世界憲法予備草案(せかいけんぽうよびそうあん・en:Preliminary Draft of a World Constitution)とは、世界連邦樹立を訴える学者達で構成された世界憲法審議委員会(Committee to Frame a World Constitution)によって1948年3月に発表された世界連邦の憲法草案。委員長であったロバート・ハッチンス(Robert Hutchins) シカゴ大学総長にちなんでシカゴ草案(しかごそうあん)とも呼ばれている。 1945年8月6日の広島市への原子爆弾投下に衝撃を受けたハッチンスは、次の世界大戦が人類滅亡につながる事を憂慮して戦争根絶の必要性を唱え、そのために世界連邦(あるいは世界政府)の結成の必要性を唱えた。同年11月にハッチンスの呼びかけに応じた10名の学者とともに世界憲法審議委員会を結成したハッチンスは、世界連邦結成のための草