ちょっと前まで、グーグル対アップルの戦いはオープン対クローズの戦いだった。それが、最近は、Androidのオープン性が怪しくなる一方、アップルは ResearchKit なるものを出したりして、そんなに単純には割り切れなくなってきた。 ネットやモバイルデバイスが我々の生活に浸透するにつれて、両者の戦略はともに複雑化していく。当然のことで、世の中との接点が広がる以上、もし世の中とのつながりを保とうと思うなら、複雑化するしかない。 それに対して、政治は、特に日本の政治は最近なんだか単純化しているような気がする。政治というか政治を巡る言説というか。 多国籍企業が世界政府になるというのは、強権や陰謀的なやり方によってそうなるのでなくて、だんだんと自然に政府が自滅的に権威を失墜していくということなのだと思う。 政治とはドロドロしたものでとよく言われるけど、それは汚職のことではなくて複雑な意思決定のプ
[San Francisco のレギュラー書体:Fast Company] Chicago フォントといえば初期の Macintosh ユーザーにとって懐かしい思い出だ。解像度の低い当時の白黒スクリーンに合わせてデザインされた Susan Kare のアイコンと Chicago フォントを覚えているひとは多い。 WatchKit の発表に併せて新しいシステムフォントが20年ぶりに姿を現した。 Apple Releases Its Most Important Typeface In 20 Years | Fast Company * * * 新しいシステムフォント「San Francisco」 Apple Watch のサードパーティ製アプリ開発用キット WatchKit が昨日アップルから発表された。フォント愛好家にはちょっとしたサプライズが含まれていた。20年ぶりにアッ
「最近の若者はマナーや礼儀がなっていない」とよく批判されているが、むしろマナーや礼儀がなっていないのは中高年の方である――朝日新聞に寄せられた、そんな読者の「本音」がネットで話題になっている。 投稿したのは「牛丼店でアルバイトをしている」という40代の女性で、これを読んだ人たちは、「接客業をしているとこういう結論になる」といった賛同や、マナーや礼儀を知らない人は一定数いて少子高齢化で数の多い中高年が目立っているだけ、などといった反論が出ている。 「店でキレて騒いでるのは、おっさんおばさんばかりだよ」 話題になっているのは2014年11月14日付けの生活面「職場のホ・ン・ネ」への投稿だ。題は「お金投げ置く中高年」となっていて、内容は、若い人は食事を終えた後に「ごちそうさまでした」と言って料金を払ってくれるけれども、レジで言葉もなく、投げるようにお金を置くのは中高年の男性ばかりだ、と書いている
シャープは、IGZO技術を採用したスマートフォン向け超高精細 4.1 型液晶パネルを試作したと発表した。 WQXGA(2560×1600ピクセル)、画素密度736ppi 開発した4.1型液晶パネルは、WQXGA(2560×1600ピクセル)の解像度を実現。一般的なスマートフォンで採用されている4.7型 HD液晶パネルが画素密度約312ppiであるのに対して、試作品では736ppiを実現。このパネルを使用し、同一画素密度を維持して6型サイズにすると4Kパネルとして利用できるという。 一般的なカラー印刷の精細度は400ppi程度であり、700ppiを超える今回のパネルは、「グラビアを超える解像度を実現するものになる」(シャープ 代表取締役兼専務執行役員デバイスビジネスグループ担当の方志教和氏)という。
京都で発行されている無料誌を閲覧できる地域特化型の電子書籍ポータルサイト「KYOTO eBOOKS」が、はてなブックマークでじわじわと注目を集めています。地域に密着した観光マップをはじめ、自治体の広報誌や、こだわりのグルメ情報など、読み応えのある刊行物が集結。パソコンだけでなく、スマートフォン・タブレット端末向けの専用アプリでもチェックできます。 ▽ KYOTO eBOOKS 京都イーブックス | 京都の広報・観光・イベント情報誌を無料閲覧 | 京都の電子書籍KYOTO eBOOKS 京都イーブックス | 京都の広報・観光・イベント情報誌を無料閲覧 | 京都の電子書籍 KYOTO eBOOKSは、京都の企画会社・ヱビスデザインが2013年にオープンした電子書籍ポータルサイトです。同社によると、自治体が発行する刊行物は部数が少なく、手に入らないケースが多いとのこと。そこで電子書籍としての配信
今日も今日とてEvernoteのダイエットを敢行中なのですが、本日はそんな際に役立つEvernoteの検索テクニックから、私がよく使っているものをピックアップしてみたいと思います。 参考:検索構文 – Evernote Developers Evernoteには強力な検索機能が付いており、それを利用すれば事細かな整理をしていなくとも何となくの検索で目的のノートまで到達することが出来ます。 ノートブック・タグ・タイトルの検索 まずはノートブックやタグに関する検索方法から。ちなみに大前提として、検索時の英単語は大文字小文字を問いません。 ノートブック 特定のノートブック内を検索する時は notebook:ノートブック名とすれば大丈夫です。もしノートブック名の間に半角スペースが有る場合は「”(ダブルクォート)」で囲えばOK。 例 notebook:food notebook:"web site
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日本に住んでいる唯一のマスター・オブ・ワイン取得者だったネッド・グッドウィン氏が、最近日本を去って故郷であるオーストラリアに帰りました。なぜ彼は日本を去ったのか、香港誌への寄稿に思いの丈を綴っています(The Galapagos Problem | Prestige Hong Kong、同じものがジャンシス・ロビンソンのサイトでも公開されています、Why Japan has lost its MW)。 そこには日本のワイン業界に対する閉塞感がにじみ出ています。日本のワイン関係者は、これを重く受け止めるべきではないかと思います。僕のような素人が偉そうなことを言ってもうしわけありませんが、ワインは楽しむもの、それが一番大事なことだと思うのです。 しかし、せっかくの彼の文章も英語のままでは、日本で知られないままであろうと思い、ネッド・グッドウィン氏の許可を得て翻訳することにしました。語学力不足に
福島第一原発の事故から3年が経ち、福島の各地域では復興で新たな街づくりが計画されようとしている。しかし、今後10年、20年経ったとき、今の計画が正しかったと、自信を持って言えるものなのか。2月27日に東京都内で開催されたトークイベント『J.Iフォーラム 福島から日本を考えよう』では、福島の現場の視点だけでなく、他の震災での復興事例も交え、活発な議論となった。
2014年3月13日に東京地裁で行われた「黒子のバスケ」脅迫事件初公判で、渡辺博史被告が読み上げた冒頭意見陳述の全文をここに公開します。当初は月刊『創』の次号に掲載しようと考えていましたが、この事件について多くの人に考えてもらうために、全文を早く公開したほうがよいと思いました。 法廷では時間の関係で全文朗読されなかったのですが、読み上げなかった部分に重要な記述もあります。例えば、昨年、脅迫を受けた書店が次々と出版物を撤去していった時期の後に、被告は書店への放火を計画していたという内容です。実行前に被告は逮捕されたわけですが、これは実行されていたら、深刻な事態を引き起こしていたと思われます。 この公判の内容は新聞・テレビで報道されていますが、ごく一部のみ切り取って報じられているため、内容が正しく伝えられていない気がします。アベノミクスで景気回復などと庶民の実感と乖離したことが喧伝される一方で
ニコンは2月24日、太陽熱を利用したマグネシウム還元の実用化に向けた実証実験を2014年3月から開始すると発表した。 ニコンは、小濵泰昭東北大学名誉教授が提唱する「マグネシウム循環社会構想」に賛同した同社が支援を行ってきた。これはマグネシウム合金をエネルギーキャリアとして使用し、使用により変化したマグネシウムの水酸化物や酸化物を太陽熱と還元剤で金属マグネシウムに還元して再利用するもの。 実証実験では、JRグループ鉄道総合技術研究所の旧リニア実験施設(宮崎県 日向市 美々津町)において、新たに直径3mの太陽炉を製作して同実験施設に設置。同社技術者を常駐させて実用化の加速に取り組むという。 昨今の二次電池がリチウムを利用しているように、金属元素を利用したエネルギーキャリアは元素の持つ化学結合が強いほうが大きなエネルギーを貯めこむことができる理屈で、金属マグネシウムは爆発的に燃えることで知られて
» 【高円寺】ご飯に1番合うおかずは何だ! 茶碗片手に商店街を練り歩くイベントが革新的な件/これは次回にも期待 「うーん! ご飯3杯はいけるな!」 その美味しさを賞賛するとき、このように表現されることの多い「おかず」。たしかに、ご飯が進む=優秀なおかずであるのは間違いないけれど、その実態は万年引き立て役。そんな折、ある勇敢なおかずがつぶやいた。「俺たち、いつまでご飯の引き立て役をするんだ……?」 長年の夢であった主役になるべくおかずたちは一風変わったイベントを開催することに。その名も、ご飯に1番合うおかずを探すイベント「Gメシ★88」。杉並区の後援のもと、商店街の活性化を狙ったものでもある。 2/22(土)、マイ箸とマイ茶碗をカバンに忍ばせサブカルシティ高円寺にやってきた記者。茶碗の被り物を忘れてきてしまったことを後悔していたのだが、受付の際おにぎりを被ったスタッフを発見したので拝借するこ
2月5日から6日にかけ、いくつかの報道機関が「現代のベートーベン」扱いされていた自称作曲家が実際には一切作曲などしておらず、すべてを他の人物が代作していた事実を報道し、関連する番組をオンエアした局は併せて「お詫び」を告知しました。 この「偽ベートーベン」に最初は騙されて、結果的に楽曲を提供し続けさせられていたのが新垣隆君と知り、直ちに自他共通する情報をきちんと整理しなければならないと思い、本稿を書いています。 以下では「週刊文春」2月13日号 第24ページから31ページまで活字で記された記事を元に経緯を確認したいと想います。 新垣隆君は、私も同じ作曲のフィールドで仕事する、私よりは6歳ほど若いですが、折り紙つきの第一級の芸術家です。 初めて彼を知ってからかれこれ四半世紀近くになりますが、誠実で、普段は控えめで、人間性はとても優しく、しかし音楽の主張は明確で、素晴らしい耳と手を持つ高度なピア
SF作家・山本弘のblogです。小説・アニメ・特撮・マンガから時事問題にいたるまで、いろんな話題を取り上げていきます。 HPはこちら。 山本弘のSF秘密基地 http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/ 先日、マイミクさんのつぶやきで、なぜ文章を書くのに三点リーダ(…)なんて使わなくちゃいかんのか、中黒(・)使えばいいじゃないか、みたいなことが書かれていたので解説しておく。 簡単に言えば、三点リーダと中黒は用途が根本的に違う。 リーダー http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC_(%E8%A8%98%E5%8F%B7) 中黒 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%BB%92 さらに、見た目もぜんぜん違う。 「まさか……」
日本テレビのドラマ「明日、ママがいない」では、赤ちゃんポストに捨てられたという設定の女の子が「ポスト」という名で登場する。子どもたちはペットショップの犬にたとえられ、仔犬が新しい飼い主を求めるがごとく、養子縁組で「新しい親」を求めるシーンがある。 日本でただひとつ「赤ちゃんポスト」を運営している熊本市の慈恵病院や全国の児童養護施設関係者が「子どもたちへの差別・偏見をあおり、今、施設などにいる子どもたちを傷つけるので放送を見直してほしい」と訴えているが、日本テレビは「放送継続」を公表している。 そんななか、慈恵病院がかかわって実母が育てられなかった子どもの命を助けたケースで、その子を特別養子縁組で自分の実子として育てている母親からメールが寄せられた。 私は心を揺さぶられた。 「赤ちゃんポスト」などで救わなければ奪われてしまったはずの命。その子どもを育てる側の、切実な思いを読みとってほしい。(
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