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ブックマーク / scienceportal.jst.go.jp (7)

  • エキノコックスに糸状菌の生理活性物質が有効、酸素環境によらず 長崎大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ニュース エキノコックスに糸状菌の生理活性物質が有効、酸素環境によらず 長崎大など 2023.05.30 主に北海道で発症するエキノコックス症の原因となる寄生虫エキノコックスに対して、糸状菌が作る生理活性物質の「アスコフラノン」が有効であることを、長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科の遠海(えんかい)重裕客員研究員(小児科学・感染症学)らの研究グループが発見した。酸素に富んだ(好気的)環境でも酸素が乏しい(嫌気的)環境でも、短期間で作用が見られた。新薬開発の手がかりができたとみて、今後、マウスでの動物実験に移るという。 エキノコックスは野生のキツネの腸内に寄生する。エキノコックス症には数種類あることが確認されているが、研究グループは特に複雑な形態のこぶを作り、国内での感染者が確認されている「多包虫エキノコックス」に限定して研究を進めた。エキノコックスが細胞に入り込むと、好気的な環

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    nagaichi
    nagaichi 2023/06/05
    そういえば加藤元浩の新漫画でヒロインが狐と馴れ合ってるんだけど、あれ大丈夫なのかなと思った最近の話。
  • 生き物の形、遺伝子によらず幾何学的に決まる仕組みを発見 金沢大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 生き物の形、遺伝子によらず幾何学的に決まる仕組みを発見 金沢大など 2022.05.09 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 昆虫の目の多くは六角形の小さなレンズ「個眼」がびっしり集まった複眼だが、どうして六角形になるのだろう。そういえばハチの巣も、六角形の穴が集まっている。こうした自然界が織りなす図形の不思議に斬り込み、2つの単純な力で幾何学的に決まる仕組みがあることが、ハエの目を使った実験で分かった。金沢大学などの研究グループが明らかにした。遺伝子が関わっていない面白さがあるという。 六角形に四角形…どうして 生活を見渡すと、お風呂のタイル、ブロック塀、ボードゲームの升目などなど、同じ形が敷き詰められたパターンはわりと四角形が目につく。これに対し生物界では、冒頭に挙げたように六角形が多いという。この理由は、六辺の長さの合計が短くしかも構造が強くなるため、低コスト

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    nagaichi
    nagaichi 2022/05/13
    収斂進化を数学的に説明できる可能性。系外宇宙に知的生命体が存在したとしても、それほど突飛なフォルムはしていないかもしれない。
  • 生態系がコントロール? ヤクシカ、定説に反し自然に減っていた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 生態系がコントロール? ヤクシカ、定説に反し自然に減っていた 2021.06.18 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 屋久島(鹿児島県)に住むニホンジカの亜種のヤクシカが、駆除されなくても自然に減り続けている、という調査結果を北海道大学などの研究グループが明らかにした。「シカは繁殖力が強く、放っておけば増える一方」との従来の見方とは異なり、生態系がコントロールしている可能性があるという。農作物を荒らすなど、深刻な被害を受けて全国的にニホンジカの駆除が進む中、生息数の管理のあり方に重要なヒントを与えるデータとなった。 日文化を育んだ動物、今は… 「夕されば小倉の山に臥(ふ)す鹿の今夜(こよい)は鳴かず寝(い)ねにけらしも」(雄略天皇、万葉集) 「奥山にもみぢ踏みわけ鳴く鹿のこえ聞く時ぞ秋はかなしき」(詠み人しらず、古今和歌集) シカはこのように古来、和歌に多く描か

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  • 日本海は、450万年前に太平洋とたもとを分かった | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    あの小さな日海は、世界でも珍しい「孤高の海」だ。対馬海峡、津軽海峡、宗谷海峡、間宮海峡という狭いすき間で、大きな太平洋、東シナ海、オホーツク海とつながっているが、海峡の水深はせいぜい百数十メートルほど。最深部の水深は、富士山の高さとほぼ同じ約3800メートルなので、つまり、ほとんど出入り口のない器に塩水がたまったような海なのだ。 それなら湖のようなものかといえば、そうではない。まず、海流がある。黒潮から分かれた南からの海流が、対馬海流となって対馬海峡から流れ込んできている。大陸沿いに北から南に流れるリマン海流もある。外洋との海水の行き来がほとんどないので、水深300メートルより深いところには「日海固有水」と名付けられた海水がたまっている。こういうたまり水は、生物の死がいなどが分解されるときに酸素を消費して酸欠状態になり、死の海になるところだが、日海はそうはならず、豊かな海の恵みをもた

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  • サイエンスクリップ・「大陸も海から生まれた?地球科学における長年の謎に新たな仮説」 | SciencePortal

    地球は、太陽系で唯一「液体の水」を持つ水の惑星だ。同時に地球は、「大陸」を持つ太陽系でただ一つの惑星でもある。その大陸はどうやってできたのか。実はまだよく分かっていない。 かつて「大陸地殻の主成分は花崗岩」と習った人も多いだろうが、昨今の研究で、大陸地殻の平均組成は安山岩に近いことが分かっている。では、その材料である安山岩質マグマはどのようにして作られるのか。実は、これもまだよく分かっていない。 大陸とその材料がどうできたのか。この2つの謎を解く手がかりになるかもしれない新しい仮説が、今年9月、海洋研究開発機構(以下、JAMSTEC)から発表された。 新たな発見と、従来の定説を覆す新説とは? 新説を唱えたのは田村芳彦(たむら よしひこ) JAMSTEC 海洋掘削科学研究開発センター 上席研究員らの研究グループ。 これまでの定説は、「地殻の薄い海洋底では玄武岩質、厚い大陸では安山岩質のマグマ

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  • 2015年9月11日レビュー「博士課程は職業 日独シンポジウムで日本の遅れ浮き彫りに」 | SciencePortal

    男女共同参画は一筋縄ではいかないが、日の取り組みの遅れは明白-。4日都内で開かれた「日独シンポジウム ダイバーシティが創る卓越性~学術界における女性・若手研究者の進出~」の議論を聴いて、そう感じた参加者たちが多かったのではないだろうか。 このシンポジウムは、国際交流基金、ベルリン日独センター、日学術会議が共催した。日ドイツの大学、研究資金配分機関、行政府で男女共同参画を推進してきた人たちから、両国の現状が詳しく紹介された。 ドイツから参加した研究者たちの発言の中で、日側参加者たちが驚いたことが二つあったようにみえる。一つは、ドイツの大学は、学生から授業料を取らないこと。もう一つは、博士課程の大学院生は職業人とみなされ、報酬が払われているという事実だ。「経済格差が進行して大学進学は無理という人が増えている」(江原由美子〈えはら ゆみこ〉首都大学東京教授)という日との違いは大きい。

    2015年9月11日レビュー「博士課程は職業 日独シンポジウムで日本の遅れ浮き彫りに」 | SciencePortal
    nagaichi
    nagaichi 2015/09/13
    日本における教育や科学研究にかける公的支出が、先進国としては少なすぎるので。
  • 落ちこぼれ救う遺伝子を大豆で発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    大豆にとって収穫期に莢(さや)がはじけて落ちこぼれることは大問題だ。この大豆の落ちこぼれによる収穫ロスを抑える遺伝子を、農業・品産業技術総合研究機構(農研機構)北海道農業研究センターの船附秀行(ふなつき ひでゆき)主任研究員(現・近畿中国四国農業研究センター)と北海道大学大学院農学研究院の藤野介延(ふじの かいえん)准教授らが見いだした。莢のねじれを抑えることではじけて畑に落下するのを防ぐ遺伝子で、この発見から栽培大豆の起源や歴史も透けて見えてくる。農業生物資源研究所と香川大学との共同研究で、12月2日付の米科学アカデミー紀要のオンライン版に発表した。 野生植物は、より広い範囲に拡大して子孫を残すため、種子を散布させる仕掛けが必要になる。マメ科植物は成熟すると、莢が勢いよくはじけて種子を遠くまで飛散させる。こうした性質は、野生植物にとって有用だが、作物の場合、収穫する前に生産物を損失する

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