パネルディスカッションに参加した自民党の世耕弘成議員(左)たち=23日、衆議院第一議員会館(写真:産経新聞) 23日、インターネットを利用した選挙運動の解禁を求めるパネルディスカッションが東京・千代田区の衆議院第一議員会館で行われ、民主党の鈴木寛氏、自民党の世耕弘成氏ら推進派議員が参加した。 ネット選挙解禁に関しては2010年に与野党間で一定の合意に達しており、法改正案が提出されていた。しかし、鳩山由紀夫元首相の辞任時期と重なった余波で実現にいたらず、「鳩山さんは基地問題だけでなくネット選挙まで阻むのか」と参加した議員たちは口々にうらみ節をもらした。 一昨年に与野党で合意した内容を発展させる案や大手交流サイト・フェイスブック普及による変化にどう対応するかが討論され、世耕議員は「現行ではプロバイダが虚偽との申し出があった書き込みを削除できるまで7日かかるが、選挙期間中の特例として2日に短