デザイン負債を適切に解消することは、組織の俊敏性とプロダクトの品質を高めることにつながるよ!というエピソードです。いつかあなたが悩める日が来たとき、思い出していただければ嬉しく思います。 今回はクックパッド・デザイン推進部での活動事例をもとに「デザイン負債」について向き合ってみたいと思います。全3部作のnoteで、第1弾はマネジメント、第2弾はデザイン、第3弾はエンジニアリングの観点からお届けします。この記事は倉光 @transitkix によるマネジメント編です。 デザイン負債とはデジタルプロダクトにおけるデザイン負債とは、歴代のプロダクト開発者たちの無数の改善活動の果てに生まれるもの、または時の流れや技術発展により相対的に生まれるものです。 負債にはいくつかタイプがあって、ざっくり発生レイヤーで分類すると目に見える「表層」と目には見えない「構造」の2種類があります。 長年運用されてきた