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  • 宇宙は太陽と同じ物質でできている?X線天文衛星「ひとみ」の観測で判明 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    宇宙は太陽と同じ物質でできている?X線天文衛星「ひとみ」の観測で判明 2017/11/15 宇宙開発 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月14日、X線天文衛星「ひとみ」の観測データを解析した結果、地球から2億光年以上離れたペルセウス座銀河団のガスが太陽と同じ物質でできている可能性が高いという研究結果を発表、科学雑誌「ネイチャー」に掲載した。宇宙の成り立ちを解明する手がかりがまたひとつ発見された。 でき方が違えば、物質も違う 宇宙が同じ物質でできていると言われても、そもそもどういうことなのかわかりにくい。 宇宙が誕生したとき、物質は水素とヘリウムしかなかった。その後、宇宙に星が誕生して核反応が始まり、超新星爆発を起こすなどして宇宙には様々な物質が誕生した。太陽も地球も人間の身体も、このような星の爆発で宇宙に飛び散った星のガスが集まってできたものと考えられている。 このような星の爆発にはい

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    nagaichi
    nagaichi 2017/11/16
    宇宙の均質性は前世紀から言われてるんで、目新しい知見でもないが、観測で裏づけられるのは大切よな。
  • 生命期待される「TRAPPIST-1」の惑星、地球より2倍も古い天体の可能性 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    生命期待される「TRAPPIST-1」の惑星、地球より2倍も古い天体の可能性 2017/08/18 天文 2017年2月に生命の存在の可能性もある、 7つの地球型惑星が見つかった ことで話題となった惑星系「 TRAPPIST-1 」。そしてアストロフィジカルジャーナルに報告された新たな研究により、それらの 惑星の年齢が54〜98億年で地球の年齢よりも最大で2倍ほど古い天体 であると発表されたのです。ちなみに、 地球(や太陽系)の年齢は46億年弱 とされています。 今回の研究の主執筆者でカリフォルニア大学サンディエゴ校の天文学者のAdam Burgasser氏は、「今回の研究はTRAPPIST-1の進化において、非常に重要なものとなります。なぜなら、 このシステムは数十億年も維持 され続けていたことになるからです」と語っています。「この惑星系は、 ともに形成されて発展 したものでしょう。そ

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    nagaichi
    nagaichi 2017/08/20
    地球と比べると重金属量が少なくて、地熱も冷めてるんじゃないかな。
  • 巨大ブラックホールがお互いを周回する様子、初めて観測される | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    宇宙には2つの恒星がお互いを追いかけるように回る連星(あるいはふたごぼし)がたくさんありますが、ブラックホールでも似たような現象が起きるようです。科学者はアメリカ国立電波天文台の超長基線アレイ(VLBA)を利用して、 2つの巨大ブラックホールがお互いを周回する様子 を初めて観測しました。 地球から7億5000万光年先にある 楕円銀河「0402+379」 の中心で観測された、この天体。2006年には科学者はこの銀河の中心に2つの巨大ブラックホールが存在していることを発見していました。2つの巨大ブラックホールは 太陽の150億倍もの質量 を持ち、片方の巨大ブラックホールはもう片方よりも2倍、あるいは4倍も大きいことが推測されています。 2つの巨大ブラックホールの間の距離は24光年 で、巨大ブラックホールがこれだけ近づいて発見されるのは珍しいことなんだとか。このことは過去に大量の銀河が合体し

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  • NASA、太陽接近観測ミッションを「Parker Solar Probe」に改名 2018年打ち上げ | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    NASA、太陽接近観測ミッションを「Parker Solar Probe」に改名 2018年打ち上げ 2017/06/01 宇宙開発 NASA は5月31日(現地時間)、 太陽接近観測ミッションの名前を「Parker Solar Probe(パーカー・ソーラー・プローブ)」に改名 したと発表しました。探査機はフロリダのケネディ宇宙センターから「デルタIVヘビー」ロケットで、 2018年7月31日に打ち上げ られる予定です。 Parker Solar Probeは7年かけて太陽に近づき、太陽の周りを24回周回します。そのうちの数回では 太陽に620万kmまで近づき 観測を行います。これは過去のどの探査機よりも、7倍も太陽に近い位置での観測になるとのこと。そして 太陽の電界や磁場、太陽風を観測し、写真も撮影 する予定です。 もちろん太陽に接近するため、探査機の表面温度は最大1370度にも達

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  • NASAが再発見! 消えたインドの月探査機「チャンドラヤーン1号」 現在も周回中 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    NASAが再発見! 消えたインドの月探査機「チャンドラヤーン1号」 現在も周回中 2017/03/14 宇宙開発 宇宙空間に待ち構えているのは、寂しい別れだけではありません。ときに、思わぬ出会いもあります。2008年に打ち上げられ、 故障で行方不明となっていたインドの月探査機「チャンドラヤーン1号」 が NASAによって再発見 されるという出来事が先日起きました。 チャンドラヤーン1号は 月の水の存在を確認 するために、さまざまなセンサーを搭載してPSLV-XLロケットによって2008年10月に打ち上げられました。そして無事に月の周回軌道に投入されましたのですが、2009年8月に通信が途絶され、その存在が確認できなくなっていたのです。 しかし2017年の3月18日、カリフォルニア州に設置された NASAの70メートル級のアンテナ「DSS-14」と100メートル級アンテナ「グリーンバンク

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  • 準惑星ケレスで「有機化合物」発見 生命体構成に重要 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    以前より 湧き出す熱水や 水の氷 などが観察されていた「 準惑星ケレス 」ですが、今回新たに研究者によって「 有機化合物 」の存在が確認されました。有機化合物は地上の生命体に必要不可欠なことから、今後は同準惑星での生命探査への期待が高まります。 今回の有機化合物は、 探査機「ドーン」 の可視・赤外マッピング分光計によって観測されました。ケレスでは以前から塩分やアンモニアなども観測されており、サウスウエスト・リサーチ・インスティチュートのシニアリサーチサイエンティストのSimone Marchi氏は「ケレスは生命に必要な重要な成分を含んでいる」と声明にて語っているのです。 また、有機化合物が発見されたのはケレスの北半球に位置する、Ernutetクレーターのそば。有機化合物の組成はまだはっきりしませんが、タールに近いグループに含まれると予測されています。また研究者は、この有機物は隕石などで

    準惑星ケレスで「有機化合物」発見 生命体構成に重要 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト
    nagaichi
    nagaichi 2017/02/18
    天冥とはイメージ違うけど、うまく改造すれば生命が暮らせる環境を構築できるかもしれんなあ。
  • 防衛通信衛星で見える「宇宙開発の不都合な真実」 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    の宇宙平和利用原則が「非軍事」から「非侵略」という国際基準に変更されて以来初となる、防衛省の独自人工衛星であるXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」が打ち上げられた。自衛隊にとっては新たな宇宙利用の幕開けだが、日の宇宙開発にとっては今まで大きな声では言えなかった「不都合な真実」の集合体のような打ち上げだ。 「宇宙は使いたいけど、日製は買いたくなかった」 防衛省がXバンド防衛通信衛星の調達と運営をPFI事業として契約したのは、2012年度末のことだ。その直後の2013年4月、内閣府の宇宙政策委員会で防衛省はこのように報告している。 「防衛省が行った調査研究などによれば、宇宙利用の基盤である国内打上げロケットは約20~30%、国内衛星バスは約15%程度割高。そのため、現在のところ、国内産業は、宇宙を利用する“顧客”としての防衛省にとって魅力的なサプライヤーとは言い難い」 日製のロケット

    防衛通信衛星で見える「宇宙開発の不都合な真実」 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト
    nagaichi
    nagaichi 2017/01/25
    「日本製品は高くて魅力的ではないと、数字を挙げて言い切った」「H-IIAロケットは成功率が高くても、打ち上げたいときに打ち上げられる柔軟性やバックアップ体制が不足している」
  • 最も明るい超新星爆発、実は「ブラックホール」が星を引き裂く輝きか 最新研究より | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    最も明るい超新星爆発、実は「ブラックホール」が星を引き裂く輝きか 最新研究より 2016/12/13 天文 なんて壮大なスケールなんでしょう。2015年に天文学者が 史上最も明るい超新星爆発「ASASSN-15lh」 を観測したのですが、近年の ハッブル宇宙望遠鏡 の観測により、 実はこの現象は「 超巨大なブラックホールが星を引き裂いた時の輝き 」だと考えられているのです。 2015年6月に観測されたこのイベント、なんと銀河系全体の星の20倍もの明るさが観測されていました。当時、天文学者はこれ凄まじい強さの磁場を持つ マグネター(中性子星の一種) が引き起こしたと考えていたのです。しかしASASSN-15thの発見者のKris Stanek氏からも、 この説明は不完全 であることが示唆されていました。 そして今回ハッブルとヨーロッパ南天天文台の観測結果により、ASASSN-15lhが辿

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  • 火星着陸機「スキアパレッリ」 機体高度の勘違いが衝突原因 IMUデータに誤り | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    ヨーロッパとロシアによる、 火星探査プログラム「エクソマーズ」 。10月には探査機「トレース・ガス・オービター(TGO)」の 分離 に成功し、 続く着陸機「スキアパレッリ」 の火星着陸を待つばかりでしたが、後に着陸機の 火星への激突 が 確認 されていました。そしてESA(欧州宇宙機関)は新たに、その 事故原因が「機体高度の計算誤り」 であったことを発表したのです。 スキアパレッリは火星への突入後、パラシュートの展開から切り離しとエンジンの逆噴射を行います。しかしナビゲーションシステムの過負荷により同機はなんと 自身が「地中にいる」と判断 し、 パラシュートの切り離しとエンジン噴射の終了を早期 におこなってしまったのです。 ESAの発表によれば、スキアパレッリは予定どおりに高度12kmにてパラシュートを展開し、7.8kmにて耐熱シールドを投棄。しかし 慣性航法装置(IMU) がたった一

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  • 日本発の純民間商業ロケット「モモ」、来年1月に打ち上げへ 堀江貴文氏が創業 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    発の純民間商業ロケット「モモ」、来年1月に打ち上げへ 堀江貴文氏が創業 2016/11/14 宇宙開発 北海道を拠点とし、純民間による日初の商業ロケットを開発してきた インターステラテクノロジズ株式会社 。その ロケット「モモ」 が各種報道により、 来年1月に打ち上げ られることが判明しました。 モモは最高高度120kmまで到達する「 サウンディングロケット 」で、地球を周回しない 観測機器や実験機器の打ち上げ を目的としています。これにより高空の大気の観測や、無重力実験が可能になるのです。ロケットの全長は10mで、直径は50cm。燃料にはエタノールと液体酸素を利用し、ペイロードとして20kgの荷物が搭載可能。また同社のロケット打ち上げは、これまでのJAXAによるロケット打ち上げよりも安価に提供されることが期待されています。 2005年に結成された「 なつのロケット団 」から始ま

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  • 「人類は火星のガラスドームに住む」イーロン・マスク氏、火星移住計画について語る | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    以前にも 火星への壮大な移住計画 を明かした、 スペースX社のイーロン・マスク氏 。そんな彼は先日海外掲示板のRedditに登場し、「 イーロン・マスクだけど質問ある? (AMA:Ask Me, Anythig」の中で 火星移住計画の新たな詳細 を明かしました。 火星に移住するためには、まずその移動手段として ロケット が必要になります。マスク氏は以前に火星開拓用の、 100人を一挙に搭乗させられる宇宙船「Heart of Gold(仮称)」 を発表しています。これは火星までたった80日〜150日で到着し、さらに ブースター部分は再利用が可能 となっています。そして軌道上で燃料を補給し火星へと向かうのです。 さらに、火星に到着した後には 人々が滞在する住居 が必要です。その住居としてイーロン・マスク氏は詳細への言及を避けましたが、「 カーボンファーバーのフレームにガラスパネルを組み合わせ

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    nagaichi
    nagaichi 2016/10/27
    大気・温度・水・食糧・放射線・エネルギーと、現在の技術では解決困難な課題が火星移住には山積しているわけで。今後数十年程度のスパンでは、シンギュラリティでも起こらないと、まず無理かと。
  • 月のクレーター、予測よりずっと早く「化粧替え」していた 将来の月面開発に不安も | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    月のクレーター、予測よりずっと早く「化粧替え」していた 将来の月面開発に不安も 2016/10/14 天文 月 といえばそのクレーターだらけのボコボコな表面で知られていますが、大気の移動のない月のクレーターはずっと変わらない印象があります。しかし新たな研究によると、その クレーターの形成と表面の変化のスピード は 従来の予想よりもずっと早かった ようなんです。 科学者は今回、月周回衛星のルナー・リコネサンス・オービター(LRO)で撮影した1万4000枚以上の 月の現在と過去の表面画像 を比較しました。これらの撮影日時の違いは176日〜1,241日に及びます。 そして、科学者は新たに誕生した10メートル〜43メートルの 222個のクレーターを発見 します。これは従来の予想よりも 33パーセント多い ものです。さらにクレーターの周囲には衝撃により塵が広がっており、その層は2cmに達していま

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    nagaichi
    nagaichi 2016/10/15
    月も表側と裏側ではクレーターの出来がかなり違ったはず。表側(地球側)の開発を優先すべきだろ。
  • 星からの火星の約2倍大の「キャノンボール」放出、ハッブル宇宙望遠鏡が観測 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    NASAのハッブル宇宙望遠鏡 が 赤色巨星であるうみへび座V星 の付近から放出された、 巨大なプラズマの「キャノンボール」 を捉えました。 キャノンボールの大きさは 火星の約2倍 ほどで、 地球と月の間の距離を30分 で通り抜ける速さで移動します。また、 キャノンボールは8.5年おきに発生していることがわかりました。そして星の大砲が少なくとも400年間、発生し続けていたと見積もられています。さらに、元々あった星の質量のうち、少なくとも半分がすでに宇宙空間に放出されました。 NASAジェット推進研究所の天文学者Raghvendra Sahai氏は、「我々は以前のデータから、星から 高速に流出するものがあるということを知っていました。しかし、我々が活動中の過程を見るのはこれが初めてです」とコメントしています。 恒星は寿命に近づくと、徐々に膨張しています。エネルギーが大きい恒星は膨張すると赤色巨

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  • 宇宙の神秘。巨大な「氷の火山」を準惑星ケレスで撮影 エベレストの半分サイズ | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    宇宙の神秘。巨大な「氷の火山」を準惑星ケレスで撮影 エベレストの半分サイズ 2016/09/09 天文 火星と木星の間にある小惑星帯に位置し、その中でも最大サイズとなる 準惑星「ケレス」 。この冷たくゴツゴツした天体で、NASAの探査機ドーンは エベレストの半分ほどの標高の「氷の火山」 を撮影しました。 この標高4000メートルほどの氷の火山は「 Ahuna Mons 」と呼ばれています。その特徴は地球の火山のように岩石のマグマを吐き出すのではなく、 低い温度の氷のマグマを噴出 していることでしょう。なおこの氷とは水に限ったものではなく、アンモニアやメタンも含みます。 Ahuna Monsの表面温度はマイナス40度ほどとなっており、氷はカチカチに凍って山のような形を形成します。また科学者は、この氷の火山が 最近形成 されたものではないかと考えています。なぜなら、これまでこの火山が地殻変

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    nagaichi
    nagaichi 2016/09/11
    ドーンのせいで天冥6、7巻あたりがあっという間に時代遅れになっちまったんじゃあるまいか。
  • 喪失した着陸船「フィラエ」、彗星の岩陰で奇跡的に発見 ロゼッタ探査機が撮影成功 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    喪失した着陸船「フィラエ」、彗星の岩陰で奇跡的に発見 ロゼッタ探査機が撮影成功 2016/09/06 天文 ESA(欧州宇宙機関)による 彗星探査ミッション「ロゼッタ探査機」 で チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星 に派遣され、その後残念ながら通信の途絶により 復旧が諦められた 着陸船「フィラエ」 。そのフィラエがなんと、岩陰のような部分から 奇跡的に発見 されたのです! フィラエは2014年にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着地し、一時的に通信も行なっていました。しかし2015年に通信が途絶した後は、その 場所すら不明 となっていました。さらに2016年9月には母艦となる ロゼッタ探査機もミッションを終了 するため、フィラエの発見は絶望視されていたいのです。 ロゼッタミッションのマネージャーを務めるPatrick Martin氏は、「今回の素晴らしい発見は、 丹念な捜索の成果 です。我々

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  • 宇宙いまだ波高し、楽観できないスペースX | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    29機目の打ち上げを翌日に控えていたファルコン9ロケットが、ケープカナヴェラル空軍基地の発射台で爆発事故を起こした。搭載されていたイスラエルの通信衛星「エイモス6」はロケットから転げ落ちて失われてしまった。 ファルコン9はアメリカのスペースX社が開発した宇宙ロケット。2002年にベンチャー企業として創業した同社だが、今や5000人もの従業員を擁する巨大企業に成長した。ちなみに日の宇宙機器産業の従業員は8000人程度だから、スペースXだけで日の宇宙機器産業全体に迫る。 まさに破竹の勢いのスペースX。宇宙開発には失敗もつきものであり、爆発ぐらいは想定内とも言えるが、当に死角はないのだろうか。 年間20機も打ち上げるファルコン9 スペースX社の主力ロケットがファルコン9シリーズだ。これまで28機が打ち上げられ27機が成功したファルコン9だが、打ち上げペースは年々上がっている。2010年の初

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  • 世界最大の航空機、電柱に引っかかり墜ちる。テスト飛行最中で怪我人はなし | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    つい先日イギリスにて 初飛行 に成功した、世界最大の航空機「Airlander 10」。ヘリウムガスとエンジンで飛ぶハイブリット飛行船となる同機は、なんと2回目のテスト飛行の際にロープが電柱に引っかかり、 ダイナミックに地面へと衝突 してしまいました。 全長が92mとなる巨大なハイブリッド飛行船のAirlander 10は、これまでイギリスのカーディントン飛行場にて整備やテスト飛行を行ってきました。今回の落下は通常の航空機とは違いふわっとしたものだった…のですが、はやりその巨大な機体のせいか、 コックピット付近には大きなダメージ が見受けられます。 Airlander 10の開発を進めているHybrid Air Vehicles社は今回の事故について、「すべてのクルーは安全な状態にあり、怪我もない」と短くつぶやいています。 Airlander 10は元は米国政府向けに開発されたハイブ

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    nagaichi
    nagaichi 2016/08/26
    航空機なのか飛行船なのか、記事もハイブリットに混乱している感。
  • 探査機キュリオシティが「火星の新360度映像」を撮影。まるで地球の荒野のよう? | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    現在も元気に調査を続けている、 火星探査車「キュリオシティ」 。そのキュリオシティから新たに 火星の360度映像 が地球に送られてきました。今回の映像は8月5日に撮影されたもので、まるでアメリカやオーストラリア、アフリカにあるような乾ききった岩石の荒野を映し出しています。 撮影されたのは火星の Murray Buttes と呼ばれる地域で、岩石が侵された「 メサ/ビュート 」と呼ばれる地形が見て取れます。なお、メサは侵されたテーブル状の大地、ビュートは周囲から孤立した丘を意味します。 キュリオシティは火星のゲール・クレーターにあるシャープ山の麓を越えました。今回の映像は、体上部に搭載されたカメラからの画像をつなぎあわせたものです。映像に映るメサは15メートルの高さで、キュリオシティから90メートル離れた場所に位置します。 キュリオシティがゲール・クレーターに派遣された理由は、ク

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  • 墨子、宇宙へ。中国が量子科学実験衛星を打ち上げ | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    時間8月16日午前2時40分、中国甘粛省にある酒泉衛星発射センターから、量子科学実験衛星(Quantum Experiments at Space Scale、QUESS)が長征二号丁ロケットで打ち上げられました。同衛星は地球の北極から南極方向へと周回する太陽同期軌道に投入され、同センターは打上げ、軌道投入に成功と発表しました。なお、同衛星とともに、希薄大気実験科学実験衛星とスペインの科学実験衛星も相乗りで打ち上げられました。また、長征ロケットシリーズ全体としては234回目の打上げとなります。 愛称は「墨子」 その由来は? この量子科学実験衛星は、打ち上げ直前に「墨子」という愛称が発表されています。墨子は春秋時代の思想家で、墨子や弟子らの思想をまとめた書物『墨子』には、現代の理学や工学に通ずる記述が多数収められていることが知られています。その中には、今でいうところのピンホールカメラの仕

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    nagaichi
    nagaichi 2016/08/16
    「臨鑒而立,景到,多而若少,說在寡區」
  • 「古代金星」は地球にかなり似ていた? 海があり生命も存在可能か | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    かつてよくその存在が囁かれていた金星人。しかし金星が高温・高圧な環境だと知られるにつれ、若干その存在は怪しくなっていきました。しかし最新のコンピューターモデリングによると、なんと 古代金星 は 生命の存在可能な海があり、表面温度もそれほど高くなかった ようなんです。 現代の金星は 約90気圧で表面温度が462度 と、とても生命が存在できる環境ではありません。しかしNASAの科学者は、これが 太陽光と金星の回転速度 によるものだと考えています。過去の 金星の海は太陽光によって蒸発 し、大気中で水素と酸素に別れやがて二酸化炭素になります。そしてその 二酸化炭素が温室効果 をもたらしたことで、現在のような金星の姿になったと考えたのです。 一方金星ではそのゆっくりとした自転により、 昼と夜が2ヶ月毎 に訪れます。これにより金星では雨が発生し、それによってできる 分厚い雲の層 が傘のような働きを

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