ジンバブエのロバート・ムガベ前大統領。首都ハラレで(2018年7月29日撮影)。(c)Jekesai NJIKIZANA / AFP 【9月1日 AFP】ジンバブエ政府は先月31日、白人の元農業経営者らに対し、20年前の土地改革で接収された農地を返還すると提案した。 政府は約1か月前、2000年に当時のロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領政権によって農地を接収された白人農業経営者らに対し、米ドルで補償金35億ドル(約3700億円)を支払うことで合意した。 ムガベ前大統領は、白人の大規模農業経営者4500人から4000か所超の農場を強制収用し、土地を所有していない黒人に再分配した。 ジンバブエのムトゥリ・ヌーベ(Mthuli Ncube)財務相とアンクシャス・マスカ(Anxious Masuka)土地相は31日、農地を失ったジンバブエ国民と外国人は「再分配のために強制収用され