自民党の「婚活・街コン推進議員連盟」(会長=小池百合子自民党広報本部長)が14日、国会内で「婚活・街コン推進サミット」を開き、2010年に男性20・1%、女性10・6%だった生涯未婚率を30年までに半減させるため、政府に出会いの少ない男女への支援策を求める宣言を採択した。 100社以上の婚活・結婚関連業者のほか、ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんも出席。桂さんは「良い出会いがないから結婚しないという人が圧倒的に多い。少子化を防ぎ、人口を増やしていきたい」と訴えた。宣言には、1人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率を、12年の1・41から2・0に引き上げる目標も明記。出会い系サイトなど悪質業者による詐欺が多発していることから、「優良事業者認定制度」の創設も提言した。