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ブックマーク / doramao.hatenablog.com (13)

  • ゼンメルワイスの物語 - とラねこ日誌

    もしも産科医師が自らの誤った解釈や手技が原因で、来守るべき母子の健康を損なってきた事を指摘されたとすれば、それを素直に受け入れる事が出来るのでしょうか。 それが、人の死と直結するような事であれば、認める事は簡単な事ではありません。どらねこであれば、真っ正面から受け止める事ができず、現実逃避や無理筋な反駁を行ってしまうかも知れません。多くの人にとって、取り返しのつかないような過ちを受け止めることは大変に困難な事であると思います。これは代替医療や根拠のない健康法に嵌ってしまった人が後戻りできない理由の一つであると思っております。ハンガリー出身の医師ゼンメルワイスはそんな罪の意識と闘い、過ちを償うためにその人生を捧げました。 この物語を書くにあたっては、南和嘉男著 医師ゼンメルワイスの悲劇 講談社刊(絶版)を大きく参考にさせていただいております。その他、トールワイド著 塩月正雄訳 外科の夜明け

    ゼンメルワイスの物語 - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2018/08/14
    産科医が助産婦より妊産婦を殺していた頃、それを変えようと闘った人の物語。1つの記事にまとめられていたのですね/消毒の重要性の話はナイチンゲールの方でもあったんだっけ?
  • 妊娠糖尿病ってどんな食事をすれば良いの? - とラねこ日誌

    朝日新聞の医療サイト、アピタルに掲載された宋美玄さんの「妊娠糖尿病に対する誤解と事療法」という記事を読みました。 http://apital.asahi.com/article/story/2013122200003.htmlでの新しい基準に照らし合わせると、全妊婦のおよそ8.5%が妊娠糖尿病に該当するのではと考えられているぐらい、頻度の高いものなのですが、その割に問題点や対応などが浸透していなかったり誤解があるようです。上記記事はその誤解などについて、丁寧にわかりやすく解説が行われており、とてもいいなぁとどらねこは感じました。妊娠を考えている方がいらっしゃいましたら、是非読んで欲しいと思います。 ■栄養学的視点から語ってみる 基的には紹介した記事だけで十分であると思うのですが、実際に事に配慮しなければならない場合にはどうすれば良いのか?など栄養学的な視点を中心にどらねこなりに

    妊娠糖尿病ってどんな食事をすれば良いの? - とラねこ日誌
  • ちかごろの妊産婦さんはまじめすぎる? - とラねこ日誌

    【平成22年乳幼児身体発育調査の概況について】*1と謂う調査報告が厚生労働省ウェブサイトにアップされていたので読んでみました。そのなかから栄養関係で参考になるところや興味深い部分について、元資料を参照しながら紹介してみたいと思います。 この調査は一般調査と病院調査からなり昭和35年に第一回が行われ、今回で六回目となります。調査項目にもよるけれど、経年比較が出来るため最近の乳幼児の発達状況について色々と示唆を与えてくれます。まぁ、調査の性格もあるのでこれで何かをはっきりと謂えるものでもないのですけど・・・ ■出生時・出生後の体格 以前、生まれてくる子供の体重は年々減少傾向にあって、低出生体重児が増えていることやその原因や問題点に言及した記事*2を書いたことがありますが、乳幼児身体発育調査にもそのことがあらわれているようです。※画像はクリックと大きくなります。 上の表は体重について過去の調査結

    ちかごろの妊産婦さんはまじめすぎる? - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2018/04/04
    資料。コメント欄にも興味深いやりとりが色々。「妊婦」の二極化は絶対あるだろうなぁ
  • リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(後編) - とラねこ日誌

    (前編)はこちら→http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428 ※注意※ 前編記事中にある腐らん病対策の高分子吸収体ですが、効果が無いと考えられているとコメント欄でご指摘頂きました。この件についてHさんは効果が無いのであれば止めようと思う。早いうちに効果が無いことが分かったのはラッキーです。ちなみに周辺の農家は自分のところの他の園地ではどろ巻き法をやっています、とお話し頂きました。 前編では「実は無農薬には魅力がある」と語ってくださったHさん。では、どうして無農薬に挑戦しないのでしょうか。 ■無農薬には魅力がある? ど:魅力があるのに挑戦しないというのはやっぱりリスクがあるんですよね。 Hさん:ええ、無農薬無肥料の定義はおいといて、木村さんが推奨されている農薬散布なしに大きなリンゴを実らせた事自体はすばらしいと思いますよ。だけど、木村さ

    リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(後編) - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2013/06/19
    「みつ」についての逸話はなるほど。私は好きだけど確かに日持ちしないんですよね蜜入り/『そうした数値の公表無しに、他の農家はなんで無農薬栽培をやらないのか?というのはフェアじゃあないですよ』げにげに。
  • 朝の生ジュースは健康に良いって本当? - とラねこ日誌

    朝の情報番組にて朝の生ジュースを好意的に紹介しているのをどらねこは目にしました。番組ではカロリー制限なりダイエット効果が抜群、物繊維を十分に摂れ、栄養素も十分に入っていて、忙しい朝にぴったりという事でその魅力とレシピなどを紹介しておりましたが、果たして朝のかわりになるようなものなのでしょうか。 健康効果について酵素を十分に摂れるという点を図解で説明しておりましたが、酵素栄養学の考え方*1を元にしたもので、なんの根拠もありません。これについては過去記事で言及しておりますので、参照して頂ければと思います。→http://d.hatena.ne.jp/doramao/20110306/1299405916 ■栄養素たっぷりなの? 今回は、当に忙しい朝の朝の代わりになるのかという事について検証してみようと思います。 どの栄養素がどれぐらいの量含まれていれば「栄養素がたっぷり」といえるのかは

    朝の生ジュースは健康に良いって本当? - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2012/06/26
    「ビタミンAって、摂りすぎも摂りすぎで良くないんじゃなかったっけ…」とジュースAのレシピを見て思うだけの。/野菜や果物でボリューム感増し増し出来れば、確かにダイエットに都合は良いのだけれど。バランス大事。
  • ボクの考えた節約食 - とラねこ日誌

    この記事はアタマの体操を目的に書かれたモノです。特に何らかの提言とか頭に来たとかそういったものじゃないっす。あと、特定個人を批判する意図で書かれたモノじゃないことは大事なところなので誤解の無いように(なのでリンクとか貼らないしどらねこの妄想だと思ってもらっても構わんよ)・・・という事をご了解のうえ読み進めてください。 ■状況が違えば同じ費でもワケが違う とある場所で 1日の費は300円もあれば十分だ という趣旨の話を目にしました。 どうやら、生活保護のヒトが贅沢な生活をするのはけしからん、費は300円で十分だよ、自分もそうしているからダイジョウブダという話みたい。 どらねこは生活保護の給付水準について妥当とされる金額について言及は出来ないけれど、費300円というのは現実的な金額とは謂えないとおもいました。だって、それって中学校給1分の材量費とあまり変わらない金額だからね。 ち

    nanae_ll
    nanae_ll 2011/01/24
    にゅ、乳児用の粉ミルク…(目が点)/米も食べれないし、相当辛そうだぞこれは(汗)/『より多くの人間が食費300円生活を目指す姿は個人的には想像したくない』激しく同意です!
  • 出産を控えた方が心のケアを求めるのは当然でしょ - とらねこ日誌

    ■ツイッターで 昨日、酔っぱらった勢いで、ブログにまとめようと思っていた事をツイッターでついつい口走ってしまったところ、思っていたよりも大きな反響を頂きました。そのまま流れてしまうのはちょっと勿体ないかも・・・と思いましたので昨日のツイートをそのまま掲載してみます。 以下、上記のツイート内容の背景となったどらねこの考え。興味のある方だけどうぞ・・・ ■少し詳しく書きます 母親は妊娠・分娩・産褥期に様々な対象喪失体験に遭遇する可能性があります。これは哀しい出産となってしまうような話だけではなく、日常的な体験や分娩方法なども含まれるものです。例えば、妊娠して仕事趣味を中断せざるを得ないのもそうですし、今までの体から変化する事もその中に入ります。お母さん自身の出産という行為では自然分娩でなければ・・・というキモチを強くしてしまうと、帝王切開や吸引分娩などの対応をとらざるを得なくなった場合に受け

    出産を控えた方が心のケアを求めるのは当然でしょ - とらねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2011/01/02
    不安な気持ち自体は尊重されるべき/関係ないけど、以前「全身麻酔・場合によっては輸血」な手術を受けるとき、コンマ何パーセントのリスクに怯えてたら父親に鼻で笑われた。いや、同意書にサインはしたけどさ
  • 米飯給食とお米の消費 - とラねこ日誌

    来年の米の生産数量目標について報道されているのを耳にしました。それによると23年産の数量目標は795万トンで、前年度比約2.2%で過去最低なのだそうです。 ちょっと調べたところ*122年産の予測収穫量824万トンを元に消費量と在庫量を勘案し目標量が示されたようです。 どうやら、日におけるお米の消費量が減っていることが原因みたいです。政府や自治体は企業とタイアップし料自給率アップや早寝早起き朝ご飯運動など熱心に行っているようですが、結果に結びついていないようですね。中には完全米飯給が日を救う!みたいな極端な主張*2を持つ人々も紛れ込んでいたりするようです。今回は米飯給とお米の消費量アップについて考えてみたいと思います。 ■米飯給 どらねこは学校給でご飯を提供する事自体には反対ではないのですが、それは2〜3回程度で十分でありご飯でなければならない必然性は無いという立場です。伝統文

    米飯給食とお米の消費 - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2010/12/19
    えっ(米が基本、パンは週1で時々麺類だった人)<米飯は週1回とかそれ以下とか
  • モーいちど骨粗鬆症と牛乳 - とラねこ日誌

    今回は牛乳有害論のお話しです。 家どらねこ日誌でも『牛乳は当にモー毒か?』で検証をし、牛乳が骨粗鬆症のリスクになるという根拠とは謂えない論拠の不当性を指摘しました。 しかし、身の回りにはいまだ正しい話であると理解してしまっている方がいたり、ネット上でもまだまだ牛乳有害論を見かけます。 牛乳有害論はマクロビ信奉者や、昔ながらの日が至高であると考える方々を中心として広まったようです。例を挙げてみましょう。 胃腸は語る−胃相腸相からみた健康・長寿法 新谷弘実:弘文堂(1998) p168 ●牛乳の飲み過ぎが骨粗鬆症をつくる また、年をとってくるとカルシウムが減って骨粗鬆症になるから牛乳を飲みなさい、というは誤りです。牛乳の飲み過ぎこそ骨粗鬆症をつくるのです。というのは、牛乳は飲むと血中のカルシウム濃度がすぐに高くなるから吸収がよいといわれるのだということは先に述べました。実際にはそのあと

    モーいちど骨粗鬆症と牛乳 - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2010/10/28
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm10826572 この冒頭の練習問題で出されてる「ガン死亡率」のお話と似てる気がする。「高齢化」が鍵的な意味で/乳製品は大体好きだけど、温めた牛乳(プレーン)だけは何か苦手
  • 妊娠前に読んでいいもの・わるいもの - とラねこ日誌

    妊娠中にべていいもの・わるいもの】 これは、 ツイッターでToteknonさんから紹介された、有名どころのポータルサイトが提供している妊産婦への情報紹介ページです。 さて、どんなものかな・・・と開いてびっくり!厚生労働省が平成18年に策定した『妊産婦のための生活指針』*1を否定しているとも捉えられても仕方がないような内容が書かれておりました。 さて、何が問題なのでしょう。内容を適宜引用しながらどらねこの見解を示そうと思います。 ■人気があるらしい どうやらこの記事は人気があって、妊娠・出産のカテゴリでは一番読まれているらしいです。gooベビーの読者数は如何ほどかは存じ上げませんが、とらねこ日誌とは比べものにならないというのは間違いないでしょう。 過疎ブログで個人の勝手を述べるのとはワケが違うと思います。そこんとこヨロシクメカキャット*2! ■タイトルが困る 「これは絶対ダメ!」という

    妊娠前に読んでいいもの・わるいもの - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2010/10/27
    理想のBMIは平均くらい、昔血液検査で「コレステロールが足りない」と注意された若い女性(何)が通りすがってみる(や、私は痩せてませんが)/女児の平均出生体重は3キロ切って久しいんですね…これは確かに危ない
  • 糖尿病の食事療法で個人的に思うこと① - とらねこ日誌

    ちょっと今更感はあると思いますが、今回は糖尿病療養のお話しをしたいと思います。当ブログを読んでくださる方も増えてきており、一般の方にもちょっと知ってもらいたいなぁ、というのが動機だったりします。 糖尿病とは、という説明は必要でしょうか?それについてはweb上にいっぱい情報があるし、大まかなところは分かっていただけていると思いますので、ちょっと省略させてもらいます。 ■糖尿病の療養 糖尿病は強化インスリン療法、薬物療法、事療法とそれらを組み合わせた方法で、血糖コントロールを目標に治療を進めていきます。糖尿病は事療法の効果が大きい病気であることが知られており、事療法の種類も幾つかあります。どらねこが言及する事療法は以下の通りです。 ●品交換表を用いたエネルギー制限(バランス) ●カーボカウント法 ●糖質制限 ●低グライセミックインデックス 今回は、品交換表についてチクチ

    糖尿病の食事療法で個人的に思うこと① - とらねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2010/10/15
    糖尿病怖いですよね。「デブの帝国」の記述が凄まじかった/日本の場合は糖尿病患者と一般人のBMIあんまり変わんないのね。米国はどっちも凄いことになってるけど…32.3ってあたしの身長で72kgの計算だよオイ(汗)
  • お国柄みたいな - とラねこ日誌

    どらねこは県民性を採り上げてわいわいドタバタする所謂バラエティー番組が好きではありません。番組は好きではないのだけど、そこで採り上げている内容自体には興味があるものが多かったりします。折角内容は興味深いのに、個人の人格を否定するような表現が出てくることがとても残念なのですね。まぁそれはおいといて・・・。 先日、前述の話題とちょっと関係する面白い冊子を読みました。総務省統計局発行の『家計簿からみたファミリーライフ』というものですが、とても興味を惹くトピックがありましたのでちょこっと紹介します。 ■あの日には欠かせない・この日には欲しいこの品目 家計簿からみたファミリーライフ第二章p9より ある日突然、ポコンと売上が急上昇する品の例として、節分のお寿司とウナギの蒲焼きが紹介されております。どらねこが子どもの頃には恵方巻なんて風習聞いたこと有りませんでしたが、すっかり定着した感があります。心な

    お国柄みたいな - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2010/10/04
    えっ <笹かまはちょっと高級品?
  • 所謂学力低下について思ったことなど - とラねこ日誌

    おそらく周回遅れの話で、今更感アリアリなのだと思いますが、いろいろ考えてしまったので頭の中でグルグルしていることなどを書き連ねてみる。 ■自分自身の事や印象など どらねこは、昔から学習が嫌いで、家で宿題をちゃんとやったことなど数える程しかないくらいの、どうしようもないヤツだった。学校ではどうであったのかというと、授業では最初の5分くらいで飽きてしまい、所謂偉人さんの顔を加工する事で時間を潰して来たことばかりが思い出される。おまけに、体も弱い子であった上に、根性無しでも有ったため、学校を年中休んでいたような記憶まである有様で、ゆとりどころの騒ぎではない。 ゆとり教育世代と謂われる年代の方々と学校で接した事があるのだが、正直、自分よりもしっかり学業に向き合っているように見えた。タダ、ちょっと感じたことが有ると謂えば有る。 この分野に興味があるのなら、ソレは覚えておいて欲しような前提知識に欠けて

    所謂学力低下について思ったことなど - とラねこ日誌
    nanae_ll
    nanae_ll 2010/04/01
    卒論等研究テーマは書類選考の段階で割と聞かれますよ?(学生向け履歴書ならそれ系の欄もある)この辺は業界にもよるのかなぁ…
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