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ブックマーク / note.com/taejun (5)

  • やりたい仕事を見つける方法|Taejun

    先日高校生・大学生らと話していて、「やりたいことがないんですけれどもどうしたらいいですか」「慎さんはどうやってやりたいことを見つけたんですか」という質問をもらった。あくまでも少ない経験に基づいてのことだけど、この類の質問は就活とか進学とか転職とかを考えないといけないタイミングで増える傾向にあると思う。 結論からいうと、「ベストな仕事」なんてまず見つからない。むしろ大切なことは、取り組む仕事を決めることだと思う。僕自身、いまの仕事をしているのは、「これをやる」と決めたからであって、絶対にこれが自分にとって最高の仕事だからと思ってのことではない。実際、起業する前には、最後まで複数のビジネスプランが残っていた。 取り組むべき仕事を決める以外の手段が基的にないのは、(1)世の中に存在する仕事の情報は多すぎるし、(2)自分の素養について理解するのも簡単ではないのに対し、(3)人生は有限だからだ。

    やりたい仕事を見つける方法|Taejun
  • 途上国の貧困をドラマ化して売る人たち|Taejun

    途上国で事業をしていると、その情報ギャップ故に先進国からは実情が見えないことが多い。そして、そのことを奇貨として、やりたい放題の事業者も少なくない。これは日に限った話ではない。 ここでの言葉を整理しておく。 ・貧困層:現地の所得中央値半分未満で暮らす人々 ・低所得層:現地の所得中央値未満で暮らす人々 (貧困層には絶対的貧困の尺度などもあるのだけど、今日はそこを飛ばす) 金融サービスでいえば、「途上国の貧困層にスマホで金融サービスを届けます」みたいな言説は基的に嘘だ。大抵の国において、貧困層は現時点でそもそもスマホを持っていないからだ。低所得層の若者であれば持っているけれども、それ以上の年齢層は持っていない。 また、旧ソ連圏などの特殊な場合を除き、途上国低所得層の識字率は6割程度で、特に中年以上となるともっと低い。だから、スマホを持っていても使いこなせない場合が多い。解決策として、大人が

    途上国の貧困をドラマ化して売る人たち|Taejun
  • 週末レビュー(2021年10月31日):衆議院選挙、イベント登壇、ファンドレイジングその他|Taejun

    衆議院選挙番組を流しながら書いている。 週の出来事と雑感衆議院選挙。 テレビを見るのって、大晦日と選挙の日くらいだな。番組をぐるぐる回していたけれど、コメンテーターが政治家たちに強いツッコミを入れそうなフジテレビにした。他の番組は見ていないので比較はできないけど、古市さんと橋さんを選んだことに間違いはない気がしている。 まだ結果は全て出ていないけれども、国民や地元の人は色々と見ているんだなと改めて思う。日の民主主義は思ったより頑健。受かってほしいなと思った人がほとんど受かったので良かった。れいわ新選組の主張が刺さらない日の民意の健全さは素晴らしいと思う。 自民党はリバタリアン・リベラル/保守・革新両方の受け皿になっている。その自民党が変わらないといけないという意見を持っている人がいるなか、リバタリアン系の人が一部維新に流れたのだろう。大阪の現状を見ていれば、一定の政権担当能力を認めら

    週末レビュー(2021年10月31日):衆議院選挙、イベント登壇、ファンドレイジングその他|Taejun
    namawakari
    namawakari 2021/11/01
    “リバタリアン系の人が一部維新に流れたのだろう。大阪の現状を見ていれば、一定の政権担当能力を認められるからだ”…………
  • 今年読んだベスト本9冊|Taejun

    今年読んだは全部で70冊(読んだけど記録に留めるに値しないものは記録していない)。書物としての質、個人的に楽しく読めたかどうか、洞察が得られたかという観点から評価をしているのだけど、全てが五つ星だったものだけを紹介する。 (タイトルが英語のものは英語で読んでいます) Daron Acemoglu & James A. Robinson、''Why Nations Fail'' (邦題:国家はなぜ衰退するのか)文明が発達し、人間の力が増えた現代において、個人の創意工夫や努力を誘発させる社会機構は強烈な経済成長の武器となるというのが書の主張(昔は地理的要因のほうが強かったのかもしれない)。どんな人でも頑張れば政治的に強いポジションを得ることができたり、経済的に成功を収められるような社会は強いパフォーマンスを達成する。 社会機構が豊かな国と貧しい国を決めるというのが著者らの主張だった。個別の

    今年読んだベスト本9冊|Taejun
  • なぜ児童養護施設にランドセルを贈るのをやめたほうがいいのか|Taejun

    児童養護施設等にランドセルを送りつける「タイガーマスク運動」を始めた河村正剛さんが名を名乗ったわけだけど、ここで改めて、僕がなぜこのムーブメントに消え去ってほしいと思っているのかについて書いておきたい。ご人とは面識が無いし、憎んでいるわけではないことを予め断っておく。なお、この意見は、多くの地域の子どもや職員等と話した結果形成されたものだ。 ■子どもたちはランドセルを自分で選んで買うことができる 親と離れて、社会が提供する養育環境(施設や里親家庭など)に暮らす子どもたちには、国や地方自治体から措置費が支払われている。措置費には非常に細かい項目があって、ランドセル代もそこから出る。毎年入学式前になると、子どもたちは施設職員や里親さんと連れ立ってランドセルを買いにいき、自分が欲しいものを選ぶ。僕が小さい頃は、ランドセルといえば黒か赤しかなかったけど、最近ではピンクや黄色など色とりどり。 よ

    なぜ児童養護施設にランドセルを贈るのをやめたほうがいいのか|Taejun
    namawakari
    namawakari 2016/12/08
    これを書いているのが『働きながら、社会を変える』の慎泰俊氏だというのを知らない人がいるのかなと、ブコメを眺めつつ。
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