2014年にMVNOサービスとして始まり、2019年10月にMNOの一員に加わった楽天モバイル。そのサービスを擁する楽天グループは、1997年にエム・ディー・エムとして創業し、同年5月に「楽天市場」のサービスを始めたのが元となっている。 楽天市場はECサイトが普及していなかった時代に「地方の小さな商店でも、PCに強くなくても、誰でも簡単に店を開けるようにしたい」というコンセプトから生まれた。当時の従業員は6人で、サーバは1台、店舗数は13だったという。 「楽天」の名前は、安土桃山時代に織田信長をはじめとした大名たちが開いた「楽市・楽座」により賑わった市場をネット上に作り、未来を信じて明るく前向きに「楽天」的に行こうという思いから名付けられたという。エム・ディー・エムは1999年に社名を楽天へ変更し、2021年4月に楽天グループとなった。 ロゴに使用しているフォントは自社開発の「Rakute
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