■橿原市、高取町、吉野町、明日香村 車の「ご当地ナンバー」に「飛鳥」の導入を目指していた橿原、高取、吉野、明日香の4市町村は23日、登録台数10万台超の基準を満たせないとして、導入を断念すると発表した。 ◇ 4市町村は、周辺の桜井▽五條▽御所▽香芝▽宇陀▽田原本▽川西▽三宅▽広陵▽王寺▽河合▽大淀▽下市-の13市町にも協力を呼びかけ、再申請を目指していた。最終的に全13市町が「協力できない」と回答してきたという。 「葛城」や「吉野」など長い歴史に基づく地名に愛着があり、「飛鳥」に抵抗感があったことも背景にあるとみられる。 4市町村は今年6月、国土交通省に導入を申請したが、登録台数が約5万台と基準を満たさないため、国交省は8月、導入を見送っていた。 ご当地ナンバーに、県内から応募していたのは4市町村のみ。国交省に申請した時点で登録台数は不足していたが、審査