またひとり、泥臭い仕事人がセレッソ大阪に加入してきた。 J2のFC琉球から完全移籍してきた鈴木孝司が横浜F・マリノス戦(17日)で念願のJ1デビューを果たし、チームの連敗を2で止めた。 初出場は、絶好のタイミングでやってきた。 後半28分、1-1の状況でFWブルーノ・メンデスに代わって出場。ベンチには柿谷曜一朗、田中亜土夢ら攻撃的な選手がいたが、ロティーナ監督は鈴木を指名。わずか4日前の13日に移籍してきたばかりだが、そこに指揮官の厚い信頼が見て取れた。 その起用にも、鈴木に「緊張はなかった」と言う。 「前半ベンチから見ていて、雰囲気を肌で感じることができたので落ち着けていた。1-1に追いつかれての出場だったので、結果を求めていくだけでした」 J3、J2とゴールし続けてJ1デビュー。 J3通算64試合31ゴール、J2通算112試合34ゴールと実戦で鍛えられ、経験を重ねてきた叩き上げの選手だ
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