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深町先生に関するnamaniku_keroのブックマーク (16)

  • 本日発売「ダウン・バイ・ロー」 - 深町秋生のスーパー横綱日記

    ダウン・バイ・ロー (講談社文庫) 作者: 深町秋生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/05/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 186回この商品を含むブログ (17件) を見るハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー) 作者: 押切蓮介出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2012/02/25メディア: コミック購入: 14人 クリック: 277回この商品を含むブログ (150件) を見る ちーわけで、日から講談社文庫より、新刊「ダウン・バイ・ロー」が発売となります。 どうぞよろしく。 内容はといえば、講談社の「イン・ポケット」のサイトに書いております。一部、引用 ここ最近は、ずっと「自分が読みたい小説」を発表してきた。つまり「こんな世界や、あんな人間たちがいたらいいな」という、ドラえもん的な思考に則って、娯楽に特化した作品だ。香港ノ

    本日発売「ダウン・バイ・ロー」 - 深町秋生のスーパー横綱日記
    namaniku_kero
    namaniku_kero 2012/05/17
    やっと読み始めた。俺、田舎が福島だから、こういう閉塞感、良く解る。
  • 深町秋生の序二段日記

    実に日らしい映画を観た。ある意味究極の日映画だ。 昭和38年公開の「武士道残酷物語」である。原作は「シグルイ」でお馴染みの南条範夫。監督は左翼の巨匠今井正である。ベルリン映画祭で金熊賞に輝いた。 この作品は実に狂っていて、恋人が自殺未遂したのをきっかけに、現代青年であるサラリーマンがどういうわけか「これは自分の一族になにか理由があるのでは……」と実家に戻り、過去を調べるというもの。するとそこには七代にまたがる血の歴史が存在した。ジャーン……という話。 江戸時代初期から明治時代や太平洋戦争を経て現代まで。主人公の血筋である飯倉家の悲惨な歴史が七つも語られるのだが(老け役から少年まで中村錦之助が全部演じる)、おおかた話はすべて一緒である。「変態で冷酷で意地悪な権力者にあの手この手で虐められる」×7というハードコアな仕様なのだ。 例えば一話目では農民一揆(たしか島原の乱)に手こずった殿様(東

  • 文庫化デッドクルージング。 - 深町秋生の序二段日記

    つーわけで、お仕事の話です。 3年前の拙著「東京デッドクルージング」が文庫化されるのであります。 11月5日発売ということで、ぼちぼちお目見えするころでしょうか。 表紙は、単行は高橋ヨシキ氏による超コワモテのすばらしい表紙だったわけですが、いろいろと諸事情があり、最近だした刑事小説とわりと近い感じになっております。タイトルも「東京」が取れました。 解説は香山二三郎さん。「寡作なやつだけれど、これからはそうじゃなくなるであろう」という予測と激励をいただいております。踏ん張りどきであります。 さて、バイオレンス小説なわけなのですが、一番ドンパチが激しい内容となっております。簡潔に言うと、 「オリンピック開催間近の近未来東京(首相は元お笑いタレント)で、脱北者の殺人兵器のおねえさんと、右翼の民兵となった下流出身の若者たちと、中国の諜報組織が三つ巴でぶっ殺しあう」 そんな感じのハードアクション物

    文庫化デッドクルージング。 - 深町秋生の序二段日記
    namaniku_kero
    namaniku_kero 2011/11/03
    文庫化まってたので、うれしいす。
  • アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 « 破壊屋

    『アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子』を読んだ。かなり面白かった。『アウトバーン』は文庫書き下ろしのシリーズ第一作ということで、深町秋生の他の作品よりもグッと気楽に読める痛快さを持っている。だから 「深町秋生の小説って暴力的で暗くて嫌い。やっぱり東野圭吾のほうがいい」 とか言っている俺の母親にも自信を持っておススメできる。暴力的なところはいつも通りだけど。 深町秋生作品の魅力と言えば、小説内の事件が現実の事件とどことなく繋がっていく感覚だ。傑作『果てしなき渇き』は八王子スーパー3人射殺事件やプチエンジェル事件(高校生や中学生とセックスできる売春クラブ)を思わせ、『ヒステリック・サバイバー』はコロンバイン銃撃事件と宮崎勉事件が背景にある。『東京デッドクルージング』に出てくる日のテロ組織は「日に国産テロ組織なんて…」と思ってしまうが、読み進めていくと連合赤軍やオウム真理教のサリン部隊を

  • 震災後の仙台を歩く - 深町秋生の序二段日記

    仙台のワッシュ君(id:washburn1975)に会ってきた。 「高速道路も通ったし、ガスコンロか灯油を持ってこうか?」と言ったら、「電気も水道も復旧したし、うちは灯油を使ってないんですけど、とりあえず映画秘宝読みたいです」 という答えが返ってきたので、今月の秘宝やマンガを持って仙台に行ってきた。 仙台空港近くを通る仙台東部道路を通った。仙台平野の沿岸部を走る高速道路だが、巨大津波がこの道路にまで届いたらしく、道路周辺の田んぼや家は泥と瓦礫と化していた。東部道路自体も、あちこちに凸凹ができている。 ワッシュ君が「あの道路周辺はこの世の地獄です」と言ったが、当に地獄だった。田んぼにはひっくり返った車や漁船、ねじれた自販機が転がり、油にまみれた粘つく泥が瓦礫と一緒にすべてを埋めつくしていた。 名取インターチェンジ周辺は瓦礫と泥の山に埋もれていた。それでもETCを出ると「割引1000円」とい

    震災後の仙台を歩く - 深町秋生の序二段日記
    namaniku_kero
    namaniku_kero 2011/03/27
    12年住んだ街。タイガーと時遊館の辺りでちょっとガツンと・・。
  • 新作『ダブル』の表紙&帯 - 深町秋生の序二段日記

    9月24日に新作『ダブル』が刊行される予定です。どうぞよろしく。 装丁は多田和博氏。帯には、野崎六助氏、池上冬樹氏、茶木則雄氏のコメントが掲載されております。 http://webmagazine.gentosha.co.jp/special/vol231_review.html(Webマガジン幻冬舎: 特別掲載!新刊書評『ダブル』) 発売前だけど、池上氏による書評が掲載されております。

    新作『ダブル』の表紙&帯 - 深町秋生の序二段日記
  • 死に遅れながら生きる宿命「さよならもいわずに」 - 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 大学生のときに、こっぴどい失恋をした。当時ぞっこんだった女性から、「もう終わりにしましょう」と電話で告げられたのだった。  ささいな口ゲンカが原因だったのだが、怒りにまかせてなじった結果、相手のプライドをひどく傷つけてしまい、なんとか関係を修復しようと謝罪を繰り返したものの、もはや手遅れ。相手の心はすでに離れていた。  身から出た錆であるから、黙ってその申し出を受け入れたのだけれど、その後の喪失感はすさまじいものがあった。なにかおいしいものをべたとしても、「あいつと一緒にべたら、もっとうまかっただろうな……」と思い、また映画を見ても、「あいつだったら、どんな感想を持ったかな……」と考える。なにをやってもせつない痛みに襲われ、胸に開いた穴から気力が

  • 野心あふれる綱渡り大作「インセプション」 - 深町秋生の序二段日記

    さて話題の大作「インセプション」を見た。今日は映画感想。 で、ふと思い出したのはセルジオ・レオーネ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(84年公開)だった。禁酒法時代に生きたNYギャングたちの長い人生を描いたもので、少年期と青年期、ギャングから足を洗った老年期の3つの時代が入り組んだ映画である。 タランティーノ作品のおかげもあって、最近は時制がシャッフルされる映画もめずらしくはないが、当時は「過去と現実がごちゃまぜでよくわからん!」という結論に達したらしく、アメリカではこの「ワンス……」、少年期→青年期→老年期と、わざわざ時間通りにきっちり構成を直して上映したのだという。 重い過去を引きずる老年期と、イケイケだったまぶしい青少年ギャング期とが、複雑に交錯するからこそおもしろいのであって、時制をきっちり一方通行にしてしまったら、おもしろくもなんともない。「そうしないとアメリカ

    野心あふれる綱渡り大作「インセプション」 - 深町秋生の序二段日記
  • ゲーセン。賭博養成所 - 深町秋生の序二段日記

    トバクがいろいろ熱いことになっている。 野球賭博も熱いが、近所のパチンコ屋も相変わらずの大賑わい。1円パチンコや0.5円パチンコを導入して、細く長く搾り取ることを決めた田舎のパチンコ屋は、昼間も失業者と年金暮らしのお年寄りでいっぱいだ。 野球賭博の琴光喜や大嶽親方も、なにやら何千万円もつぎこんでしまったらしいが、南陽市赤湯のおでん屋の大将も、二千万もつぎ込んだ結果、パチンコ店の便所で首吊ったっけ。菱の代紋のバクチもむごいが、桜の代紋がケツモチしている銀球式の賭博もけっこうえげつないものである。 地方の娯楽といえばパチンコのみ。そんな土地に住んでいるわけだが、パチンコをしない人間にとっては、これはなかなかに苦痛だ。何度かそのおもしろさを知ろうと、玉をはじいたことはあるけれど、やっぱりよくわからない。ビギナーズラックすらなく、玉がさっぱり出なかったというのが最大の原因だろう。 プレステ3の大作

    ゲーセン。賭博養成所 - 深町秋生の序二段日記
  • 相撲部屋経営ゲーム「スモつく」 - 深町秋生の序二段日記

    さて選挙報道に埋没した感のある相撲だが、ここ最近はずっと興奮させられた。今までよくわからなかった相撲界の内部も、だいぶ明らかになってきたというか。相撲についてあれこれ考えていた。 今回の名古屋場所には新弟子がひとりしか来なかったようだが、若者の目をもっと意識して、ゲーム界に進出するのはどうだろうか、などと。「サカつく」があるなら「スモつく」があってもいいのではと。サッカークラブではなく、相撲部屋経営シュミレーションゲームだ。ぐっとリアリティのある世界を構築したいところ。 部屋の弟子たちがどんどん関取になって出世していけば、部屋も潤うというシステムだが、たくさんの罠が待ち受けている。お小遣いをたんまりくれるタニマチの実業家はじつはヤクザだった、というのはまだ序の口。増長しきった弟子に部屋のなかをしっちゃかめっちゃかにかき回されることもある。ちなみにそんなワンパクの弟子に相撲道のなんたるかを教

    相撲部屋経営ゲーム「スモつく」 - 深町秋生の序二段日記
  • ヨシモトと暴力の空気 - 深町秋生の序二段日記

    今週のネット界はこの話題で持ち切りだった。 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1495370.html(「人志松のすべらない話」で千原ジュニアがした話が、レイプ未遂、傷害罪では?と批判殺到) 放送作家でタレントの木村祐一が、自宅に招いた女性に、カチカチの凍った鶏肉を投げつけたという話。深夜に招いたのに、やらせてくれなかったのに腹を立て、鶏肉を放って追い返したというのだ。 それを千原ジュニアが粗暴な雰囲気ぷんぷんさせながら語るものだから「どこがすべらない話なんだ」「ただのDV野郎じゃねえか」「犯罪自慢かよ」と非難ごうごうなのであった。 リンク先にそのときの模様があった。見たけれど、なるほど、これは誤解を生むだろうなと思った。ニヤっと笑ってしまうところもある。私はゴシップや陰口が大好きなので、「ああ、木村祐一って(文化人ぶってるのに)そんなあぶ

    ヨシモトと暴力の空気 - 深町秋生の序二段日記
  • パルプノワール的傑作「イングロリアス・バスターズ」 - 深町秋生の序二段日記

    うわ、すごいもん見ちゃったなあ。 ……などと今年「ウォッチメン」を見たときと同様の感想を抱いてしまった。まあすごい。Q・タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」である。 「アンヴィル」も「スペル」も「母なる証明」も山形ではやってくれなくてはなはだ絶望的な気分に陥ってるが、めでたく「イングロリアス〜」は上映してくれた。ありがたやと速攻で見て、「おもしろい! すげえ!」という感想と同時に「これは当たらない!」とも思ったのだった。一般的人気は獲得しえないんじゃないかと。 アメリカでは、QT映画でもっともヒットした作品なのだという。たしかにスリル満点で、私も気に入ったのだが……いやはやものすごくドライな仕上がり。地方の映画館で上映されるにはあまりにハードボイルド。演歌的なウェットさがなく、勧善懲悪度(ナチが相手なのに)が低い都会的な肌触りともいえる。まあそれがタランティーノ作品の魅力では

    パルプノワール的傑作「イングロリアス・バスターズ」 - 深町秋生の序二段日記
  • 深町秋生の序二段日記

    毎度おなじみ、柳下毅一郎氏監修の洋泉社ムック、マーダー・ウオッチャーシリーズの新刊が発売される。 デザインは私の「東京デッドクルージング」も手がけてくださったサタニスト高橋ヨシキ所長である。 毎回、取次から嫌がられているという噂もちらほら耳にする凶悪なシリーズだが、今回はあのコロンバインからちょうど10年ということで、発売日も事件が発生した4月20日に設定(総統の誕生日でもある)。もちろん今回の目玉はコロンバイン高校乱射事件特集である。改めてスクールシューティングとはなにかを取り上げております。 私もスクールシューティングと聞くと、じっとしていられず「我が心のコロンバイン」と題したコラムを寄稿しております。(私の友人や家族は読まないでください。書いといてなんだけれど正直嫌です。) しかしこのマーダー・ウォッチャーシリーズだが、毎回出る直前になって凶悪な事件が発生するのだけれど(前回は厚生省

    深町秋生の序二段日記
    namaniku_kero
    namaniku_kero 2009/04/10
    早速予約しましたよ
  • 深町秋生の序二段日記

    派遣村に関する騒動を見ていると苦々しい寂しさが湧く。すっかり出遅れてしまったけれど。 で、今が極貧社会なのだという実感が湧いた。それまでだって貧困社会だとは思ってはいたが。 http://d.hatena.ne.jp/kechack/20090109/p1(政治に関心の薄い層に残る自己責任狂 Munchener Brucke) http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20090109/1231512798(個人的にはこういうことをいえる人はすごいと思う。土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。) あらゆる理由をこしらえて、どうにかして派遣村をバッシングしたい。「あそこに集ってるのはアカと怠け者に決まっている! そうであってくれ!」という必死さ。「タバコ吸う余裕があるなんて!」とか当に目のつけどころがすごいと思う。そのエネルギーを横峯さくらのオヤジとか、JK大好き義家先

    深町秋生の序二段日記
    namaniku_kero
    namaniku_kero 2009/01/15
    おもしろい/相変わらず引き出し多い
  • 深町秋生の序二段日記

    おすぎです! 仕事ばかりしてたら過労で倒れました。 仕事にしたら暇になると思ったのだけれど。 そんなわけで軽く。 前にも書いたが、速水健朗さんから聞いた話で「アルバムは売れないけど、夏フェスでTシャツは売れる」というのがあった。「コンテンツからコミュニケーションの時代」というやつ。非常に感銘をうけた覚えがある。シニカルに言えば、「おれはこのアーティストをリスペクトしてるんだぜ! ベスト盤しか聴いてねえけど!」みたいな。深く知る気はないけど主張はするぜ! つるもうぜ!という感じ。 で、もうすぐチェ・ゲバラの映画である。「あ、これは」と思ったが、おすぎに先に言われてしまった。 おすぎです! チェ・ゲバラをTシャツでしか知らないあなた! だって。たしかにゲバラは「Tシャツやポスターでは有名だけど、実績や哲学は詳しく知られてない人」業界における最右翼(ゲバラだから最左翼というべきか)だと思う。

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  • 深町秋生の序二段日記

    洋泉社の殺人ムック「Murder Watcher」がまた近いうちに発売されると思いますが、詳しくはまたいずれ。 しかしこのムックが作られる直前に、どういうわけか社会が仰天するような殺人事件が起きる。(前回も直前に秋葉原の通り魔が起きた)今回も洋泉社のTさんが相当パニックに陥っている模様。校了前に、あの大事件当に迷惑な話である。 ワルい形相の中年男が出頭したわけだが、「保健所にペットを殺されたから」というかなりシャブ〜いことを喋っている様子。(少なくともおれは凍りついた。ケッチャムの小説じゃあるまいし。動物愛護暴力!)かりにあれが犯人だとしたら、先日の個室ビデオ店放火事件よりさらに上を行くしょうもなさである。動機はストロー級、やってることだけはヘビー級という感じ。さっそく朝のニュースショーでは徳光さん(銭ゲバ)が警視庁詰めの記者に現況を訊いていたが、記者は「保健所にペットを殺されたなど

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