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2011年5月30日のブックマーク (3件)

  • ララビアータ:丸山真男の「福沢諭吉論」 - livedoor Blog(ブログ)

    ゼミで丸山真男の「福沢諭吉の哲学」を取り上げたついでに、梅克己の「マルクス主義と近代政治学―丸山真男の立場を中心として―」と、鎌田哲哉氏の「丸山真男論」を久しぶりに読み返してみた。以前に読んだときには読み飛ばしていた所もあり、あらためて深い感銘を受けたが、いまでは以前より両論に対する私自身の批判点もはっきりしてきたので、その点についてノートしておきたい。ついでに述べれば、梅論文は、丸山自身が唯一「見当違いがない」(『戦後日の革新思想』p−394)と認めたものであり、鎌田論文は1998年「群像新人文学賞」の受賞作品である。(この作品を選出した当時の『群像』の見識と、何より鎌田氏を応募させる気にさせることができた柄谷氏をはじめとする選考委員の面々は、栄誉に値すると思う。) 梅の丸山論は、蠟山政道のマルクス主義批判から始まる。――史的唯物論の立場からは、政治の自律性が否定され、したがって

    namawakari
    namawakari 2011/05/30
    “鹿野武一は、シベリアのラーゲリの中で「人間的に話そう」と誘う看守に対して、もしあなたが人間であるなら、私は人間ではない。もし私が人間であるなら、あなたは人間ではない」と答えたとされる”
  • 読書 - tamuraの日々の雑感

    以前に頂いていた、金慧「自律と所有――自己尊重の社会的基盤をめぐって」須賀晃一・齋藤純一編『政治経済学の規範理論』(勁草書房、2011年)を読了。 政治経済学の規範理論 作者: 田中愛治,須賀晃一,齋藤純一出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2011/03メディア: 単行購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (11件) を見る 著者の主張は明確である。つまり、「自律」(他者の意志に従属しない状態)のためには、「所有」によって可能となる「自己尊重(self-respect)」が必要だということである(117頁)。この点を著者は、アレントとロールズの思想の検討によって確認していく。両者は、異なる点もあるものの、どちらも、所有→自己尊重→自律という議論を行っているとされる。 個人的には、特にアレントの解釈を興味深く読んだ。僕が素人だからかもしれないが、アレントにおいて、私的領

    読書 - tamuraの日々の雑感
    namawakari
    namawakari 2011/05/30
    “アレントの描く個人は、私的領域=私的所有によって自己尊重を獲得したのち、なぜ、公的領域に「必ず」出ていくと言えるのだろうか”
  • 節電:「県立校は冷房止めよ」 知事指示に愛知県教委困惑 - 毎日jp(毎日新聞)

    夏場の節電を陣頭指揮する大村秀章・愛知県知事が県立学校での冷房の停止を指示したことに対し、県教委が困惑している。県立高校に設置されたエアコンのほとんどは、公費ではなくPTAの寄付金などで設置され、電気代もPTAなどが負担しているのが実態。「知事の気持ちは分かるが、強権発動は難しい」(幹部)というわけだ。 大村知事は、中部電力が浜岡原発の全面停止によって電力需要がピークになる時間帯の節電を呼び掛けたのを受けて対策を指示。24日の部長会議で「こんなに細かいことまで、という部分も含めて(対策を)積み上げたい」と述べた。その際、「照明がなくてもノートは取れる、と思わんわけでもない」と自らの学生時代をふり返り、「学校は(冷房などを)全部切ったれ」とはっぱをかけた。 だが、実際はそう簡単ではない。県教委によると、県立高149校のうち、県の支出で教室に冷房が設置されているのは2校のみ。90校では県の財源

    namawakari
    namawakari 2011/05/30
    要は、口を出し易いところからやってみましたってことか。アホの下で働かないといけない人々に同情する。