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ブックマーク / www.p-tina.net (4)

  • 【ぷらちな】『超速変形ジャイロゼッター』ロボットアニメの新たな挑戦/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第10回

    [第10回]『超速変形ジャイロゼッター』ロボットアニメを今作る、という挑戦 この秋からスタートした『超速変形ジャイロゼッター』はいくつかの点で非常に興味深い作品だ。 まず一つは制作会社A-1 Picturesがマーチャンダイジング中心のキッズ(稿では未就学児童から小学校2年生ぐらいまでを想定している)向け作品を初めて手がける点。これまでハイターゲット向けの、パッケージソフト販売で回収するタイプの作品を中心に手がけてきた同社にとって、企画の幅は大きく広がったことになる。 そしてもう一つが、キッズ向けでロボットを中心に置いた作品であることだ。もちろんロボットものといえば、現行タイトルにも『ダンボール戦機W』があるが、これと『超速変形ジャイロゼッター』の間にはかなりの違いがある。では、その違いはなにによるものなのか、考えてみたい。 『超速変形ジャイロゼッター』の舞台となるのは、2012年の日

    namasutenohito
    namasutenohito 2012/10/24
    文脈から外れた話かもだけど、三十路越えたオッサンが、アニメだけを見て、ゲームをPLAYしていない上で言うと「操縦感覚」については首を傾げる感が。変形したら、カードを読み込ませる位しか「操作」していない。
  • 【ぷらちな】『銀魂』コンテンツじゃない、番組だ。/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第4回

    『銀魂’』が最終回を迎えた。復活はあるだろうか。復活があればうれしいが、終わらないでほしいと未練がましく作品にしがみつくのも『銀魂』らしくないような気がする。 『銀魂』は少年ジャンプに連載中の同名漫画を原作とするアニメ番組だ。宇宙人(天人)によって開国させられた日を舞台に、「万事屋銀ちゃん」のメンバー、坂田銀時、志村新八、神楽の3人がさまざまな事件に巻き込まれる内容で、2006年から4年間放送された。その後、1年間の再放送を挟んで2011年からは第二期『銀魂’』がスタート。その最終回が3月26日に放送された。 『銀魂』は反時代的なアニメだった。 たとえば「作品」と「商品」がある。同じアニメであっても、作り手が思いを込めて作り上げたという点に注目すれば「作品」となり、ファンがDVDなどを購入することでビジネスが完結するという部分に注目すれば「商品」と呼ばれる。 『銀魂』はこの「作品」「商品

    namasutenohito
    namasutenohito 2012/04/16
    読んだ。
  • 【ぷらちな】『男子高校生の日常』とキャラクター/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第2回

    作品の面白さとは別に、見ているとアニメについてつい考えてしまう作品というものがある。『男子高校生の日常』はそんな作品の一つだ。『男子高校生の日常』を見ていると、いつも「アニメにおけるキャラクターとはどういう存在なのだろう」という疑問が浮かんできてしまう。 『男子高校生の日常』は山内泰延の同名ギャグ漫画のアニメ化。タダクニ、ヨシタケ、ヒデノリという3人の男子高校生が、「あるある」と頷きたくなるようなシチュエーションからもう半歩踏み込んで、男子高校生のアホさを象徴するようなくだらないやりとりを繰り広げる内容だ。そのノリは、ギャグアニメというよりコントといったほうかしっくりくる。このコントを盛り上げているのが、この3人を含め、演技巧者がそろったキャスティングなのはいうまでもない。 たとえば『男子高校生の日常』第5話のアバンタイトルでは背中からキャラクターをとらえ、第6話ではロングショットでバレー

  • 【ぷらちな】帰ってきた『日常』/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第1回

    [第1回]帰ってきた『日常』 『日常』がNHK Eテレで始まった。 ご存じの通り『日常』は、あらゐけいいちの同名マンガを京都アニメーションがアニメ化した作品で、2011年4月から独立UHF局を中心に放送されたEテレ版は、全24話の同作を全12話に再編集して放送するという。 NHKはBSで他局で放送されたアニメを放送してきたことはあったが、地上波しかもEテレ(教育テレビ)で放送するのは非常に珍しい。 ここに現在のTVアニメを取り囲む状況が集約されているといっていい。 一つは番組編成と番組制作の関係。 TV局主導のもとで製作されるアニメを俗に「局製」という。’80年代の19時台に放送されていたアニメなどを想像してもらうとわかりやすいかもしれない。局や広告代理店が、どの時間帯に放送するかを想定し、そのために企画を決めて(原作を選んで)て、スポンサーを募り放送する。この時はまだ「どんな時間に番組を

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