イヤホンをバランス接続する場合はケーブル交換で対応する。いわゆる“リケーブル”だ。もともとは高級イヤホンの断線を修理するための仕組みだが、素材の違うケーブルやバランス接続対応ケーブルへの付け替えにも利用できる。特に、複数のメーカーが採用するMMCX端子のイヤホンだと、バランス接続ケーブルの入手や付け替えが楽だ。近年、バランス接続対応の高音質DAPが増えているのは、リケーブルを楽しむ層が増えたことも後押していてる。 今回は「SHURE SE215」(同1万600円前後)のケーブルを、「NOBUNAGA Labs PREMIUM 雷切」(同9500円前後)で使用した。イヤホンでバランス接続を楽しむ場合の入門的な組み合わせだ。 クリアブルーのイヤホン「SHURE SE215」のケーブルを、元のケーブル(写真右)から、白いバランス接続対応ケーブル「NOBUNAGA Labs PREMIUM 雷切」