七管本部は、1月23日白島沖約27キロの響灘で不審船を想定した実弾射撃を伴う対応訓練を行い、報道関係者に公開しました。 本訓練は、平成13年12月に起きた鹿児島県奄美大島沖の北朝鮮工作船銃撃事件に出動した巡視船「みずき」(福岡海保所属)や、 巡視船「いなさ」(長崎海保所属)などを含め、巡視船7隻、航空機2機海上保安官150名が参加、風速11メートル、波高3メートルの荒天の中で実戦さながらの訓練が繰り広げられた。 訓練では不審船役に「いなさ」を見立て、「みずき」と巡視船「ふくえ」(福江海保署所属)が旗や発光信号、電光表示板で停船を命令。従わないため海面に向けて威嚇射撃した後、「いなさ」にえい航された小型の標的に向かって2隻の巡視船が20ミリ機関砲で実弾を計480発発射しました。