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ブックマーク / sorae.jp (36)

  • 太陽に「クロイツ群彗星」が猛スピードで突入する様子を撮影 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    広大な宇宙は静かで冷め切った世界ではなく、時にこんなダイナミックな天文ショーが起きます。 太陽圏観測衛星(SOHO) は8月2日〜4日にかけて、 太陽に猛烈なスピードで突入する彗星 を撮影することに成功しました。 今回の隕石は 秒速600kmという猛烈なスピード で太陽に突っ込みました。このように太陽に突入、あるいはかすめる彗星は クロイツ群 と呼ばれます。クロイツ群は近日点(太陽に近づいた位置)が太陽に極めて近く、また過去には一つの大きな彗星がバラバラに分解されて、このような軌道を周回しているものと思われます。 A comet, traveling ~1.3 million miles per hour, plunged toward the sun on Aug. 3-4. Watch: https://t.co/lpoAQRgMO3 pic.twitter.com/oQdQtsE

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  • 木星衛星「イオ」の大気、凍結と昇華を繰り返していた:研究報告 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    巨大な木星を周回している、 衛星「イオ」 。木星に発生する 地球より大きな巨大オーロラ の原因とも考えられている同衛星ですが、最新の研究でその大気が 定期的に凍結と昇華を繰り返している ことが判明しました。 イオの1日は地球換算で1.7日相当なのですが、そのイオの1日の間には 木星の後ろに隠れるタイミグが約2時間 ほどあります。この太陽光が届かないタイミングでは イオの二酸化硫黄からなる大気 は 冷やされ、イオの表面に定着 します。 しかしイオが再び太陽の光に照らされると、 二酸化硫黄は暖められて上空へと浮上 し 衛星の大気を再び形作る のです。これまでこのような現象は予測されていましたが、具体的な観測例はありませんでした。そして今回、アメリカの サウスウエスト研究所 がハワイのジェミニ天文台やテキサスの観測装置(TEXES)を利用して観測に成功したのです。 これまでイオの大気の変化

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  • 火星の渓谷、実は「液体の水」が作ったものではない?:NASAが報告 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    さまざまな探査機の活動により、徐々にその姿が解き明かされつつある「 火星 」。そこでは 水の河川で削られたような渓谷 が見られるのですが、最新の研究では残念ながら、これらは 「液体の水」とは関係さそうだとNASAが報告 しています。 現在、火星では探査機「 マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO) 」が軌道上を周回しています。このMROには 高解像度カメラ「HiRISE」と小型観測撮像スペクトロメータ「CRISM」 が搭載されているのですが、HiRISEで撮影した上画像では上のように詳細な地形を、そしてCRISMでは下画像のように その地域の化学成分 を観測できます。 そしてMROによる100以上の観測の結果、以前には「水の河川」によって作られたと思われるこの渓谷が「 液体の水やその副産物によるものではない 」とNASAが発表したのです。 このような渓谷は両半球の緯度30度〜50

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  • 地球35個分!?  超巨大な「プロミネンス」が太陽で観測される | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    太陽 の下層大気の彩層が磁力線にそって、太陽表面にぐっと持ち上がる「 プロミネンス 」。皆既日などの際にはフィルターを通して肉眼でも観察できるこの現象では、太陽の磁気活動を知ることができます。そして今回公開されたのは、1999年の7月27日に撮影された 地球よりはるかに大きなプロミネンス です。 SOHO(太陽・太陽圏観測衛星)によって撮影されたこの画像は、 地球直径の約35個分 にも相当するサイズのプロミネンスです。プロミネンスでは太陽の磁力線にそってアーチ状にガスが持ち上がるのですが、画像でもリボンのように一つながりの形状を形成していることがわかります。 プロミネンスは太陽を取り巻く プラズマ で構成された 「コロナ」の中に存在 するのですが、温度が100万度を超えるコロナに対してプロミネンスは1万度程度と大きな隔たりがあります。そしてプロミネンスが太陽大気に達した時、コロナの働

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    nagaichi
    nagaichi 2016/08/02
    といっても、20世紀末の写真でした。
  • まるで宇宙の編み物。120万個分の「銀河の地図」が公開 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    上の砂が集まったようなフェルトの生地のような不思議な画像、これは 6500億立方光年の空間 に存在する 銀河の集まりを表した3D天体地図 なんです。赤や黄色、オレンジや紫のドットそれぞれが星ではなく 120万個の銀河 を示していると思うと、この地図の示している宇宙の広さがわかると思います。 6500億立方光年と聞いてもその大きさはまったく思い浮かびませんが、これは 現在知られている宇宙の4分の1 しか示していません。また観測に用いられたのは、光学望遠鏡によって宇宙の地図を作るスローン・デジタル・スカイサーベイのBOSSプロジェクトです。 なお、地図では 紫が地球から遠い銀河、黄色が近い銀河 を示しています。これらのデータを知ることにより、科学者は 銀河の相対的な運動 を観測し、 お互いが離れる移動速度 を知ることができるのです。 そもそも私達の銀河の他にも銀河があることや、それらの銀

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  • 史上初 「水の雲」を太陽圏外で発見か 木星より重い「WISE 0855」 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    私達の生活に必要不可欠な 水 。その水はこれまで地球と、太陽圏内にあるいくつかの惑星でしか発見されていませんでした。しかし今回のカリフォルニア大学サンタ・クルーズ校の報告によると、 太陽系の外 に 「水でできた雲」を発見した可能性が高い そうなんです。 同大学の助教授のAndrew Skemer氏によると、「 WISE 0855」という褐色矮星 の観測で、この星が水蒸気と雲で覆われていることを発見しました。WISE 0855の 見た目は非常に木星に似ています 」と語っています。 WISE 0855が含まれる褐色矮星は重量が軽いために 恒星になれなかった天体 のことで、同天体は地球から7.2光年の場所に位置してます。その質量は木星の5倍ほどで、表面はマイナス10度と冷たい天体です。このような質量の天体では 内部で核融合を開始することができず 、太陽のような恒星になることができません。

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  • 探査機「ニュー・ホライズンズ」、冥王星越えカイパーベルト探査が決定! | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    2006年に打ち上げられ、はるかな旅の後に 冥王星やその衛星「カロン」の探査 をおこなった NASAの探査機「ニュー・ホライズンズ」 。そのニュー・ホライズンズが今後、エッジワース・カイパーベルトの探査に向かうことが正式に決定されました! 今後、ニュー・ホライズンズは「 2014 MU69 」という天体に向かいます。これは直径30km〜45kmの冷たい天体で、海王星の外側の軌道に位置するエッジワース・カイパーベルトに位置します。その軌道は冥王星よりもさらに26億キロも外側に位置しており、ニュー・ホライズンズは数年をかけて2014 MU69を目指す予定です。また現在の予定では、 2014 MU69への到達は2019年1月 となっています。 さらに、2014 MU69へと向かう途中にもニュー・ホライズンズは小惑星「イリス」など複数の天体の観察も行います。一度は通信途絶が発生したこともある同

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    nagaichi
    nagaichi 2016/07/05
    イリスはアステロイドベルトにあるので、間違いじゃないか??
  • 謎の物質「ダークマター」はブラックホールが構成? 重力波の原因も解明か | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    宇宙空間 に存在するはずの、しかし観測はされていない「 ダークマター 」。宇宙の成り立ちを説明するために考えだされた仮説上の物質ですが、その成り立ちが解明されつつあるのかもしれません。現在、とある天文学者はダークマターが 原始のブラックホールによって成り立っている と考えているのです。 NASAゴダード宇宙飛行センターの天文学者のAlexander Kashlinsky氏は、宇宙の生成時に誕生した原始のブラックホールが LIGOによって観測された「 重力波 」 を完全に説明できるとしています。同氏によるとダークマターは原始のブラックホールで構成されているだけでなく、全ての銀河も巨大なブラックホールの球体に埋め込まれています。 2005年にKashlinsky氏はスピッツァー宇宙望遠鏡を利用し、遠赤外線を観測して初期の宇宙を観測しました。また2013年には同一の領域がX線で観測され、同一

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  • 世界最小!超小型衛星打ち上げロケット、JAXAが突然発表 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、観測用小型ロケット「SS-520」を改良したロケットで超小型衛星を打ち上げると発表した。ロケットの全長は9.54m、重量は2.6tで、人工衛星を打ち上げる宇宙ロケットとしては世界最小だ。2016年5月27日に開催された文部科学省の宇宙開発利用部会、調査・安全小委員会で報告されたが、これまでこのようなロケットの構想はあったものの、開発状況が具体的に説明されたことはなく、突然の発表となった。 これまでの世界最小宇宙ロケットは、宇宙科学研究所(ISAS、現在はJAXA内の同名の研究所として統合)が1970年に日初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた際に使用したL-4Sロケットで、全長16.5m、重量は9.4t。SS-520はその1/3以下だ。 打ち上げ時期は未公表だが、通常、調査・安全小委員会での報告は打ち上げの数か月前に行われるため、今年度内に打ち上げられる

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  • 世紀の発見「重力波」解明へ。宇宙望遠鏡の試験機「リサ」が実験成功 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    昨年12月に打ち上げられた、ブラックホールなどから発せられる 重力波 を観測する 重力波望遠鏡の試験機「リサ・パスファインダー」 。ESA(欧州宇宙機構)は7日、その試験機が 高いパフォーマンスを示した と発表しました。今後、NASAとESAは3機の衛星を運用して宇宙空間に 巨大な重力波望遠鏡 を構築する予定です。 重力波といえば、今年2月に 米国の観測所「LIGO」 が初観測に成功したことでも話題になりましたね。 空間の歪みが伝播 する重力波は約100年前にアインシュタインによって予言されていた現象で、 ブラックホールの合体など巨大な天体活動 から発生します。 リサの中には金とプラチナでできた2つの立方体が内蔵されています。これらは真空容器の中で無重力により自由状態で浮遊しており、その 位置のずれを高精細なレーザー観測で測定 。もしずれていれば、重力波が伝播したことがわかるという仕組

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  • 残念…。地球に似た多くの惑星は「熱すぎて住めない」との報告 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    現在多くの研究機関は地球外生命体のありかとして、 赤色矮星 のそばの 「ハビタブル・ゾーン」にある惑星 を探しています。これらの惑星には水が液体の状態で存在していることが期待されているのですが…新たな研究によると、これらのハビタブル・ゾーンの地球に似た惑星は 生命体には熱すぎる ことが報告されているんです。 プリンストン高等研究所のJames Owen氏によると、「これまで、地球に似た質量の惑星はハビタブル・ゾーンにあることから生命体が存在しうると考えられてきました。しかし、それらの惑星の数十億年に渡る成り立ちを考えると、そうは思えないのです」 赤色矮星は太陽よりもより小さく、暗い恒星です。また銀河にある1000億個の恒星のうち、75%は赤色矮星だとされています。それらの恒星はハビタブルゾーンに 岩石から成り立つ惑星 を持っています。そして、それらの惑星は 質量の1%に相当する酸素やヘ

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    nagaichi
    nagaichi 2016/05/27
    現行のハビタブルの外を探すか、あるいは人工的に温室効果ガスを抜くテラフォームも考えられるじゃん。
  • 日本初の月面探査機、2019年度に打ち上げ 三菱電機が受注と報道 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    アメリカロシア、それに中国が月面探査をすすめる中で、どうも遅れているイメージのあった日。しかし、そんな状況ももうすぐ変わります。日経済新聞は18日、JAXAが 2019年度 に打ち上げる 日初の月面探査機 の製造を、 三菱電機が受注した と報じています。 JAXAは以前より、 無人月探査機「SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)」 を2019年度の後半に打ち上げると発表していました。報道によると、この月面探査機は従来の 10倍以上も正確な着陸 が可能だそうです。また、JAXAは今後は月面基地の建設や火星探査なども計画しているとのことで、日の宇宙開発の今後が非常に楽しみになってきました。 日はこれまで「はやぶさ」や「はやぶさ2」などの 小惑星探査機 を打ち上げてきましたが、月面への探査機の派遣は初めてとなります。また2007年には月

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    nagaichi
    nagaichi 2016/05/19
    かぐや以来の月探査。
  • ケプラー宇宙望遠鏡が「非常モード」に。1億2000万キロ彼方でトラブルか | Sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    ケプラー宇宙望遠鏡が「非常モード」に。1億2000万キロ彼方でトラブルか 2016/04/11 宇宙開発 NASAは4月8日(現地時間)、 ケプラー宇宙望遠鏡 が「 非常(エマージェンシー)モード 」に入ったことを明らかにしました。ケプラー宇宙望遠鏡は2013年にも故障を起こしており、今回は 新たな銀河の観測を始める前のトラブル でした。現在、NASAはケプラー宇宙望遠鏡を通常(ノーマル)モードに戻すべく努力しています。 ケプラー宇宙望遠鏡は2009年に打ち上げられた探査機で、 太陽系外惑星を探すミッション にあたってきました。内部には140cmの反射鏡とCCDカメラを内蔵しており、これまで数多くの恒星を観測してきました。また2013年のトラブルの際には利用可能なリアクションホイールとスラスタで観測再開を試み、2014年からはまた観測を続けてきました。 ケプラー宇宙望遠鏡は 非常モード

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    nagaichi
    nagaichi 2016/04/11
    地球太陽間が1億5000万キロであることを思うと、ケプラーも遠くにあるものだ。ハッブルみたいな船外活動修理が考えられない距離にあるからなあ。トラブルに困る。
  • X線天文衛星「ひとみ」から電波、わずかな手掛かりからの解析 | Sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2016年3月29日19時、X線天文衛星「ひとみ」の状況について、続報を発表した。それによると、3月28日(月)22時頃と3月29日(火)0時半頃の2回、「ひとみ」からの電波をしているが、極めて短い時間のため衛星の状態は確認できなかった。また、アメリカ国防総省戦略軍統合宇宙運用センター(JSpOC)が観測した物体のうち2つを、日国内でも確認した。 27日の記者会見では、JAXAは「ひとみ」のバッテリーが切れた可能性に言及していた。これは、26日の最後の通信時に衛星の太陽電池が太陽に向いていないことを示すデータがあったこと、「ひとみ」の温度分布が通常と異なっていたことから、太陽電池に太陽光が当たらない状態が続き、電力不足でバッテリーが切れたという仮説だった。 しかし、地上からの観測情報から「ひとみ」が回転していることがわかったため、太陽電池に全く太陽光が当

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  • 水星はどうして黒っぽいの? 最新の研究が解き明かす | Sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    太陽系で最も太陽に近い惑星「 水星 」。太陽系で最も小さいこの惑星は、その名に似合わず 黒ずんだ色 をしていることでも知られています。水星なら、水色でもいいのに…。でもこの星が黒くなったのにはちゃんと理由があるんです。今回、水星を調査していた NASAの探査機「メッセンジャー」 がその理由を解き明かしてくれました。 いきなり正解をいうと、水星は「 グラファイト(黒鉛) 」に覆われているから。黒鉛、つまり鉛筆の芯と同じ素材。そりゃー水星も黒くなります。なお、メッセンジャーは2004年に打ち上げられ、地球や金星でスイングバイをした後に2011年に水星の周回軌道に投入。その後、2015年の5月に水星に落下してミッションを終えました。 科学者の予想によれば、水星は以前はマグマに被われた灼熱の惑星でした。しかし数百万年が経つうちに徐々に地表は冷却され、「 厚さ1kmにも及ぶ黒鉛に似た層 」が水星

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  • 天文学は役に立つ?X線天文衛星と科学の関係 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    2月17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は次期X線国際天文衛星「ASTRO-H(アストロエイチ)」の打ち上げに成功し、衛星は「ひとみ」と命名されました。ブラックホールなど、宇宙の謎の解明に活躍することが期待されています。 天文観測には夢やロマンがあります。美しい宇宙の写真が私たちを楽しませてくれます。しかしそれだけのために全長14mもの大型衛星を、数百億円もの税金を使って打ち上げているのではありません。宇宙に打ち上げられた天文台は私達に何をもたらしてくれるのでしょうか。 地上からは見えない、X線の星空 私達が地上から見上げる星空は美しいものですが、実際には宇宙のごく一部しか見えていません。その理由のひとつは、地球には大気があるからです。海の中の魚が空を見上げてもよく見えないのと同じで、大気圏内からは見えない情報がたくさんあるのです。 宇宙の星々からは人間の目に見える光(可視光線)のほか

    nagaichi
    nagaichi 2016/02/19
    宇宙の解明は、物理学はじめ基礎科学にフィードバックされて、科学技術の進展にもいずれ寄与するという当たり前の説明。