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ブックマーク / repon.hatenablog.jp (6)

  • スイスには4つの「語圏」が存在する - reponの忘備録

    スイスは4つの言語が話されている。 しかし、4つの公用語ー「ドイツ語」「フランス語」「イタリア語」「レトロマン語」ーは、スイスのどこでも話されているわけではない。 スイスの地図は、4つの言語が話されている地域で、きれいに区分けされる。 (「スイス - Wikipedia」より) (紫 :フランス語、 黄 :ドイツ語(アレマン語)、 緑 :イタリア語、 赤 :ロマンシュ語) 13世紀のスイス発足から現代に至るまで、4つの言語はそれぞれ特定の地域で話され、そのままの状態でスイスは統一されている。 書を読むまで、このことを自分は知らなかった。 もう一つのスイス史―独語圏・仏語圏の間の深い溝 (刀水歴史全書) 作者:クリストフ ビュヒ刀水書房Amazon このは、スイスの誕生である「原初3州」の時代からのスイスの変遷を、各語圏の推移に着目しながら記述している。 訳者あとがきをみると、語圏をつぶ

    スイスには4つの「語圏」が存在する - reponの忘備録
  • 「孫の代までの仕事」が10年で消えたケース - reponの忘備録

    「グローバル化」はジャーゴンではなく、具体的な物質的根拠と客観的なシステムを持っています。 そのひとつが、「コンテナ」です。 以下、「コンテナ」にまつわる、今もなお色褪せない話をします。 「沖仲仕」という仕事があります*1。 この言葉自体は「差別用語」だということで、もっぱら「港湾労働者」といいますが。 要は、港で、輸送船の荷物の積み替えをする、「荷揚げ労働者」の人達のことです。 1950年代当初、沖仲仕に従事する力自慢の男たちは、ニューヨークで5万1千人以上、ロンドンでも5万人以上いたらしいです。 こういうイメージ 波止場 コレクターズ・エディション [DVD] マーロン・ブランドAmazon日活100周年邦画クラシック GREAT20 赤い波止場 HDリマスター版 [DVD] 石原裕次郎Amazon犯罪も絶えない。 ところが、1976年には、港湾労働者の数は7割減、その仕事の内容もすっ

    「孫の代までの仕事」が10年で消えたケース - reponの忘備録
  • 「社会」って、「嫌な奴」のことなんだぜ - reponの日記 ないわ~ 404

    「自分と世界を直結して『社会』が無い」ような世界観を持つ作品や、世界観そのものを「セカイ系」と呼びますが、「はてな村民」ならよく知っていること。 しかし僕にはよくわからなかった。 「自分と世界を直結して『社会』が無い」 というのはどういうことか? それは、こういうことだ。 社会とはつまり他人のこと。 つまり、「セカイ系」とは「社会がない」世界のことで、親しいお友達しかおらず情報もその輪の外には出ないソーシャル・ネットワークは「社会」の無い「セカイ系」そのものですよ。 社会とは面倒な「他人」 他人とは、面倒を起こす人間のこと。理解不能な人間のこと。 具体的には、全体最適を貪りって台無しにするタイプの人。 「カイジ」で例を挙げるとわかりやすいのだけれど、「利根川」「兵藤」「船井」ではなく、「安藤守」が一番近い。 ちなみに「安藤守」は、公式ガイドでも「人間として救いようのないクズ」「クズの中の

    「社会」って、「嫌な奴」のことなんだぜ - reponの日記 ないわ~ 404
  • いくら生産性をアップさせても、「より使いやすいレイバー」になるだけ - reponの忘備録

    仕事」とはリスクを取ること - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定)の続き。 ビジネスで一番重要なことは、「値付け」であり、そのための「交渉」です。 値段は交渉で決まる 値段というものは、良いものを作れば自動的につくものではありません。 それは、買う側と売る側のあいだの交渉で決まります。 その交渉で、商品に見合った正しい値付けがなされることが重要です。 「値付け」の交渉で失敗して安く買いたたかれれば、生産性を上げても薄利多売になります。 仕事ができること=生産性が高いこと? 良くある勘違いの一つに、「仕事ができることとは、生産性を上げることだ」というものがあります。 しかし、責任を負うことなく、与えられた仕事の生産性を上げ続けることは、使いやすいレイバーになることに他なりません。 生産性を上げたい、と願い、ビジネス書を読む方々は、「使いやすいレイバー」になることを

    いくら生産性をアップさせても、「より使いやすいレイバー」になるだけ - reponの忘備録
  • 「日本語」ってなあに? - reponの忘備録

    404 Blog Not Found : 日語は誰のものか?さん はてなブログさん 注:引用が不適切だとご指摘を受けたので、お詫びして訂正させていただきます。それぞれの記事で書かれている「日語」には、「混乱」や「不一致」というものはないと言うことですので。 いろいろと混乱が見られる「日語は亡びるのか」問題ですが、ではその「日語」とやらはなんなのかというと、みなさん概念がバラバラなんですよね。 ある人は「学校で教えている国語」、ある人は「日文学」、ある人は「日人が話す言葉」などと言う。そして、それぞれが、それぞれの思っている「日語」を共有できていると考えている。 でも、バラバラだと思うんです、みなさんが言っていることって。 あのですね、簡単に「日語」って言いますけど、それは「国語」でも「日文学」でも「母語」でも無いですよ。 それらは位相が異なるものです。 以下、 日精神分

    「日本語」ってなあに? - reponの忘備録
    nagaichi
    nagaichi 2008/11/15
  • 敗残兵から一言 - reponの日記

    http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20080226/1204009224さん 「ある自治体の「障害者雇用促進啓蒙」のパンフレットに書いてあったのですが、ある会社の経営者が、法定雇用率達成のために障害者を雇用しなければならないということで、既に障害者を雇用している「優良企業」に見学に行くと、担当の人が親切に案内・説明してくれた。知的障害を持っている従業員が清掃を担当しているが、その仕事ぶりには全く問題がないということを自分は信頼している、ということをいって、その説明してくれた担当者が、「指で便器の内側を拭って目の前で舐めて見せてくれた」という体験を感動的に語っている。その講演録が掲載されるということは、自治体の担当部署も美談と思われたんだろうかな。」 文の内容も考えさせられるところが多かったのですが、この一文についてはちょっとなぁ、と思いました。 自治体のパンフの内

    敗残兵から一言 - reponの日記
    nagaichi
    nagaichi 2008/02/28
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