米軍の日米同盟広報マンガ『わたしたちの同盟』*1での作画担当者へ誹謗中傷メールが送られたことを原作担当者がツイートしていた。 誹謗中傷は誰が対象であってても悪であり、原作担当や広報に対しても行なわれるべきではない。逆にいうと、ここでの作画担当に対して「言いたいこと」を向けてはならないという主張が形式として誤りであることは指摘しておきたい。 「ノンポリ」であることは全く関係ない。マンガの内容に否定的だが仕事として作画を担当せざるをえなかった特段の事情でもあるならともかく、仕事として協力した責任は負わなければならない。物語内容についていえば、原作を担当した者の責任がより重く問われるべきとは思うが、そもそも特定の手法で公的機関*2の広報を行なうこと自体を批判する自由もある。もちろん反論する自由もある。作画だけを担当したからといって、誹謗中傷とならない批判まで拒否することができないのは、日本が言論