まずはた、テレビアニメーション「タッチ」のオープニング動画(第一期)を見てください。 →動画 … 見ましたか。 見ましたね。 見た前提で話を進めます。 0:50~0:57まで、橋をロングで映しているカットからはじまって、泣いている浅倉南へと続く一連のシーンを見たとき、どのような「動き」を感じましたか? 橋の裏面からティルトダウンして、橋のたもとで泣いている浅倉南が現れるカットで、「3D的な」三次元的な感覚を覚えませんでしたか? まるで本当に空中に滞空していたカメラがぐいっと地面に降りたように見えませんか? 僕が初めて「このシーンって不思議だな」と思ったのは、野球少年兼オタク予備軍だった中学生の時です(1993年ごろ)。夏休みの昼間にタッチの再放送が流れていました。夏期講習の合間、家で昼飯を食べながら見ていました。当時は、なんかかっこいいなー、というくらいの認識でした。第一期よりも第三期のオ