日経エレクトロニクスに、こんな記事が載っていました。 一眼レフが抱えるブレ問題,その深刻さが明らかに - 日経エレクトロニクス ユーザーが頻繁に使うシャッター・スピード(露光時間),例えば1/60秒において写真の実質的な解像度は,ミラーとシャッターの衝撃によって1/4以下に低下していた。2000万画素で撮っても実は,最高でも500万画素ほどの解像度の写真しか撮れていないことを意味する。 これを読んだ人は、深く考えずにこう思ってしまいそうです。 ・2000万画素あっても意味ないんじゃね? ・500万画素で十分なんじゃね? ・ってか、ミラーのないミラーレスのカメラ最強じゃね? と。 でも、この記事の実験環境を細かく見てみると、今回の結果はある特定の条件のみでしか意味をなしていないことがわかります。 その実験環境とは、通常の撮影方法とは違う、特殊な環境でした。 この実験での撮影条件 こちらのペー
一眼レフお薦めの単焦点レンズ考 友人が新しいレンズの購入を考えているということで Twitter でちょこちょこ会話した勢いで、少ないながら手持ちレンズと経験からのお薦めレンズを考えてみた。 ちなみに以下はまったく 35mm 判フィルムカメラベースでの話。 APS-C サイズ / DXフォーマットでは事情も違うはず。 現役で使っている一眼レフ用レンズは以下。 Ai AF Nikkor 35mm F2D Ai Nikkor 45mm F2.8P Ai Nikkor 50mm F1.4S Ai AF Nikkor 85mm F1.8D Ai AF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF) Ai AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D AT-X 280 AF PRO って、まあ語るほどもっているわけでもないわけだけれど。 28mm 28m
カメラ・メーカーが困惑している。問題の深刻さを,白日の下にさらす測定ツールが登場したからだ。開発したのは,簡便で的確な手ブレ補正効果の測定法を生んだ電気通信大学 電気通信学部 情報通信工学科 准教授の西一樹氏の研究室と谷電機工業。問題とは,一眼レフ・カメラが内蔵するミラーやシャッターの動作に起因する像のブレである。 あるカメラ開発者は言う。「これほど大きな問題とは全く認識してなかった。まだ追試や検証をしていないが,本当だとすれば正直,参った」。 1/60秒では解像度が激減 西研究室らの測定ツールの適用結果によれば,ユーザーが頻繁に使うシャッター・スピード(露光時間),例えば1/60秒において写真の実質的な解像度は,ミラーとシャッターの衝撃によって1/4以下に低下していた。2000万画素で撮っても実は,最高でも500万画素ほどの解像度の写真しか撮れていないことを意味する。さらに,ミラーアップ
富士フィルム・ FinePix F200 EXR 凝った使い方をしようとすると、めちゃくちゃ難しいカメラだけど、しかし、その難しいことをやろうと思わないで“カンタン自動撮影モード”でカメラにおまかせして撮れば、ほかのコンパクトデジタルカメラなんぞ「おとといこいっ」と言うほどに良く写る。 「EXR」はフジが新開発したCCDの名称で、正式には「スーパーCCDハニカムEXR」という。EXRは Extreme から作った。従来のスーパーCCDハニカム「HR」の、革新的な新バージョンと考えればよいだろう。あれやこれや、他社が使用するCCDとは相当に違うところもある。CCDを形成する一つ一つのフォトセンサーにはB・G・Rそれぞれのフィルターが被さっているのだが、このフィルターの配置も異なるし、フォトセンサーの「カタチ」も違う。これにより、従来のCCDに比べて、「解像力」と「ダイナミックレンジ」と「感度
富士フィルム・ FinePix F200 EXR 繰り返すけれど、ほんと、使いこなしの難しいコンパクトカメラだ。機能を“天こ盛り”しすぎているからだろうか。だから、このF200EXRをうまく使いこなそうとするなら、とにかく自動撮影モードを活用しカメラにお任せして撮るのがイチバンだと思う。 F200EXRには、露出モードとして、「完全オートAE」、「EXR AE」、「プログラムAE(P)」、「SPシーンポジションAE」、「ナチュラルフォトAE」、「高感度2枚撮りAE」、そして「マニュアル露出(M)」モードなどがある。この中で、ぼくがおもに使用したのはP/MモードとEXRモード。で、そのモードを選んで、さて、F200EXRの“ウリ”の機能を使ってみようとすると、これが思ったようにウマくいかんのだ。 “ウリ”の機能とは、「4つのEXRモード4種類」 ―― EXRオート、高解像度優先、高感度低ノイ
富士フィルム・ FinePix F200 EXR フジは、ムカシから内蔵フラッシュの調光制御がウマかった。フィルムカメラの時代には「DP(デジタル・プログラム)方式」とよんでいたフジ独自のフラッシュ発光コントロールを搭載していた。 このF200 EXR以前の機種は、DP方式をさらに進化発展させた「iフラッシュ」を搭載していて、たとえばライトアップされた建物を背景にして人物フラッシュ撮影するときの定常光とストロボ光とのコントロールが絶妙でウマかった。 ところで、ハナシは少しワキにそれるけど、「定常光」というのは、ストロボ光は瞬間的に光るが、太陽光や電灯光などは常時“光って”いるので、ストロボなどの瞬間光に対してそれらを定常光とよび習わされるようになった。ストロボ撮影でもっとも難しいのが、この瞬間光と定常光の制御バランス。基本的な制御方法は、瞬間光の光量コントロールは絞り値でおこない、定常光の
何度かこのブログでも触れていますが、ミニデジのネックな部分の一つがバッテリーです。昨今のデジカメでは使わないCR2リチウム電池を使うので、入手先やコストの問題があり、以前にネットで見つけた中国製のCR2充電池を購入して使っていました。 その後、やや不安定さなどを感じつつも大きなトラブルもなく使っていたのですが、ここ2、3ヶ月で、4本購入したCR2充電池のうち3本が相次いで寿命(?)を迎えたり、壊れたりしたので、別のCR2充電池を探してみたところ、以前に探したときにはなかったCR2充電池を発見!これがかなりイイカンジなのです。 売っていたのは、「電池プロ」さん。電池のプロ、分かりやすいです(笑)。 ただ、以前に買ったCR2充電池と違い、説明がほとんどないです。。 「CR2」とも「リチウムイオン充電池」とも書いてはあるのですが、 見出しには大きく 「PENTAX ist、*ist、EfinaT
ペンタックス・K-m + DA15mmF4 Limited 落とすと、カラン、コロン、とアルミ材の金属音のするレンズキャップ。その裏側の目立たないところに柔らかな植毛布が貼り付けてある。キャップをしたときにキャップ裏側が15mmレンズの表面に触れるわけでもない。あたりまえだが反射防止のためでもないし、ムダといっちゃあ、こんなムダなもんはない。非合理的な植毛布。 だが、しかしですぞ、たかがレンズキャップの、その裏側に丁寧に植毛布が貼り付けてあるのを見るだけで、ものすごく贅沢な気分になる。たったこれだけのことで、とても良い写真が撮れそうな幻想をいだく。ペンタックスはムカシから、こうした人の心をくすぐる術があって、それがうまい。 そしてもう1つ、たかがレンズキャップのごときに、でありますが、うーむソコまでやるか、とうならされたことがある。レンズキャップのおもて面にPENTAXのロゴが控えめに刻印
ニコン・D60+AF-S DX VR 18?55mmF3.5?5.6G このD60のフォーカスモードには、AF-A、AF-S、AF-CのAFモード、そして手動ピント合わせのMFモードが用意されている。カンタンに言えばAF-Aはカメラが自動的に被写体の様子を判断してAF-SやAF-Cに切り替わるもの。微妙に風に揺らぐ花などをAF-Aモードで撮ろうとすると「被写体が動いている」とカメラが判断してAF-Cに切り替わってピントがふらふらしてしまうこともある。 AF-Sというのはピント優先AF。静止した被写体向きのAFだ。ピントが合わないとシャッターが切れない。そしてピントが合うとその時点でAFロックできる。AF-Cはシャッターチャンス優先AF。動く被写体の移動にあわせてピントを合わせ続ける。動体を撮影するためのAF。ピントが合う合わないにかかわらず“いつでもシャッターが切れる”、のがAF-Cモード
welcome to VQ1005 | Genie III world → VQ1015/2005 も含みます VQ1015 R2 vs VQ1015 ENTRY 比較(2010/8/1) VQ1015 R2 vs VQ1005(2006)比較(2010/7/4) VQ1005 ストーリー(「はじめにお読みください」風) はじめに 付属物注意点 バッテリー(電池)注意点 電源 ON 注意点 撮影直前~スライドさせろ ファインダー~被写体確保 フォーカス~ピントを合わせる 光をくれ 電池消耗時は何かと不便(っぽい) ★ タイムラグ(再重要項目) 保存について ムービー~動画撮影機能 携帯性 最後に which do you like?(他のデジカメ/デジタルビデオとの比較) VQ1005/Genie III ユーザーサイト (2009/10/31 更新) VQ1005/Genie III ユ
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