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ブックマーク / tokigawa.hatenadiary.org (3)

  • 『君に届け』における「届けること」 - あしもとに水色宇宙

    届けること 『君に届け』第8話「自主練」を観て、この物語はタイトルの「君に届け」という通り、やっぱ「届ける」物語なんだなと感じました。まずは第8話について。 第8話では冒頭から「笑うこと・笑顔」が反復され、「笑顔」というものが今回の主題の一つになっていると思われる。爽子が笑うと福がくる都市伝説や第8話から格的に登場した胡桃沢梅の全編に渡ってのを被っているような微笑など、登場人物たちに対して「笑顔」というものが顕著にあらわれる。それでBパートラスト。石でサッカーの練習をしていた黒沼爽子は風早翔太に声をかけられ、サッカーの練習をすることになる。この時、言葉はほとんど交わされない。風早の「こっち」というたった三文字の呟きだけで二人のやりとりが成立してしまう。サッカーの練習をするやりとりを成立させたのは、言葉ではなく風早が爽子に一瞬みせた「笑顔」によりコミュニケーションが成立したという側面が強

    『君に届け』における「届けること」 - あしもとに水色宇宙
  • 花澤香菜さんのターニングポイント〜棒読みと言われて〜 - あしもとに水色宇宙

    棒読みの声優について度々話題になっているが、棒読み声優は決して悪くはないと僕は思う。何故なら、声優さんの演技の成長を一緒に体験できるからだ。棒読み声優の多くは駆け出しの声優さんであり、まだ成長しきってない彼/彼女の演技の成長を見届ける事は格別な楽しみではないのだろうか。 ここで、僕が好きな声優の一人、花澤香菜さんを例に挙げたいと思う。 現在、「かんなぎ」でざんげちゃん役を演じている花澤香菜さん。声優として彼女が初めて演じた役は、2003年の「LAST EXILE」ホリー・マドセイン役だった。まだ、この時点では彼女が大きく声優として注目されることはなかった。彼女が初めて注目されることになったのは、2006年に放送された「ZEGAPAIN」でのヒロイン、カミナギ・リョーコ役である。この時、注目されたのは彼女の演技が素晴らしかった訳ではなく、彼女の演技が、あまりにも棒読みだったために注目されたの

    花澤香菜さんのターニングポイント〜棒読みと言われて〜 - あしもとに水色宇宙
  • あしもとに水色宇宙

    去年に引き続き今年も。 選んだ理由は、後日挙げます。 『SHIROBAKO』 『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』 『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編』 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』 『放課後のプレアデス』 『響け! ユーフォニアム』 『城下町のダンデライオン』 『ガッチャマン クラウズ インサイト』 『干物妹!うまるちゃん』 『監獄学園』 観てきました。素晴らしかったです。 肌理細やかな描写の数々が良かった。登場人物の所作一つ一つが意味を持っており、それが人物造形を豊かにしている。 演出面もこれまた良かったです。 作中、「殻」のモチーフが度々登場する。 成瀬順は、自分が発した言葉よって、家族を壊してしまったことに強いショックを受け、「自分の想い・自分の言葉」を他者に発することが出来なくなってしまっていた。「殻」の中に閉じこもっている状態なのだ。

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