出版社の承諾を得ずに作られた漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」の複製本を、インターネットオークションで、売っていたとして、著作権法違反の疑いで逮捕されていた東京の50歳の会社役員について金沢地方検察庁は28日、不起訴にしました。 処分の理由は明らかにしていません。 東京・墨田区の50歳の会社役員の男性は出版社の承諾を得ずに作られたものだと知りながら、漫画雑誌の「週刊少年ジャンプ」の複製本をインターネットのオークションに出品し、石川県の30代の男性に売ったとして、著作権法違反の疑いで11月逮捕されていました。 この会社役員について、金沢地方検察庁は28日付けで不起訴としました。 検察庁は不起訴にした理由について、明らかにしていません。 会社役員は逮捕のあとの警察の調べに対し、「本物だと思って売った」と供述し、容疑を否認していました。