国立天文台は2012年のカレンダーの基になる暦要項を、1日付官報で発表した。うるう年のため2月29日があるほか、秋分の日(祝日)は9月22日となる。秋分の日が9月23日以外になるのは33年ぶり。連休は5月3〜6日の4連休が最大。 また、日本では5月21日朝に全国で部分日食が起き、このうち関東以西の太平洋側では金環日食となる。6月4日夜には全国で部分月食が起きる。 金環日食は太陽の手前に月が入り、太陽がリング状に光って見える現象で、国内では25年ぶり。6月6日昼には全国で金星が太陽の前を横切る現象が起き、8月14日未明にはほぼ全国で金星が月に一時隠される現象も起きる。11月14日の皆既日食は日本では起きない。 12年の春分の日(祝日)は3月20日、夏至は6月21日、冬至は12月21日。 【関連記事】 〔写真特集〕太陽と月の神秘 日食 〔写真特集〕宇宙の神秘 コズミックフォト