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2012年2月8日のブックマーク (3件)

  • 「取次や再販制度はどうなる……!?」TPP参加は日本出版界壊滅への序曲か

    少し前まで経済ネタとして盛んにマスコミで報じられていたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)。シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランド、アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーの9カ国が参加している経済協定で、当初は農業関係と誤解されていたが、後にすべての品目が対象になることが広く知られるようになり、国内経済に多大な影響を及ぼすとして激しい賛否両論を巻き起こした。特に反対派は、さらなる規制緩和とグローバル化によって、国民生活が深刻な状況になると猛反発している。 そうした意見が飛び交う中、一部で取り沙汰されているのがTPP参加による出版に対する影響である。複数の出版関係者は、「TPPで日の出版界が、まったくの手つかずということは考えられないのではないか」と話す。 「日の出版業界は、再販制度にしろ取次にしろ、流通の点だけとっても特殊な形態になっています。これに対して、アメ

    「取次や再販制度はどうなる……!?」TPP参加は日本出版界壊滅への序曲か
  • 寡占化が進む同人誌書店 リブレット撤退は新たな業界再編の布石か

    男性向け同人誌に定評のあるメロンブックスだが、 今回の撤退は果たしてどのような結果をもたらすのか (2011年末秋葉原店の店頭にて)。 新たな業界再編の動きの一部なのか。1月末、同人誌書店の大手・メロンブックスが女性向け部門のリブレットの事業を2月末で取りやめることを発表し、注目を集めた。これにより、同社は女性向け事業からは完全に手を引き、男性向け同人誌を中心に据えた事業を展開していくことになる。 リブレットは、メロンブックス店内にコーナーとして展開するものも含めて全国に6店舗。中でも池袋店は昨年9月にオープンしたばかりで、早期撤退を決めた背景には、この店舗の売り上げが芳しくなかったことがうかがい知れる。業界の動向に詳しい同人誌書店関係者は語る。 「損失が拡大する前に、早期に不採算部門を切り捨てたのは経営判断としては的確です。その点については英断といえるでしょう」 同人誌市場全体の動向を見

    寡占化が進む同人誌書店 リブレット撤退は新たな業界再編の布石か
  • 「透明な紙」開発 阪大准教授 広い応用範囲に期待 - MSN産経west

    紙の繊維を千分の1まで細かくした「セルロースナノファイバー」を使って透明な紙を作る技術を、大阪大学産業科学研究所の能木雅也准教授が開発した。ガラスより軽くて丈夫なうえ、プラスチックより熱に強いことから、広い範囲での利用が可能。材料は紙とまったく同じで、化石や鉱物資源に頼ることなく製造できる。処分も容易で、環境への影響も小さいことから、紙の歴史を変える新素材として注目される。 紙の材料である植物繊維そのものは透明で、紙が白いのは、繊維同士の隙間で乱反射が起こるためだ。透明な紙は、普通の紙と基的な構造は同じだが、植物繊維を普通の紙の千分の1という15ナノメートルまで細かくし、繊維同士の隙間を限りなく狭め、乱反射を消すことによって生まれる。 これまでも試作は可能だったが、製造過程で生じる表面の凹凸を手作業で研磨しなければならず、実用化の壁となっていた。能木准教授が開発したのは、のり状にした繊維