サントリー食品インターナショナル(SBF)は5月30日に、濃縮タイプのコーヒー「ボス ラテベース」で、カルビーと共同開発した新フレーバー「スイートメープル」を発売する。ボス ラテベースは昨年10月から展開している商品で、牛乳で割るだけで手軽にカフェラテを作ることができる。今回、カルビーの「フルグラ」と共同開発した商品は、フルグラの食感が引き立つような味わいに仕上げており、カフェラテの割り材としてだけでなく、フルグラにかけて「食べるカフェラテ」として朝食としての楽しみ方も提案する。 SBFの狙いは女性と家庭内での需要創出だ。SBFの柳井慎一郎執行役員は「BOSSはどうしても男性のイメージが強かった」と指摘する。たしかにCMでも、オフィスで働くビジネスマンや現場作業者の息抜きを想定したシーンが多い。BOSSに限らず缶コーヒー全体に「働く人が飲むもの」という印象が強い。 そうしたイメージを覆すに