ブックマーク / realsound.jp (20)

  • つんく♂が音楽家として築いてきたものーーこれまでの功績と今後への期待

    「一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。」 プロデュースした母校の入学式に登場したひとりの歌手が、自分が一番大切にしてきた声を失ったことを告白し、身を挺した決断をもって生きることの意味を問うた。 音楽生命に関わる衝撃の告白を、マスコミに向けて会見を開くわけでもなく、ファンに向けてでもなく、母校の後輩に向けての祝辞の場で行ったことが、いかにもつんく♂らしい。 シャ乱Qのボーカリストとして、ハロー!プロジェクトのプロデューサーとして。どちらの顔でも汎用性よりも自我を色濃く打ち出す、異彩を放ったスタイルで一世風靡してきた。音符への歌詞の乗せ方と声の響かせ方が特徴的なボーカルスタイル、特に「泣き」を見せるような哀愁的な歌は圧倒的である。プロデューサーとしては、どこか歌謡曲の枠の中にあったアイドルポップスに、様々な音楽フレーバーを注入し、その可能性を拡げた功績は大きいだろう。 濃厚だが、

    つんく♂が音楽家として築いてきたものーーこれまでの功績と今後への期待
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    nanaoku 2015/04/09
  • m.c.A・Tが証言する、90年代日本語ラップの興隆とその手法「ラップとメロディの融合を試みた」

    初の音楽ダンス映画として1992年に公開された『ハートブレイカー[弾丸より愛をこめて]』が、東映Vシネマの25周年を記念してDVD化され、11月7日に発売された。 同作は、ダイアモンドユカイこと田所豊演じるディスコ探偵が、無国籍な雰囲気の漂う世界で事件に巻き込まれ、登場人物たちがダンスバトルを繰り広げるという内容で、日だけでなくアジアの音楽シーンにも大きな影響を与えたとも言われるカルト映画だ。監督を務めたのは、数々のミュージックビデオやライブビデオを中心に制作を続ける小松莊一良(当時:壮一郎)で、全編の音楽および編曲も担当した富樫明生が“m.c.A・T”としてデビューする前に主題歌「Bomb A Head!」を提供した作品としても知られている。今回、リアルサウンドではラピュタ阿佐ヶ谷にて11月7日に行われた同作の上映会に向かい、m.c.A・T人にインタビューを実施。一世を風靡した「

    m.c.A・Tが証言する、90年代日本語ラップの興隆とその手法「ラップとメロディの融合を試みた」
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    nanaoku 2014/12/07
  • 中森明菜のベスト盤が“想定外”の大ヒット中 本格的な復活へとつながるか?

    参考:2014年08月11日~2014年08月17日のCDアルバム週間ランキング(2014年08月25日付)(ORICON STYLE) 今週は約32万5000枚という圧倒的な売り上げを記録してNMB48の『世界の中心は大阪や~なんば自治区~』が1位。昨年のアルバム『てっぺんとったんで!』では、初週に作とほぼ同じ32万8000枚を売り上げ、年間アルバムチャートでも5位(ベスト盤を除くと年間2位)にい込むという大健闘を見せたNMB48。今回も年間トップ10入りは固いところ。 アルバム冒頭を飾る作のリード曲的存在の「イビサガール」(セカンド・サマー・オブ・ラブ世代の一人として、その歌詞/サウンドにおけるイビサ感のなさには度肝を抜かれました)は、もともと6月にNMB48にとって10枚目のシングルとしてリリースが予定されていて、テレビ音楽番組などでも精力的なプロモーションが組まれていたにも

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    nanaoku 2014/08/23
  • 小室哲哉はJPOPのリズムをどう変えたか 現役ミュージシャンが「TKサウンド」を分析

    東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回はダンスミュージックをJPOPに取り入れ、日音楽シーンに多大なる影響を与えた小室哲哉の楽曲を読み解く。(編集部) 参考1:モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析 参考2:ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析 小室哲哉さんはJ-POPにダンスミュージックの要素を定着させた第一人者と言われています。TM NETWORKが台頭した80年代後半から、「小室ファミリー」がチャートの上位を賑わせた90年代後半までの10年間で、ダンスミュージックは広く世間に浸透し、JPOPシーンは大きく変化しました。そして今なお、小室さんはその音楽的探究心を失わず、超新星、SMAP、北乃

    小室哲哉はJPOPのリズムをどう変えたか 現役ミュージシャンが「TKサウンド」を分析
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    nanaoku 2014/05/06
  • hide、旅立ちから16年……先進的エンターテイナーとしての功績を振り返る

    東京ドームに立つ、赤髪のギターヒーローの奏でるギターにファンは酔いしれる。そして数ヶ月後にはバンドを従え、ギターを持たずにハンドマイクでステージを駆け回りオーディエンスを熱狂させる。絶大な人気を誇るモンスターバンドのギタリストでありながらフロントマンとしての顔も持つ、そんなアーティストは世界中探してもhideしか思いつかない。 一体、hideとは何者だったのか? 完璧すぎるカリスマ・YOSHIKIと堅実なギタリスト・PATAに挟まれた、常軌を逸したギタリスト。その鬼才ぶりは奇抜なビジュアルをはじめ、X JAPANライブのソロコーナー『HIDEの部屋』における狂気に満ちたパフォーマンスなどにも見られた。そして1993年のソロ活動開始以降、それはさらに加速していく。ギタリスト/ミュージシャンの枠に収まりきらないほどの独創性を多方面で発揮していくことになる。 hideが旅立ってから16年目となる

    hide、旅立ちから16年……先進的エンターテイナーとしての功績を振り返る
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    nanaoku 2014/05/02
  • BUMP は「壁」を突破した――最新作『RAY』の音楽的チャレンジを分析

    BUMP OF CHICKENの7作目となるニューアルバム『RAY』が、3月12日にリリースされる。一足早く聴かせてもらったが、かつてない高揚感に満ちた、キャリア最高傑作と言っていいアルバムだ。 7月31日にはバンド初の東京ドーム公演を行うことも発表されている。スタジアムバンドとしての「第二章」が始まったことを告げるような、壮大なスケール感のある作品になっている。 昨年7月、サイトがスタートしたばかりの頃に、筆者は【なぜBUMPは『国民的バンド』になれないのか】というタイトルの記事を書かせてもらった。挑発的なタイトルだったこともあって記事は賛否両論含めかなりの反響を巻き起こしたが、あそこで書いたことのポイントは、キャリアを重ね愛されてきたバンドが必然的に立ち向かうべき「壁」について、だった。デビュー以来、沢山の熱心なファンを抱えてきた彼らは、いわば青春の象徴のような存在として愛され続けて

    BUMP は「壁」を突破した――最新作『RAY』の音楽的チャレンジを分析
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    nanaoku 2014/03/12
  • 宇多田ヒカルの歴史的名盤はこうして生まれた 関係者が語る15年目の『First Love』

    宇多田ヒカル『First Love -15th Anniversary Deluxe Edition-』(EMI Records Japan)ブックレットの編集はリアルサウンドでもおなじみのライター、宇野維正氏が担当。 リアルサウンドで連載を始めさせていただくことになりましたYANATAKEです。記念すべき第一回目は、デビュー当時から大ファンで、ずっと追いかけてきている宇多田ヒカルさんのデビュー・アルバム『First Love』15周年記念盤『First Love -15th Anniversary Deluxe Edition-』について書こうと思います。 大事な初回ということで、常日頃からお世話になり、『First Love』がリリースされたときから東芝EMI(当時)で宇多田ヒカルのプロモーターとして働かれている(現・ユニバーサルミュージック合同会社勤務)梶望さんに当時の状況も聞きつつ

    宇多田ヒカルの歴史的名盤はこうして生まれた 関係者が語る15年目の『First Love』
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    nanaoku 2014/03/12
  • 「小室哲哉は地方のマーケットを見抜いた」速水健朗がJPOP激動期としての90年代を分析

    TRF『TRF 20th Anniversary BEST SINGLE Collection × EZ DO DANCERCIZE (ALBUM+DVD)』(avex trax) 先日、新著となる『1995年』を出版した速水健朗氏。同書では戦後史の転機となったこの年の出来事を政治・経済・社会・文化と「横に読むこと」に試みている。前回のインタビュー『速水健朗が語る"1995年”の音楽シーン「中間的な領域に面白い音楽がたくさんあった」』では当時の東京における音楽シーンについて語ってくれた彼に、今回は地方の状況とヒットチャートの関わりについての話を中心に訊いた。 ――1995年に最も売れたシングルはDREAMS COME TRUEの『LOVE LOVE LOVE』でした。 速水健朗(以下、速水):ドリカムは出てきたときと売れてきたときで印象が異なる存在で、「うれしはずかし朝帰り」で出てきた時は

    「小室哲哉は地方のマーケットを見抜いた」速水健朗がJPOP激動期としての90年代を分析
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    nanaoku 2014/01/07
    小室は職人型だからそこまでマーケティング戦略を考えてなかったんじゃないかな
  • 速水健朗が語る"1995年”の音楽シーン「中間的な領域に面白い音楽がたくさんあった」

    2007年に『タイアップの歌謡史』で単著デビューを果たし、専門のメディア論や都市論のみならず音楽や文学、格闘技など幅広い領域を独自の視点で鮮やかに描き出す気鋭のライター、速水健朗。そんな彼が先日ちくま新書より最新作『1995年』を刊行した。1995年といえば阪神大震災やオウム事件といった歴史的惨事が起こる一方、ウィンドウズ95の発売などでインターネット元年とも呼ばれ「何かの終わり」「何かの始まり」と形容される年。戦後史の転機とも言われる1995年は音楽シーンにとってどんな意味をもった年だったのだろうか?  地元の新潟から上京し大学生だったという速水氏に当時のシーンを振り返りつつ、改めて論じてもらった。 ――新書の『1995年』の中でも、当時のJPOPについて書かれています。 速水健朗(以下、速水):1995年は、JPOPの全盛期なので当時のヒット曲の分析とかを割と紙幅を割いて書きました。ド

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    nanaoku 2014/01/07
  • 【お知らせ】1月1日掲載の紅白に関する記事について

    1月1日に当サイトに掲載した記事「紅白の“真の優勝者”は綾瀬はるかだった!? どこよりも早い全曲レビュー」(山口真木氏執筆)に対し、多くのご意見・ご批判を頂きました件につきまして、編集部よりご説明をさせていただきます。 まずは、当記事内にて批評対象となる出演者を「見ていない」「(曲を)知らない」とした記述について、音楽レビューサイトとして誠実さに欠ける内容であったこと、深くお詫び申し上げます。 結果として、多くの読者の皆様を困惑させたことは、編集部における記事内容の精査が不十分であったと反省しております。この内容を受け、筆者とも相談の上で、記事公開を取り止める運びとなりました。 リアルサウンドでは今回のご批判を真摯に受け止め、今後の記事内容に反映させていく所存です。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。 (リアルサウンド編集部)

    【お知らせ】1月1日掲載の紅白に関する記事について
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    nanaoku 2014/01/04
    あのライターからは物書く権利を永久に剥奪してほしい
  • 紅白の“真の優勝者”は綾瀬はるかだった!? どこよりも早い全曲レビュー(1/3) - Real Sound|リアルサウンド

    新年あけましておめでとうございます。 突然ですが「第64回NHK紅白歌合戦」、全曲目の感想をなぜか急いで書きます。 ご覧になっていた方も、録画してこれから観るという方も「どこよりも早い全曲レビュー!」ってことなので、どうぞ慌てて読んでください。 1. 浜崎あゆみ 「INSPIRE」 歌詞がひどく平凡で「ブログに書いておけばいいんじゃないのかな」と思うレベルですが、かつて中傷の対象だった歌唱力が如実に復調しているように思えました。一時代を築いた大スターに対する感想とは思えませんが率直に「歌がうまいな」と思いました。歌い終わったあとの「ありがとうございましたっ」という挨拶が体育会系で清々しかったです。 2. Sexy Zone 「Sexy平和Zone組曲」 一曲一曲を知らないのにブツ切りにメドレーにされているから正直よくわからないのですが、キャッチーで、あとルックスがめちゃくちゃ可愛い

    紅白の“真の優勝者”は綾瀬はるかだった!? どこよりも早い全曲レビュー(1/3) - Real Sound|リアルサウンド
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    nanaoku 2014/01/01
    よく聞いてない曲でも印象だけのレビューを書くクソ記事
  • AKBグループ激動の2013年 相次ぐ卒業や峯岸騒動をどう乗り越えてきたか - Real Sound|リアルサウンド

    2013年も残すところあと10日を切り、今年の出来事を振り返るニュースが賑わい始める昨今だが、アイドルシーンは東京女子流の武道館公演に、GEMのメジャーデビュー、紅白歌合戦にレコード大賞などなど、年末年始も休むことなく動き続けている。ただ、2013年がどんな年だったのかを総括しなければ、来年の展望も見えてこない。ということで、今回は当コラムでも多数取り上げてきたAKB48グループの2013年を、ちょっと早めではあるが時系列を追って振り返ってみようと思う。 1月には、小木曽汐莉、平松可奈子、桑原みずき、原望奈美らSKE48から8人の人気メンバーの卒業が発表。4月にはSKE劇場で、それぞれの卒業公演が行われた。今回の卒業は初期から支えるメンバーが多く、第一期のSKE48の終了と捉えるファンも多かったようだ。彼女たちに贈られた「それを青春と呼ぶ日」はリアルドキュメントの48グループだから生まれた

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    nanaoku 2013/12/23
  • AKB48「ヘビロテ」はなぜクセになる? 亀田誠治と森山直太朗が“弱起”の効果を解説 - Real Sound|リアルサウンド

    音楽プロデューサーの亀田誠治がJ-POPのヒット曲を分析するテレビ番組『亀田音楽専門学校』(NHK Eテレ)の最終回が12月19日、午後11時25分より放送された。 この番組は亀田が校長、小野文恵アナウンサーが助手を務め、毎回様々なアーティストがゲスト講師として出演する全12回の教養番組。最終回のテーマは「弱起は強気」ということで、ゲストには前回に引き続きシンガーソングライターの森山直太朗が出演した。 この手法が使われている例として亀田は、安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE」、平井堅の「POP STAR」、いきものがかりの「ありがとう」を挙げた。弱起とは音楽用語で、メロディーがその小節の1拍目以外から始まること。『拍』には強い拍と弱い拍があり、1拍目を強拍、それ以外の拍を弱拍という。弱起とは強拍にむかうメロディーの束のことをいうのだ。 『弱起は強気』その1:弱起と歌詞の関係

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    nanaoku 2013/12/21
  • ジャニーズが独自に進化させたミュージカル その半世紀に及ぶ歴史をたどる - Real Sound|リアルサウンド

    2011年9月に「最も多くのショーをプロデュースした人物」としてギネスブックに掲載されたジャニー喜多川氏。2000年からの10年間で8419公演ものショーをプロデュースしたというから驚きだ。彼らにとってコンサートと並んで重要なショーのひとつであるミュージカル。ここではジャニーズとミュージカル、その密接な関係を振り返ってみたい。 ミュージカルの起源をたどると、18世紀にフランスで生まれたオペラ・コミックまで遡る。歌以外にも台詞を含むことが特徴だったオペラ・コミックはヨハン・シュトラウス2世によってオペレッタと呼ばれる台詞と踊りのあるオーケストラ付きの歌劇へと発展。19世紀末にヨーロッパで最盛を極めたオペレッタはやがてアメリカへと渡り、ジャズやブルース、ゴスペル、タップなど現地の文化と融合。ニューオーリンズで行われていたショーとなり、ミュージカルが誕生したと言われている。 このような過程を経て

    ジャニーズが独自に進化させたミュージカル その半世紀に及ぶ歴史をたどる - Real Sound|リアルサウンド
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    nanaoku 2013/11/20
  • ジャニーズのダンスはどう進化してきたか その独自性を支えるキーパーソンたち - Real Sound|リアルサウンド

    歌って踊れるアイドル--今ではアイドルを語るものとして一般化したこの言葉も起源を辿るとジャニーズに行き着く。しかし彼らのダンスは他のアイドル、例えばヒップホップをベースにしたEXILEのダンスや韓流スターのそれとは明らかに毛色が異なる。女性アイドルの可愛らしさ、親しみやすさを全面に出した振り付けとも違う。彼らのダンスにオリジナリティを与えているものは一体何であろうか。 ジャニーズとダンス、それを語る上で欠かせないのがミュージカルの影響である。高校時代にロサンゼルスの「アーニー・パイル・シアター」でアルバイトをしており、様々なステージを目の当たりにしていたジャニー喜多川氏。帰国後に地元の少年たちを集めて「ジャニーズ少年野球団」を結成、メンバーとともに鑑賞した映画『ウエスト・サイド物語』に感動したことがきっかけとなり「このようなアメリカン・エンターテイメントを日にも広めたい」という思いからジ

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    nanaoku 2013/11/13
  • FMラジオから歌が消えた? 音楽よりもトークが多く放送されるようになったワケ

    長らく音楽リスナーの貴重な情報源であったFMラジオ。バグルスが「Video Killed the Radio Star(ラジオスターの悲劇)」をリリースしたのは1979年。テレビ音楽番組の台頭によるラジオの地位低下を憂いた曲であったが、その後も良質な音楽を得る術、とりわけ新譜をいち早く視聴できるメディアとして、FMラジオは重要な役割を担ってきた。しかし今、そんなFMラジオにある変化が起きている。 現在、東京で聴取できる民放FM局はTOKYO FM、J-WAVE、InterFM、それに神奈川のFM YOKOHAMAと埼玉のNACK 5、千葉のbay fmを加えた計6局。しかしいずれのチャンネルにダイヤルを合わせても、聞こえてくるのはパーソナリティのトークが中心で、音楽は申し訳程度に添えられているだけ。新譜情報やレコメンドミュージックといったコーナーの多くは姿を消し、なかにはお笑い芸人をパー

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    nanaoku 2013/10/20
  • 横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」

    90年代、Hi-STANDARDのギター・ボーカルとしてパンクブームを牽引した横山健。現在はBBQ CHICKENSやソロ名義のKen Yokoyamaとして活動をするだけではなく、PIZZA OF DEATH RECORDSの代表取締役社長として、若手バンドの発掘・育成にも力を入れている。今やインディーズ界のトップランナーとなった彼は、混迷する昨今の音楽シーンについてはどのように捉えているのだろうか。ロングインタビューの前編では、CDが売れない現状と、その中でのレコード会社が担う役割まで、ざっくばらんに語ってもらった。聞き手は、3年前にもレーベル運営について横山健に取材した経験を持つ、音楽ライターの石井恵梨子氏。(編集部) ――以前、音楽業界が危機的状況だ、我々はこの先がない斜陽の産業にいるんじゃないか、という話をしたのが2010年の夏でした。 横山:もう3年前なんだ。当時はほんと「この

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    nanaoku 2013/10/17
  • 「まるで洋楽」というレベルを超えた、Perfumeと中田ヤスタカの挑戦 - Real Sound|リアルサウンド

    Perfumeの2年ぶりとなるオリジナルアルバム『LEVEL3』は、EDMへと大胆に振り切った方向性、つまり「洋楽のような」音作りで話題になっている。こうした楽曲は日ではマニアックで一般に受け入れられにくいものだとされており、Perfumeの楽曲をプロデュースし続けている中田ヤスタカが、いい意味で「思い切った」アルバムを作ってのけた、という意見が見られるようだ。そしてそんなアルバムが初週16.5万枚を超すヒットを記録したことにも驚きの声がある。 しかし、この「まるで洋楽」みたいな紋切り型のホメ言葉というのは、実に退屈である。なぜなら、そうした文句というのは邦楽が国際的に異端であるという前提に立って語られるものである。そして土着の芸能界システムと渾然一体となった日のヒットチャートに、「まるで洋楽」のような際だった音楽を送り込むことは挑戦的であり、啓蒙的ですらあるというわけだ。しかしつまり

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    nanaoku 2013/10/11
  • 「GLAYチョップ」もすっかり定着 波瀾万丈の90年代組の中で、GLAYが長寿バンドとなったワケ - Real Sound|リアルサウンド

    GLAYは1988年に結成され、YOSHIKIプロデュースのもと、鳴り物入りでメジャーデビューしたものの、(当時としては)セールスは振るわず、3rdシングル『彼女の”Modern…”』以降は佐久間正英プロデュースになり、96年の『BELOVED』で大ブレイク。音楽評論家の市川哲史が「性善説ニューミュージック」と称したように、いわゆるヴィジュアル系的な非日常的な世界観ではなく等身大の歌詞が大衆の心をつかみ、その後もミリオンヒットを連発。「国民的バンド」の位置を不動のものとした。しかし、当時おなじく一世を風靡したLUNA SEAや黒夢らと違い、わかりやすいフォロワーが生まれていないのも特徴である。 その理由はビッグヒットを連発したあと、玄人ウケする難解な音楽性に舵を切るロックバンドは少なくはないが、GLAYは何百万枚を売った後でも、GLAYとしての王道を追求し続けたからではないだろうか。7月2

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    nanaoku 2013/08/15
  • なぜBUMPは「国民的バンド」になれないのか - Real Sound|リアルサウンド

    BUMP OF CHICKEN『BUMP OF CHICKEN I [1999-2004]』(トイズファクトリー)ジャケット画像 00年代以降を代表する日のロック・バンドと聞いて、真っ先に彼らの名を思い浮かべる人も多いだろう。メジャーデビューから13年、沢山の熱心なファンを抱え、音楽シーンに大きな存在感を持って君臨するBUMP OF CHICKEN。ファンにも愛され、ミュージシャンや評論家からもその音楽性を高く評価され、数々の大型タイアップにも恵まれ、順風満帆のキャリアを重ねてきたバンドだ。 しかしここでは、あえて今のBUMP OF CHICKENに「足りないもの」について考えたい。バンドが次のステップに向かうために乗り越えるべき「壁」について書こうと思う。 はっきり言ってしまうと、果たして彼らがMr.Childrenやサザンオールスターズに匹敵するような「国民的バンド」になっていないの

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    nanaoku 2013/07/23
    よく言えば芸術家肌、悪く言えば引き出しが少ない
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