東京都議会で公明党が自民党との連携を見直す考えを示したことについて、両党の執行部は「都議会レベルの問題だ」という認識を示していますが、両党からは、ぎくしゃくした関係が続けば、次の衆議院選挙での連携など国政にも影響を与えかねないという懸念も出ています。 こうした動きについて、自民・公明両党の執行部は、自民党の二階幹事長が「東京都議会と話し合って国政をどうこうすることはない。そんなことをすれば、ほかの県議会とも話をしなければならなくなる」と述べるなど、「あくまで都議会レベルの問題だ」という認識を示しています。 ただ、都内に25ある衆議院の小選挙区のうち、自民党が22、公明党が1つの選挙区で議席を確保している中で、両党からは、都議会でぎくしゃくした関係が続けば、次の衆議院選挙での連携など国政にも影響しかねないという懸念も出ていて、自民党東京都連の下村博文会長は年明けに公明党側と意見交換したい考え