[ソウル 22日 ロイター] -韓国の現代グループHYGR.ULは22日、系列会社の債務水準をめぐる 懸念緩和に向け、金融子会社3社の売却や他の措置を通じて3兆3000億ウォン(31億1000万ドル) 超を調達する計画を明らかにした。 同社の声明によると、現代証券(003450.KS)などが売却される。 現代グループの系列会社は利益率が低下するなか、不採算の現代商船(011200.KS)を支える圧力が 強まっているほか、韓国産業銀行(KDB)など債権銀行からの借り換え圧力にも直面している。 世界的な海運セクターの低迷を背景に、現代商船の1─9月の純損益は3456億ウォン(3億2567万ドル) の赤字となった。2012年、2011年も赤字だった。 現代グループは声明で「われわれは2014年上期まで十分な資金があるものの、市場の懸念を緩和するため 予防的かつ自主的措置を編み出した」とし、今後は