アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(英語: Anna Mary Robertson Moses、1860年9月7日 - 1961年12月13日)は、アメリカの画家。通称 グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)。高齢で本格的な絵画制作を始め、成功した人物として知られる。 ニューヨーク州ワシントン郡・グリニッチの農家、マーガレット・シャナハン・ロバートソンとラッセルキング・ロバートソンのもとに「アンナ・メアリー・ロバートソン」として誕生。10人兄弟の3番目であった。 12歳から近所の裕福な家庭でお手伝いとして奉公し、1886年、イーグル・ブリッジの家で働いているとき、同じく雇われていたトーマス・サーモン・モーゼスと出会い、27歳で結婚した。その後バージニア州・スタントンに移住し、小さな農場の経営を始める。 28歳のときに第一子が誕生。10人の子どもを授かったが、5人は幼児期に夭逝した