マイクロソフト Windows Embedded ビジネス ジェネラルマネージャーのケビン ダラス氏 マイクロソフトは14日、パシフィコ横浜の会議センターにて、記者向けに「Windows Embedded CE 6.0 R2」の発表会を開催した。これまで提供されてきた組込機器向けOS「Windows Embedded CE 6.0」をバージョンアップしたもので、同社が掲げるサービス指向型デバイスを実現するものとし、開発期間の短縮や機能の拡張といった面に加え、VoIPによるビデオ会議、シンクライアント機能、ブラウザ、追加可能なフォントエンジンといった強化ポイントが解説された。 また、新たなコミュニティ向け施策として、同OSとハードウェア、ソフトウェア開発環境をパッケージにした「SPARK」が発表され、200ドル以下のプロフェッショナル以外でも購入できる価格帯で提供されることが明らかにされた。