異なるバックグラウンドをもつ二人の政治家、元内閣総理大臣の小泉純一郎氏と、衆議院議員で日本共産党委員長の志位和夫氏による貴重な対談が実現! あふれるほどの音楽愛と最近のお気に入り、そして今後の音楽界のために政治がなすべきことについて語っていただきました。音楽文化の維持発展のためには政治的立場の違いは関係ない、と話す力強いメッセージは印象的です。
ドイツの首都ベルリンにある国防省で行われた退任式典で、手を振って別れを告げるアンゲラ・メルケル首相(2021年12月2日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / POOL / AFP 【12月3日 AFP】ドイツの首都ベルリンの国防省で2日、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相(67)の退任式が行われた。メルケル氏は送別の曲として、共産主義政権時代に「パンクのゴッドマザー」と呼ばれた歌手ニナ・ハーゲン(Nina Hagen)のヒット曲を選び、周囲を驚かせた。 ドイツでは今月8日、議会が社会民主党(SPD)のオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)現財務相をメルケル首相の後任として正式に選出し、16年間続いた保守政権から中道左派政権へと移行する。 2日夜の式典では、正装した兵士たちが火のついたたいまつを持ち参加し、鼓笛隊が演奏する伝統的な軍楽に加え、首相自身が選んだ曲目が
YMCA作詞者「曲使うな」 トランプ氏選挙集会で 2020年10月30日18時38分 米音楽グループ「ヴィレッジ・ピープル」のメンバー=2017年9月、ビバリーヒルズ(AFP時事) 【ロンドン時事】米大統領選の集会でトランプ大統領が米音楽グループ「ヴィレッジ・ピープル」のヒット曲「Y.M.C.A.」を使用していることについて、作詞したリードボーカルのビクター・ウィリスさんは29日、英公共放送BBCで「楽曲の使用をやめてほしい」と訴えた。11月3日の投票を控え選挙戦は最終盤に入っているが、トランプ氏が聞き入れるかは不明だ。 【図解】米大統領選挙2020・直前情勢 トランプ氏の陣営はスローガンの「アメリカを再び偉大に(MAGA)」と歌詞が似ていることもあり、各地の集会でこの曲を流している。トランプ氏がリズムに合わせて踊ることもある。 ウィリスさんは「多くの人々に曲を聞いてもらえるのはうれしいこ
画像説明, ローリング・ストーンズ側は曲の無断使用に対する「中止命令」をトランプ氏側が無視したとしている(写真は2019年、米カリフォルニア州で)
外国人の友達と靖国神社に参拝? 人気フォークデュオ・ゆずの新曲「ガイコクジンノトモダチ」(北川悠仁作詞・作曲。4月4日発売のアルバム『BIG YELL』に収録)の内容が政治的だとして話題になっている。 一部で炎上状態といっていいほど盛り上がっているが、本当に政治的に危険なものなのだろうか。 筆者は、政治と音楽の関係を長らく調べてきたので、どれどれと思い、さっそく歌詞を読んでみた。すると、うーんと唸ってしまった。 まずは、その内容を確認してみよう。 外国人の友達ができた。その友達は日本が好きで、「あなたは[日本の]どこが好きですか?」と訊いてくる。それにたいし「僕」は、自分が生まれ育った国に無知なことに気づき、少し戸惑ってしまう。 <なのに 知らないことばかりじゃないのか?> ここまでなら国際交流につきものの話だ。だが、歌詞はここから急展開する。 <なのに 国歌はこっそり唄わなくっちゃね>
そのいっぽうで、彼は保守論壇の常連であり、みずからが支援する政治家の応援歌をいくつも手がけている。稲田の応援歌もそのひとつとして作られたものである。 そのうえであらためて「稲田朋美の歌」を聴き返すと、なるほど間奏部分にドラクエの懐かしい響きがないではない。現代日本らしい政治と音楽の結びつきがここにある。 右から2番目がすぎやまこういち 「ドラクエ11」の発表会見にて ©時事通信社 アメリカ大統領選挙でも名前を連呼 もっとも、政治家がみずからをアピールするために歌を活用することはよくある。その典型はアメリカ大統領選挙のキャンペーンソングだ。「稲田朋美の歌」のように、名前を連呼するものも少なくない。 たとえば、ジョン・F・ケネディ候補のキャンペーン・ジングルは、「ケネディ、ケネディ、ケネディ、ケネディ、ケネディ、ケネディ……」という歌詞ではじまる。 興味のあるかたは、「Kennedy 1960
Embed from Getty Images ■二つの世界の分断 アメリカ大統領選の結果が出た。ドナルド・トランプが第45代大統領に就任することになった。 まずは僕自身の実感をここに記しておきたい。リアルタイム実況で赤く塗りつぶされていくアメリカ合衆国の地図を見て、うわぁ、と茫然としたのが正直なところ。大方のメディアの予想を覆す結果になったというのもある。「まさか」というのが第一印象。正直ゾッとした。 クリントン当選確実という報道は事前に広まっていた。支持率調査もそれを裏付けていた。選挙戦を通して伝わってきたトランプのさまざまな醜聞、スキャンダル、荒唐無稽な政策を見て「さすがに大統領に選ばれることはないだろう」と思っていた。けれど結局トランプは勝ち、上院も下院も共和党が議席を握った。事前の見込みはひっくり返った。 けれど、起こったことは事実だ。アメリカの人たちは彼をリーダーとして選んだわ
“EU離脱のしるしとしてBBC ONEは、その日の放送終了時に「God Save the Queen」を放送するべき”と英国の保守政治家から要求された英BBCが、その要求の返礼としてイギリス国歌ではなくセックス・ピストルズ(Sex Pistols)の同名曲を放送、その行動が“パンクだ”と話題に。 この要求は、英国のEU離脱に賛成した政治家のひとりである保守党アンドリュー・ロージンデル庶民院議員が発議したもの。BBCはかつてイギリス国歌を毎日の放送終了時に放送していた伝統があり、今回それを英国のEU離脱と女王陛下の90歳の誕生日を祝うために復活させようということのようです。 それに対して、BBC Twoで放送されているニュース解説番組『Newsnight』が「私たちはBBC ONEではありませんし、まだ一日の終わりでもありませんが、喜んでその提案にお応えします」として「God Save th
26日から開催の伊勢志摩サミットや広島訪問のため来日したアメリカのオバマ大統領。来日を受け、なぜか日本のアニメ『アクセル・ワールド』界隈が盛り上がりを見せている。 『アクセル・ワールド』は、『ソードアート・オンライン』(共にKADOKAWA/電撃文庫)で知られる川原礫によるライトノベルで、2012年にはサンライズでアニメ化もされた作品。今年7月には劇場版『アクセル・ワールド INFINITE∞BURST』の公開を控えている。 もちろん作品とオバマ大統領との関係はないのだが、アニメが後期に突入すると、ファンの間で「オバマが到来」という言葉がなぜか有名に。 というのも、後期オープニング主題歌に起用された黒崎真音の「Burst The Gravity」のサビ前のラップ「overwrite my whole life」が、“空耳”で「オバマが到来」と聞こえるとファンの間で話題になり、「ニコニコ動画
「投票は想像力のない人間がすることだ。それは自分たちとは異なる世代のためのものであり、そんなものでは何も達成できない」 ザ・ホラーズのファリス・バッドワンは総選挙前にそう言った。 UKには、保守党政権を潰すチャンスがあればオルタナティヴ・ロックと呼ばれるジャンルのアーティストたちが立ち上がる伝統があった。が、ヤング・ファーザーズ、スリーフォード・モッズ、エンター・シカリ、ジ・エネミーなどの一部の例外を除き、5月の選挙ではいわゆるオルタナとかインディーとか呼ばれるジャンルのスターたちは口を閉ざしていた。日本には伝わってなかったかもしれないが、英国では「歴史に残る右派と左派の接戦になる」と大騒ぎになっていたのである。ここまで盛り上がったらさすがに『NME』も何かやるかな。と思ったが、業務平常どおりだった。どうやらもう、UKロックは政治には触れないものになった。ということで確定のようだ。 現代の
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