■はじめに アプリケーション独自の設定情報を扱いたい、そんな要求に答えるには、太古の昔は、INIファイルが定番でしたが、 いつしか、レジストリが主流になり、そして.NETでは、XML形式のconfigファイルへと移ってきました。 configファイルにアプリケーション独自の情報を設定するのに、もっとも手軽なのが、App.config の 要素を使う方法です。 ただ、これは、 ・全てを文字列として扱う必要がある。 ・項目を一つ一つ指定してアクセスする必要がある など、柔軟性に欠ける部分があります。 そして、さらに問題となるのが、書き込みをしたいという要求にうまく対応できないということです。 そこで、数回にわけて、設定ファイルの読み書きについて考えてみます。 まずは、.NET Frameworkでそのために用意されていると思われるApplicationSettingsBaseクラス を使い、