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ブックマーク / globe.asahi.com (3)

  • 履かずに売買、まるで株式 膨れあがるスニーカー転売ビジネスの実態、アメリカで見た:朝日新聞GLOBE+

    「ファミリービジネス」としてスニーカーの転売を手がけるサンティアゴ・メヒアさん(中央)と家族=テキサス州、真海喬生撮 待ち合わせ場所に指定された貸倉庫は、高速道路にほど近い丘の中腹にあった。アメリカの南部、テキサス州のダラス近郊。4月上旬、午後4時を過ぎたが、気温は30度を超え、生暖かい風が吹いている。 駐車場に止まった1台の大型SUVから、大柄な男性が降りてきた。強い日差しに、男性が履いているナイキの白いスニーカーがまぶしい。 「エア ジョーダン 4 レトロ」。売買サイトで8万円を超えて取引されている人気の品だ。 この男性は、サンティアゴ・メヒアさん(41)。テキサスを拠点にスニーカーの転売で生計を立てている。「会えてうれしい。家族も連れてきたよ」 握手を求める男性の後ろで、車からや子どもたちも降りてきた。みんなカラフルなスニーカーを履いている。貸倉庫に入ると、白いシャッターで閉ざされ

    履かずに売買、まるで株式 膨れあがるスニーカー転売ビジネスの実態、アメリカで見た:朝日新聞GLOBE+
  • 「メディアリテラシーは誤用されている」 フェイクを見抜くよりも大切なこと:朝日新聞GLOBE+

    法政大学第二中・高等学校で行われたメディアリテラシー授業。「情報を発信してみる」がテーマだった=2020年2月、川崎市中原区の同校で ■バレンタインデーの贈り物禁止? 新型コロナが流行する直前の今年2月10日、川崎市の法政大第二中・高等学校で、中学2年約220人を対象に、メディアリテラシーのワークショップが開かれていた。授業を準備したのは、筆者が現在所属するスマートニュースメディア研究所。当時、筆者は同研究所に入社する前だったが、見学させてもらった。国語の時間を使い、約40人のクラスごとに行われた。 この日は、「情報を発信してみる」がテーマ。だれでもスマホなどを使って、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどのソーシャルメディアで、情報を発信できることを意識した授業だ。 その前月には、世界のメディアリテラシー教育の動向に詳しい法政大学キャリアデザイン学部の坂旬教授が、同じ生徒たちに

    「メディアリテラシーは誤用されている」 フェイクを見抜くよりも大切なこと:朝日新聞GLOBE+
  • 「みんなの文化を尊重」かえって溝広げた? 「多文化主義」問い直すヨーロッパ:朝日新聞GLOBE+

    色づき始めた秋の森を抜け、波静かな入り江を渡り、スウェーデンの首都ストックホルムの中心部から郊外電車で30分ほど走ると、コンクリートの団地群が姿を現した。低所得の労働者が暮らす街ボートシルカだ。人口の約55%はシリア、アフガニスタン、インドなどからの移民やその子どもたちで、国籍は160にも及ぶという。 8月、ここで深夜に犬を散歩させていた12歳の少女が射殺され、社会を揺るがした。近くでは毎晩、武装した移民系若者らによると見られる発砲音が響いており、流れ弾を受けたと考えられた。一帯の治安は数年前から悪化し、「行けない地域」(no-go zone)と呼ばれていた。 コンクリートの団地が並ぶボートシルカの街並み この事件にとりわけ衝撃を受けたのは、ボートシルカで住民の交流の場となってきた「多文化センター」だった。問題を深刻に受け止めたスタッフのミカエル・モールベリさん(56)は、移民の代表者とと

    「みんなの文化を尊重」かえって溝広げた? 「多文化主義」問い直すヨーロッパ:朝日新聞GLOBE+
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