発売直後、ゲーム業界ニュースではPlayStation4(以下PS4)のスタート時の販売台数について、他の次世代機と比較してお伝えしていました。 【関連記事】 PS4の初週を、Wii U、3DS、PSVitaと比べて考える(AllAboutゲーム業界ニュース) 初週の販売台数は約32万台。実は、ニンテンドー3DSも、PS Vitaも、Wii Uも、初週は30万台代で、大きくは変わりません。発売と同時に買うコアなファンがどのハードにも30万人ぐらいはいる、ということになります。そして、その後需要が一巡すると、これまたどのハードも停滞していることから、PS4についても、発売直後の盛り上がりから垂直立ち上げが狙えるというよりは、その後の伸び悩みの懸念の方が大きいということをお伝えしていました。 今回は、発売から2か月ほど経って、PS4が結局どうなっているのか、というお話です。比較対象として、同じ
一世を風靡したNECのPC-9800シリーズ さようなら98一時は日本を代表するPCとまでいわれたNECのPC-9800シリーズですが、いよいよ製造が中止される日がやってきてしまいました。 ●国民機の終焉 先日、NECがPC-9800シリーズの製造終了を発表しました。PC-9800シリーズといえば国民機とまでいわれるほどのシェアを誇り、NEC本社ビルを建てる原資となったともいわれているほど、NECの、いや日本を代表するパーソナルコンピュータです。そんなPC-9800シリーズですが、1000ドルパソコンのコンパックショック以来、いつかはやってくるといわれ続けた日がとうとうやってきてしまいました。筆者は早々にPC-9800シリーズを使用しなくなっていましたが、今でも日本の多くの企業などでは機械の制御や、改変されていないシステムを動作させるために、日夜活躍している機体も多いことでしょう。今回はそ
前回のゲーム業界ニュースでは、据え置きゲームハードにおける普及台数ではトップであるWiiが、市場において後半は存在感を無くしてしまったという点について、発売タイトル数が伸びなかったことが問題である、というお話をしました。そして、Wii Uは、ハードを一気に盛り上げるキラータイトルが必要なことはもちろんのこと、コンスタントにゲームソフトが発売されて盛り上がりを維持することが重要である、ということについてもご説明しました。 【関連記事】 Wii UはWiiの失敗を繰り返すのか(AllAboutゲーム業界ニュース) さて、ここで1つ疑問があります。何故Wiiはタイトル数が伸びなかったのか、ということです。ここが分からなければ、Wii UがWiiの失敗を回避できるかどうかについても分かりません。そこで今回は、Wiiのタイトル数が伸びなかった原因について、お話してみたいと思います。 サードパーティー
ある木曜日、ガイドは新宿に行ったついでにヨドバシカメラに寄りました。ヨドバシカメラ 新宿西口本店 ゲーム・ホビー館。人気タイトルや新ハードの発売時などには行列もできてメディアが取材する有名店の1つです。お目当てはというと、この日発売される「とびだせ どうぶつの森」(以下どうぶつの森)です。誕生日に奥さんにプレゼントしたニンテンドー3DSLLにどうぶつの森をダウンロードしてあげようと思ったのです。そこで驚くべき光景を目にしました。 というのも、売り切れたんです、どうぶつの森が。そんなの驚くほどのことじゃないと思うかもしれませんが、売り切れたのはパッケージだけではありません。ダウンロード版まで売り切れているのです。ダウンロード版はお店でカードの形で売られていて、中にダウンロードコードが記載されているのですが、正確にはそのダウンロードカードの最後の2枚のところでガイドが購入し、残りの1枚も目の前
みなさんはゲームの情報を何で得ていますでしょうか? ゲーム情報誌、テレビCM、ゲーム販売店のポスターやPOP、様々な媒体がありますが、このゲーム業界ニュースを読まれているような方はWebで情報収集をしているという人も多いかもしれません。今回は、そのWebを使ったゲーム業界とユーザーのコミュニケーションのお話です。 任天堂は2011年10月21日に、ニンテンドーダイレクトという新しい試みを始めました。それは、既存のゲーム関連メディアを使わず、任天堂自身が、ユーザーに直接ゲームを紹介するという試みです。ちょっと大げさにいうとこういう試みがはじめられたということは、ゲーム雑誌などのゲームメディアの存在意味を揺るがす、そんな象徴的な事例と言えるかもしれません。ニンテンドーダイレクトがどんなものであるのかご紹介しつつ、ゲーム業界とゲームメディアのあり方の変化について、お話してみたいと思います。 ニン
ゲーム音楽には過去しかない。 こう書くとネガティブなイメージしかわかないかもしれない しかし、ある意味ではこれは本当のことなのである。 一体どういう意味なのか? それでは、ゲーム音楽の過去と未来を考えてみよう。 『スペースインベーダー』以前と『ラリーX』以降 ゲーム音楽は制約との戦いであった。 『スペースインベーダー』では抵抗器による効果音でゲームに彩りを与えていたが、ゲームが「印象に残る旋律」を奏でるには、ゲーム機に音源が搭載されるまで待たなければならなかった。 ナムコの『ラリーX』でゲーム中音楽が鳴り、効果音も鳴るようになった。それ以後は『ゼビウス』『マッピー』など、多くのゲームで音楽が鳴るようになる。印象に残る作品を挙げるだけでも枚挙に暇がないほどだ。ここからゲーム音楽は飛躍的な進歩を遂げる。 期を同じくして家庭用ゲーム機の(事実上の)始祖、ファミリーコンピュータが発売された。 ファ
自力で記述したHTMLに対するRSSを手軽に公開 ブログなどのシステムを使えば、追加したページに関するRSSを自動的に作成してくれます。 しかし、自力でHTMLを記述して公開したページのRSSは作成してくれません。 そこで今回は、ローカルHDD内にある自分で作成したHTMLファイルから、自動的に情報を抽出してRSSを作成してくれるソフトウェアをご紹介致します。 ご紹介するのは、「Fumy RSS & Atom Maker」という、最近に更新されたHTMLファイルから情報を自動抽出して、RSSフィードやAtomフィードを自動作成するソフトウェアです。 ※拙作のフリーソフトです。 「RSS作成ソフト」と言っても、RSSに含める文章を全部手入力しなければならないソフトではありません。 HTMLファイルの中身から自動的に文字列を抽出して、RSSやAtomフィードを生成できるソフトです。 このソフト
東京ゲームショウは、誰もが認める「日本最大」のゲームショウでした。しかも今年からは、アメリカのゲームショウ「E3」が規模を縮小したため、東京ゲームショウはE3に代わって「世界最大」のゲームショウになりました。にもかかわらず、一般の来場者数が減ってしまった原因は一体どこにあるのでしょうか。 以前から、東京ゲームショウの問題点はいくつか指摘されてきました。 第一に、来場者への「おもてなし」。 せっかく入場料を払って来てもらっているのに、ほんの数分の試遊のために何十分も(人気ゲームになると何時間も)待たせることが恒例のようになっています。ブースの各所にモニターを設置するなどして、待っているあいだに映像を観られるようにするなどの工夫はされていましたが、それも不十分なブースも少なからずありました。PS3が初出展された昨年の殺人的な混雑ぶりに比べると、今年はだいぶ緩和されたようですが、そもそも来場者数
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