システムキッチン・バスを中心とした住宅設備機器メーカー・タカラスタンダードは2022年春に、今後のリフォーム需要への対応力強化も含めた施工基盤づくりをねらいに、施工力増強・確保に向け、神奈川県・横浜市に「横浜トレーニングベース」を開設した。全17コースにおよぶ研修を2022年4月から開始している。 今は新築だけではなくリフォーム業界も同様に担い手確保・育成は待ったなしの状況にある。しかし、建設現場でしっかりとした指導が受けられない若手技能者が現場の入り口で戸惑い、挫折して建設業界を去ってしまうケースが後を絶たない。 「横浜トレーニングベース」は基本の「キ」を体験型で学べ、育成面で大きな期待を寄せられている。今回、講師をつとめている、同社営業本部営業推進部工務グループの橋本幸洋さんに話を聞いた。 拡大するリフォーム需要への施工力向上を狙う ――2022年春に「横浜トレーニングベース」を開設さ