印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 富士通がSI(システムインテグレーション)を中核事業とする伝統的なIT企業と、デジタル技術を駆使したDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する企業に分ける。後者について同社は、2020年1月に新会社を設立する予定だ。時田隆仁社長が9月26日の経営方針説明会で、「DX企業は富士通の一部門ではなく、自立したコンサルティング会社になる」と語り、DXの新会社については、伝統的なIT企業の影響力が及ばない組織にすることを明かす。組織構造や人事制度などを、これまでの富士通とは異なる新しいデジタル時代に相応しいものにするということだろう。 その新会社を「富士通デジタル」と呼ばせてもらう。同社のデジタルビジネスを成功に導くためのカギは、少なくと