森田宏幸です。 今日は2010年5月15日です。 前々回書いたとおり、「ドラえもん」 について書きます。 実は私は、今年公開された映画「ドラえもん のび太の人魚大海戦」(まだやってる映画館ありますね)の原画をやっていた。去年の暮れから1月にかけて。ほんの20カットぐらいですが。スタジオには入らず自宅でやりました。 中盤、しずかが透明な球体に閉じこめられて気を失うあたり。その前後。とくに目立ちません。コンテに忠実に丁寧にやりました。アニメーター歴23年にして、ついにドラえもんを描いた。 (去年から先日までずっとかけもちで遅らせた某劇場映画の関係者の皆さん、浮気しててごめんなさい!) 引き受けたのは、親しい知人が作画監督だからでした。栗尾昌宏(くりお まさひろ)さんと、浅野直之(あさの なおゆき)さん。浅野君は「ぼくらの」の作画で活躍していた若手です。今回なんと総作画監督です。栗尾さんは、私が