私たちが日々使っているプラスチック製品。便利な反面、街中に捨てられたごみが水辺に流れ出し、海洋汚染の原因になっていることもある。2016年の世界経済フォーラムで発表された調査報告書によると、海中はすでに1億5,000トン以上のプラスチックごみで汚染され、毎分ごみ収集車1台分のペースでごみの量が増え続けているという。 自然分解されないプラスチックは、海洋に漂う中でマイクロプラスチックと呼ばれる小さな破片となり、魚や哺乳類などの体内からも検出されている。人体への影響はまだわかっていない部分も多いが、いずれにしても海からプラスチックごみを取り除き、これ以上増やさないことが大切だ。 そんな中、世界的に有名なコロナビールでおなじみのCorona Méxicoが、海洋プラスチック問題へのアプローチとして、ユニークな釣り大会を開催した。参加した地元の漁師に課されたのは、より多くの“プラスチックを釣る”
![海に浮かぶごみが、漁師の収入源に。コロナビールのプラスチック釣り大会 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/93278f7ccebb3036b9053aa9d7af03b70d94f04a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fideasforgood.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2Fshutterstock_1572649081.jpg)