圧など総じて本人の意思に反して行われた」と強制性を認める官房長官談話(河野談話)を出している。 河野談話に触れて橋下氏は、日本政府が改めて国民に説明する必要があると訴え、「河野談話はそのまま本当に踏襲するのか、やっぱり問題があったんだったらあったと
橋下市長が指摘「偏狭なナショナリズムが高まっている」 大阪府市統合本部会議で、子どもに近現代史を学ばせる施設の構想について語る大阪市の橋下徹市長。左は大阪府の松井一郎知事 Photo By 共同 橋下徹大阪市長は29日、大阪府市統合本部会議で、子どもに近現代史を学ばせる施設を造る構想に関連し「僕と同世代、下の世代で偏狭なナショナリズムが高まっていて非常に危険だ。特に隣国との歴史を多面的に捉えなければならない」と指摘した。 市長は、中国が領有権を主張する尖閣諸島の問題などを念頭に「表層的な部分だけを捉えて、騒ぎだすようなところも出始めている」と国内の現状を分析。施設での展示内容は太平洋戦争や極東国際軍事裁判(東京裁判)を軸に、中国や韓国、北朝鮮など東アジア諸国と日本の間の歴史的経緯を重視する方針を明らかにした。 市長のブレーンで府市特別顧問の上山信一慶応大教授は教育委員会が所管する教
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