【読売新聞】 ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は27日の式典で、ロシアがベラルーシへの配備開始を表明した戦術核兵器を巡り、「我々の兵器だ。我々が使う」と述べた。自国が必要だと判断すれば使用を辞さない姿勢を強調し、独自使
【読売新聞】 ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は27日の式典で、ロシアがベラルーシへの配備開始を表明した戦術核兵器を巡り、「我々の兵器だ。我々が使う」と述べた。自国が必要だと判断すれば使用を辞さない姿勢を強調し、独自使
ロシアの首都モスクワにある土産店で売られる、ワグネルのロゴをあしらったTシャツ(2023年5月12日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【6月28日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は27日、先週末に反乱を起こした民間軍事会社ワグネル(Wagner)に対し、同国政府が過去1年間で862億6200万ルーブル(約1450億円)を支払っていたことを明らかにした。 プーチン氏は、テレビ放送された国防当局者との会合で、「国はワグネルに対し、戦闘員の給料とボーナスとして、2022年5月から2023年5月の間だけでも862億6200万ルーブルを支払った」と説明。「ワグネルの運営資金は国防省、つまり国家予算からすべて提供されていた」と述べ、同社が事実上、国の傘下に置かれていたことを認めた。(c)AFP
ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏=24日、ロシア・ロストフ州ロストフナドヌー/Alexander Ermochenko/Reuters (CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルの武装蜂起を受け、ロシア下院は同社に対する規制法案を検討していることが分かった。ワグネル自体に加え、反乱を率いた創設者エフゲニー・プリゴジン氏の行方についても臆測が飛び交っている。 ロシア下院のカルタポロフ国防委員長は25日、国内経済紙ベドモスチとのインタビューでワグネル規制法案に言及。同社の今後の扱いはまだ決まっていないが、禁止する必要はないとの見方を示し、問題があるのは戦闘員でなく指導者だと述べた。 プリゴジン氏はルカシェンコ・ベラルーシ大統領の仲介でモスクワへの進軍中止に同意したと伝えられた後、24日夜にロシア南部の軍本部から出たのを最後に、姿を見せていない。交渉の内容について、本人
インタビューに答える小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター専任講師=東京都目黒区で2022年10月16日、幾島健太郎撮影 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏がプーチン政権に反旗を翻した。この一連の事態を、識者たちはどう見るのか。 揺らいだプーチン大統領の権力基盤 小泉悠・東大先端科学技術研究センター専任講師の話 ワグネルの反乱が長引いてロシア軍との内戦状態になれば、ウクライナ戦況に与える影響は甚大だった。だが、ごく短期間で収束したので、戦況への影響は短期的にはあまりないだろう。 ロシア軍が反乱への対応のために動員したのは国内を担当する旧内務省系の部隊で、ウクライナ侵攻で主力となる部隊は用いなかった。ワグネル側も総兵力だという「2万5000人」の一部を割いたにすぎず、前線の兵力配置にほとんど変化はなかったとみられる。
6月24日に反乱を起こしたロシアの民間軍事会社「ワグネル」は首都モスクワまで200kmまで迫った時点で進撃を停止し、撤退して行きました。ワグネルが制圧したロストフ州の南部軍管区司令部など各施設からも撤退が開始されています。 こうしてワグネルとロシア政府は交渉の末に全面衝突を避けましたが、その交渉結果はワグネル側の降伏に近いものでした。責任者のプリゴジン氏はベラルーシに亡命させられ国外追放となります。 責任者プリゴジンの罪は問わないが、ベラルーシに亡命させるワグネル兵士の罪は問わない(衝突で正規軍に死者が出ている)反乱不参加のワグネル兵士で希望者は国防省との契約ができるショイグ国防相などの人事について交渉の題材に上らなかった ※TASS プーチン大統領が6月24日に行った緊急演説での「国家反逆罪として全員処罰する」という方針は全面撤回という形で譲歩したことになりますが、プリゴジン氏は失脚して
ロシア時間の2023年6月23日にワグネル・グループの創始者であるエフゲニー・プリゴジンがロシアによるウクライナ侵攻について、ロシア国防省の上層部が「でっち上げたうそ」だと主張した上で、この度の「特別軍事作戦」はウクライナでの「非武装化、非ナチ化」が目標だというプーチン政権の説明について否定した[14]。 また、エフゲニー・プリゴジンは「露軍上層部がもたらす悪を止め、正義を回復すると決めた。戦闘員や何万もの露軍兵の命を奪った者は罰せられる。抵抗する者は破壊する。これは軍事クーデターではなく、正義の行進」とも述べていて、ロシア時間の2023年6月24日の未明にウクライナの国境近くのロシア南部のロストフ州に対して、「ワグネル部隊が入った。われわれを止めようとする者は破壊する」とも述べている[15]。 これに対し、ロシアの最高検察庁は、治安機関である連邦保安庁が武装蜂起を呼びかけた容疑で捜査を始
(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシア軍指導部がワグネルの軍事キャンプを攻撃し、「膨大な数」の戦闘員を殺害したと非難した。 プリゴジン氏は、ロシア国防省がワグネルをだましたと主張。「こうした残虐行為に対抗する措置を取る」と言明した。 プリゴジン氏はSNSテレグラムに投稿した音声メモで、「我々は国防省と妥協して武器を提出し、引き続き国を守る方法について解決策を模索する用意があった。だが、こうした卑劣な連中はそれで収まらなかった」などと説明した。 「我々が屈しなかったのを見て、彼らは我々のキャンプに攻撃を加えた。膨大な数の戦闘員、戦友が死亡した。我々は今後、こうした残虐行為への対抗方法について決定する。次は我々の番だ」とも述べ、「彼らは数十人を消し去った」と主張した。 一方、ロシア国防省は23日のテレグラムへの投稿でこの主張を否定し、今回の件
ウクライナへの軍事侵攻をめぐり、ロシア国防省と、ロシア軍に協力していた雇い兵組織ワグネルとの確執が高まる中、ロシア当局は23日夜、ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏を武装蜂起呼びかけの疑いで捜査していると明らかにした。これに先駆けプリゴジン氏は、ロシア軍がワグネル部隊をミサイル攻撃したと非難。指導部にいる「悪」を阻止しなくてはならないとして、「正義のために行進する」と表明していた。プリゴジン氏がロシア南西部ロストフ・ナ・ドヌで、ロシア軍の南部軍管区司令部に入った様子とされる動画が拡散している。 民間軍事組織ワグネルは、正規のロシア軍と共にウクライナとで戦ってきたが、創設者プリゴジン氏は数カ月前からロシア軍幹部への名指しの非難を激化させていた。
ロシア国旗を手にする民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏(中央)。ウクライナ・バフムートで。ワグネルの関連会社コンコルドがテレグラムに投稿した動画より(2023年5月20日公開)。(c)AFP PHOTO / Telegram channel of Concord group 【6月24日 AFP】(更新)ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は23日、ロシア軍が同社部隊の拠点を攻撃し、「膨大な数」の隊員が死亡したと主張し、報復を宣言した。 プリゴジン氏は、広報担当者が公開した音声メッセージで、怒りをあらわにしながら、同社の司令官らが「この国の軍上層部がもたらす害悪は制止されなければいけない」との決定を下したと説明。 「われわれは、国防省に対して譲歩し、投降する用意があった」ものの、「きょう、われ
ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切った根拠について、軍上層部が「でっち上げたうそ」によるものと主張した。4月8日撮影(2023年 ロイター/Yulia Morozova/File Photo) [ロンドン 23日 ロイター] - ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切った根拠について、軍上層部が「でっち上げたうそ」によるものと主張した。 ウクライナでの戦争を巡り、プリゴジン氏は軍や国防省を繰り返し批判してきているが、ロシアの「特別軍事作戦」をウクライナの「非武装化、非ナチ化」が目標という政権の説明を今回初めて否定。テレグラムに投稿した動画で、ロシアがウクライナ侵攻を始めた「2月24日に起きたことは日常茶飯事にすぎない。国防省は国民と大統領を欺こうとし、ウクライナか
ワグネルのトップ、プリゴジン氏がロシアの親衛隊や憲兵のワグネルへの合流を主張/Concord/Reuters/FILE (CNN) ロシア民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は24日、ロシアの親衛隊や憲兵がワグネルに合流していると主張した。 プリゴジン氏はCNNが翻訳した24日の音声記録の中で、「兵士たちが我々と遭遇する場所では、ロシアの親衛隊や憲兵が陽気に手を振っている」と主張している。 プリゴジン氏は音声の中で、60~70人のロシア軍兵士がワグネルに合流したとも主張した。 「彼らの多くから『ワグネルに加わりたい』という声が出ている。まだ少し進んだだけだが、既に60~70人が合流した。軍の半分は我々に合流すると思う」としている。 CNNはこれらの主張を独自に確認できていない。
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(CNN) ロシア民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏はSNSテレグラムへの投稿で、配下の部隊がロシア南部ロストフナドヌーの軍事施設と飛行場を掌握したと述べた。 プリゴジン氏はテレグラムの公式チャンネルに投稿した動画で、「我々は午前7時半の時点で本部にいる。ロストフの軍事施設は飛行場も含め我々の支配下にある」と述べた。 「航空機は通常通り、何の問題もなく戦闘任務に出撃している。医療便の出発も通常通りだ。我々はただ、攻撃機が我々ではなくウクライナの方向を攻撃するように制御下に置いただけだ」としている。 プリゴジン氏は現在、ロストフナドヌー市内にいる。ワグネルの要員が警官の職務遂行を妨げる場面はないという。 CNNはプリゴジン氏の主張を独自に検証できていない。
(CNN) ウクライナ軍の報道官は6日までに、ロシアの民間軍事会社ワグネルが10日にウクライナ東部バフムートから撤退する方針を決めたことに言及し、同市を巡る戦闘の「転換点」になりうるとの認識を示した。 ウクライナ軍東部方面部隊のチェレバティ報道官はCNNに対し、「彼らが論理を変えず、補給に成功しなかった場合、バフムートを巡る戦闘の転換点と考えることができるかもしれない」と説明。ワグネルはバフムート攻防の主要部隊であり、ここ9カ月、ほとんどの期間で戦闘を一手に引き受けていたと指摘した。 ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は5日、SNSテレグラムへの投稿で戦闘員に多くの死傷者が出ていることに触れ、あと5日でバフムートから撤退すると表明した。十分な弾薬を供給しなかったロシア国防当局の既得権益層に責任があると主張し、正規軍の参戦を求めている。 ただ、チェレバティ氏はワグネルが「信じがたい損
国軍と準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」の戦闘が続くスーダンをめぐり、ロシアの雇い兵組織「ワグネル」が批判されている。商業や軍事の面でスーダンに関係しているとされるからだ。だがワグネルは、現在の紛争には関与していないとしている。 ワグネル創設者でウラジーミル・プーチン大統領と近いエフゲニー・プリゴジン氏は、ここ2年以上「ワグネルPMC(民間軍事会社)の戦闘員は1人もスーダンにいない」と説明している。 BBCは、現時点でスーダンにロシアの雇い兵がいるとは確認できていない。ただ、過去にスーダンでワグネルが活動していた証拠はある。また、プリゴジン氏のスーダンでの活動は、アメリカと欧州連合(EU)の両方から制裁の対象にされている。
ロシアによるウクライナ侵略で、露軍側で参戦している露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は14日、「プーチン政権は軍事作戦の終了を宣言すべき時だ」とする声明を交流サイト(SNS)上で発表した。同氏はまた、露軍は「東部ドネツク州全域の制圧」とする主目標を達成できそうもない上、ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性があるとも警告した。 ワグネルの部隊は最激戦地の東部ドネツク州バフムトを巡る攻防で露軍側の主力を担当。プリゴジン氏は、露軍側の戦力低下を認識し、作戦の終結を求めた可能性がある。ただ、プーチン政権は「軍事作戦は目標達成まで続ける」としており、現時点で停戦に動く可能性は低いとみられる。 プリゴジン氏は声明で、ロシアはウクライナ領の重要地域を占領し、露本土と実効支配するクリミア半島を結ぶ陸路も確保するなど十分な「戦果」を達成したと指摘。侵攻開始から1年に当たる今年2月24日時点の前線を
インターネット・リサーチ・エージェンシーコンコルド・マネジメント・アンド・コンサルティング「コンコルド・グループ」子会社Concord Catering(コンコルド・ケータリング)LLC Agat(合同会社アガット)LLC Megaline(合同会社メガライン)民間軍事会社ワグネル・グループアメリカ政府の暫定的推定によるプリゴジンの総資産額は約9000億ルーブル、日本円で約1兆円とされる エフゲニー・ヴィクトロヴィチ・プリゴジン(露: Евге́ний Ви́кторович Приго́жин, ラテン文字表記:Yevgeny Viktorovich Prigozhin, Yevgeniy Vicktorovich Prigozhin, 1961年6月1日 - 2023年8月23日)は、ロシアのオリガルヒの一人であり[5]、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンに重用されていた人物[6]
バフムートの戦い(バフムートのたたかい)は、2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻のうち、ドネツィク州バフムート(バフムト、ロシア名・アルチェモフスク)の支配権をめぐるロシア連邦軍及びワグネル・グループとウクライナ軍による一連の軍事衝突である。ウクライナ東部攻勢におけるドンバスの戦いの一環。 双方が大量の人的及び物的資源を投入したことに加え、膠着状態に陥り大量のの死傷者を出したことから、「ウクライナ戦争で最も血まみれで残酷で残忍なセクター」とも言われた[48]。 背景[編集] ウクライナ東部のドンバス地方では2014年以来、ウクライナと、ロシア連邦および親ロシア派の対立・衝突が続いていた(ドンバス戦争)。 かつては人口7万人の都市で東部ドンバスの交通網の中枢でもあったバフムートは、マイダン革命が行われた2014年以降、NATO(北大西洋条約機構)の支援も受けながら、全都市の要塞化を
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