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ブックマーク / legalxdesign.hatenablog.com (10)

  • 【本】私のおすすめ3冊:プレゼンテーションマインド編 - Legal X Design

    最近諸々忙しく*1、自分もフル回転ゆえ指導に至らないところが生じております。 「これではいけない、ちゃんと話をしよう」と思い、メンバーに伝えたいことを整理した結果、プレゼンテーションの心得を話そうという結論になりました。 そこで、関連書籍を読み返したので、私が頼りにしている書籍をご紹介します。プレゼンテーションに関する書籍の中でも、今回は資料作成のテクニックではなくマインドの部分で何度も読み返すお気に入りです。 プレゼンテーションの心得:準備と情熱 法務には「誰かに何かを伝える」という仕事がかなりあり、私は、準備と情熱がそれを支えると思っています。「情熱」はクサく聞こえるので、当事者意識といってもいいかもしれません。 準備をするとはどういうことか。自分の仕事に置き換えると次のようなもので、周到にやるには情熱が必要です。よりよい事を成すために、使えるものは何でも使え。 大きな仕事では、最初に

    【本】私のおすすめ3冊:プレゼンテーションマインド編 - Legal X Design
  • 部下を評価する準備 - Legal X Design

    仕事に好き嫌い、得意不得意という感情は持ち込まないように心がけているのですが(でないとすごく手を抜きそうなので…)、「部下と良好なコミニュケーションをとる」「部下を評価する」というのが苦手です。終わったと思ったらまたすぐ来る… 目標設定が難しい 会社員に転職して驚いたことのひとつは、期初に目標を立て、期末に達成度を評価し、それにより給与や賞与、ひいては昇格・昇進が決まることでした。そういうものがあるとは知っていたけれど、法務パーソンにも適用されるとは思っていなかった・・・*1 そして、身をもって体験し、次のような不平不満がすぐに沸々とわいてきました。 法務は基的に受け身の仕事で、この先半年でどんな仕事をするか読めず、目標なんて立てられるか 計画を立ててできる仕事もなくはないが、降ってくる仕事をきちんとこなしたことを評価しろ(そっちが業だろ) 法務のパフォーマンスがよかったか悪かったか、

    部下を評価する準備 - Legal X Design
  • 組織目標の考え方 - Legal X Design

    毎年、年末年始は「次の一年の組織目標・活動方針をどうするか」の素案を考える期間でもあります。私が素案を作り、メンバーに提示して仕上げるのがお決まりのパターン。 でも、こういうのを考えたり説明したりするのは、得意ではありません。今日は、そんな私がどうやって素案を捻り出しているか、というお話です。 ただ、機嫌よく働きたい 私が働く上での希望は、「機嫌よく働きたい」という一点です。きっと多くの人がそうでしょう。 もっとも、「機嫌よく働く」ためには、 仕事と収入が見合っている 仕事が性に合っていて、誰か(何か)の役にも立つ 職場が苦ではない など、いくつかの要素があり、人によって重視するものが異なるはずです。 私が「機嫌よく働く」ために、周囲に快適でいてほしい 私にとっては、「一緒に働く人が仕事や職場に快適さを感じていること」が、「機嫌よく働く」ための重要な要素です。 常にイライラしている人、口を

    組織目標の考え方 - Legal X Design
  • 修正したときのファイル名の作法 - Legal X Design

    最近、社外の方と書面のラリーを短期間で何度も繰り返すことがあり、相手に送るときのファイルの名称をどうしたものかと感じました。 おそらく何周もしている話なのですけど… ファイル名が長すぎる 私が何に違和感を持ったかというと、同じファイルを複数当事者で繰り返しやりとりする際、ファイル名が次のように延々長くなってしまったことです。 スタート:「●●契約書」 →「●●契約書_XXX20221114」→「●●契約書_XXX20221114_YYY20221115」→「●●契約書_XXX20221114_YYY20221115_ZZZ20221116」→… ※XXX・YYY・ZZZというのは、自社・相手方・アドバイザーなどの編集者 私、結構この世界で働いているつもりなのですが、この習慣って昔からありましたっけ? 社内のやりとりとバージョン管理 自社ではどうしているかというと、ファーストドラフトを外部に

    修正したときのファイル名の作法 - Legal X Design
  • インボイス対応と独禁法・下請法 - Legal X Design

    当社では、来年開始されるインボイス制度(消費税の適格請求書等保存方式)の準備が格化しているようです。適格請求書発行事業者の登録番号の取得も完了し、これからお取引先にご案内しようとしているらしい。 そもそもインボイス制度って? 消費税は最終消費者が負担する税なので、サプライチェーンの中間にある事業者は、自分が支払う消費税と預かる消費税の差額を納税することで、二重・三重に課されないような仕組みになっています。 2023年10月からは、「支払う消費税」として差し引くこと(仕入税額控除)には、原則として仕入先が発行するインボイスを保存しなければなりません。逆から見れば、サプライヤーは販売先にインボイスを発行しなければなりません。そして、インボイスを発行するには、消費税の課税事業者となって登録番号を取得する必要があります。 フリーランスの方たちはどうされるんでしょうね。 インボイス対応に関する相談

    インボイス対応と独禁法・下請法 - Legal X Design
  • 「個人情報」とは? - Legal X Design

    日も個人情報のお話です。 「これは個人情報ですか?」という質問を時々受けます。 聞かれるくらいなので、回答に困ることが多いのですが、しばし考え込んだ後にふと冷静になり、「意味があるの?」と思ってしまいます。 個人情報保護法上の定義 基のき、個人情報保護法上の定義は、以下のとおりです(2条1項)。 この法律において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、次の各号のいずれかに該当するものをいう。 一 当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等…により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。) 二 個人識別符号が含まれるもの 個人識別符号は決まっているので、検討が必要なときは、 生存する個人に関す

    「個人情報」とは? - Legal X Design
  • 危機対応トレーニング、そのとき法務は - Legal X Design

    所属先では、忘れたころを見計らって危機対応のトレーニングを行っています。今回は、久々に外部の協力も得てメディア対応のトレーニングを行いました。 実際に危機が起きると、「法務としてやること」が色々あるはずですが、トレーニングでは終始情報整理に追われて、これで大丈夫かしら?と不安になりました。そういう危機感を持つためのトレーニングだから、トレーニングとしては成功かもしれませんが。 事実関係の確認かメディア対応か トレーニングは、当社の関係先で死傷者の出る事故が発生し、当社にとって不利かつ不確実な情報による報道が過熱しているため、数時間後に緊急会見が必要という設定で行われました。 参加者(危機対応チーム)には、事故の概要、その時点で把握している断片的かつ不確実な情報が紙ベースが渡されてヨーイドン。 法務パーソンでなくても、まずは次のようなことについて、正確な情報がほしいところです。 現場の写真

    危機対応トレーニング、そのとき法務は - Legal X Design
  • 法務に配属された人が読む本(特に非法学部卒向け) - Legal X Design

    春です。異動された方もあるでしょう。 昨春、私は、初めて非法学部卒のスタッフを新たなメンバーに迎え入れました。 法務パーソンは法学部卒でなくてもOK 法律事務所時代でさえ、英文学科など非法学部卒の先輩たちが専門的な仕事をして、弁護士に頼られているのを見てきました。だから、「法学部卒は法務配属の必要条件ではない」という信念が私にはあります。 しかし、法学部を出ていない(憲法の授業も履修していない)スタッフを実際に受け入れるのは初めての経験。どのように慣れていってもらうか、かなり考えました。 1年経った今、オンボーディングがよかったのか、目覚ましい成長を遂げていて、「末恐ろしい」と思うほどです。日常の契約であれば、取引基契約も、ライセンス契約も、賃貸借契約も、とりあえずチャレンジしてもらっています。 法務の新人に勧める では、どんなオンボーディングをしたのか。 私のチームに配属されると、先

    法務に配属された人が読む本(特に非法学部卒向け) - Legal X Design
  • 株主総会の想定問答をつくる - Legal X Design

    株主総会を控え、想定問答の準備をしました。 毎年思うのですが、これって、もっと効率的にできないものでしょうか。。 想定問答は溜まるばかり 株主総会前には想定問答を準備します。 当社では、想定問答は各子会社・各部門が作成します。答弁を担当役員に振るので、「自分のテリトリーの想定問答は自分で用意しなさい」というのが基です。今年だと、コロナ対応やオリンピックといった特徴的なことがあるので、そういうものは、事務局からご指名で想定問答の作成依頼(指示)があったりもします。 前職では、回答は全て社長が自らしていたのできちんと作る必要性が低いし(コントロール不能…)、各部に任せた結果、IRで話していることと違う話が出てはまずいということもあって、IR部門が基的にすべて準備していました。このへんは各社各様ですね。 「去年の6月総会や直近の総会ではこんな質問が出た」「今年はこんな質問が予想される」などと

    株主総会の想定問答をつくる - Legal X Design
  • 懲戒処分で揃える資料 - Legal X Design

    「医療非常事態宣言」が出て、外出自粛となっている大阪。 当社も建前上は、「大阪府下の事業所は、原則全員在宅勤務」としていますが、私は、先週金曜も日も出社です。大阪だけの話ということもあって、来客は減っても、電話や荷物はいつもと変わらず、出社してすべき仕事に変化がない。結果、総務の手伝いをするうちの部署の出社率は、ほとんど変えられませんでした*1 電車通勤の社員の話によれば、電車の混み具合も全然変わらないのだとか。 さて、先週、懲戒処分のことを書きましたが、今日も備忘録で資料づくりについて。 懲戒処分のための資料 当社では、懲戒処分を行うために、次の資料を作成します。 報告書 懲罰委員会資料(事務局からの処分提案) 対象者への処分通知 非違行為発覚後、処分が決まるまでは、対象者は自宅謹慎となり、対象者や関与する業務を宙ぶらりんにおいてしまうので、処分決定までは、結構タイトスケジュールで進ん

    懲戒処分で揃える資料 - Legal X Design
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