カイセリ(Kayseri)はトルコ中央部の都市。カイセリ県の県都。人口は約1.421,455人[1]。2012年の行政区画改編により、カイセリ県とカイセリ大都市自治体は同一の範囲となっている[2]。 歴史[編集] 古くは、カッパドキア王国の首都としてマザカ(Mazaka)と呼ばれた。カイセリの名は、ローマ帝国時代に皇帝ティベリウス(在位14年-37年)が「カエサルの都市」を意味するカエサレア(Caesarea)と名づけたことに由来する。6世紀にユスティニアヌス1世が築かせ、幾度かの改修を経た城砦が市内に残る。中部アナトリアの商業の中心都市として栄えた。 1988年にカイセリ市は大都市自治体に指定されており[3]、2004年に指定範囲は知事室周囲半径20kmまでに拡大し[4]、2012年に指定範囲はカイセリ県全域に拡大している[5]。 地理[編集] トルコで4番目に高い山であるエルジェス山(
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