昨年度、放送やカラオケなどで最も多く使われた曲が、22日、発表されました。1位の「ヘビーローテーション」などトップ10のうち5つがAKB48が歌う曲で、根強い人気ぶりとなっています。 親しまれ続けるヒット曲誕生の裏側には何があるのか。年齢や経験などを問わずに多くの作曲家から曲を提供してもらい、その中から良質な作品を選びだす「コンペティション」の方式が、ヒット曲を生み出す1つの鍵になろうとしています。科学文化部の本田洋子記者が解説します。 名曲生み出した「名コンビ」 今も歌い継がれる往年のヒット曲は、かつて「黄金コンビ」と呼ばれる作詞家と作曲家が世に送り出してきました。 ピンクレディーの「UFO」や「サウスポー」などを手がけた、阿久悠さんと都倉俊一さんのコンビ。「横須賀ストーリー」など、山口百恵さんに多数の曲を提供した阿木燿子さん、宇崎竜童さんのコンビ。松本隆さんと筒美京平さんのコンビは