人吉の昨日朝の最低気温は4℃。日中の最高気温は22℃でした。 朝、教会に行く時は寒くてダウンを着込んでいたのに、聖体礼儀を終えて祭服を脱いだ時は暑くてシャツ一枚になりました。 さて、正教会では復活祭前の大斎(おおものいみ。Great Lent)を準備する期間に入っていますが、主日聖体礼儀では三週連続シリーズでイエスが語った「たとえ話」を読むことになっています。 そのたとえ話を通して、「罪と悔い改め」「謙遜」「無償の愛」「最後の審判」等々の、キリスト教の基本となる諸概念を再確認するわけです。学び直しの期間と言ってもいいかも知れません。 そういった基本への理解なしに、信仰生活でやみくもに形式だけを追求しても、これから紹介するファリサイ人と同じになってしまいますので、私はこの大斎準備期間は極めて重要だと考えています。 昨日はシリーズの第一回、ルカによる福音書18章の「徴税人とファリサイ人のたとえ