猫のハナ〇ソ 掃除中、向こうの部屋から私をじっと見つめるユズ。 陰からのぞいてる小さな顔は、それだけで可愛いもの。 目を見ただけで、甘えたいんだとわかる。 こういう時は呼ぶとすぐやってくる。 いやいや、呼んでなくてもやってくる。 うれしそうに小走りでやってきたよ。 猫が小走りでやってくると、抱きしめたくなりますね。 実際に抱きしめたら逃げられますが。 あれ? ユズの鼻の下で、なにかがぴらぴらとはためいてる。 ゴミでもついているのかな? ん? さっきまで鼻の穴が黒かったのに、ピンクになってる。 と言うことは・・・これは! とにかく取り除こうとつまんでみるが、ユズが私の手にスリスリしてじっとしていないので、なかなかとれない。 撫でまわしているうちに、ユズが壁の角に顔をすりすりし始めて、こすれたピラピラがはらはらと床に舞い落ちた。 それを拾ってしげしげと眺める。 猫のハナク〇を、まじまじと見たの
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